スイッチング電源のノイズ対策?

平成21年の4月、HFの無線機を買い換えたが電源が内蔵されていないため手頃な値段のスイッチングの安定化電源を買ったものの、受信時の
ノイズが多くて聞こえないのが不満で買い換えるのもシャクだし何か方法は無いものかと調べたところ、トロイダルコアが効果が有りそうという結論
になった。

以前はパソコン等で使う分割式のフェライトコアが有ったのだが、使わないので処分したのか見つからず。

仕方無いので太田市のハムショップまで行ってトロイダルコア(アミドンのFT-240-43という外径が60ミリの大きい物で2,500円)を買って直流側
(無線機の電源コード)に入れて10回くらい巻き付けてみた。(プラスとマイナスを分けず一緒にしてグルグル巻き)

効果は周波数にもよるが7MHzは9+だったノイズが殆ど0に減少。今までは何も聞こえなかったのが普通に聞こえるようになった。

1.9MHz帯は周波数によって出る所と出ない所が有る。3.5MHz帯は変化無く9++のノイズで使用不可能。

アンテナはロングワイヤーで無線機のM型コネクターから直接、接続しているからノイズを拾いやすいのかもしれないが...

10MHzから上は問題無さそう。しかし、中波帯は影響を受けるようで変化なし。もう少しカットオフ周波数の低いコアを使うのも手かもしれない。
もっとも、この無線機は中波の感度はアッテネーターが外せない仕様みたいで意味が無いかもしれないが..

あるいは直流のラインフィルター等も効果が有るかもしれない。


左にあるダミーロードは大きさの比較用

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