コメットの移動用ポールCP-60L

コメットの移動用ポール CP-60L
左手前は「ふみたて君」用のアダプタ(MCB-Pのパイプ)

平成17年9月、それまで移動用にはフジインダストリーのFSP-505かマルドルの5.3m物を使っていたのだがフジインダストリーのは重いし、
マルドルのはお手軽だが強度的に不安なのとポール自体が回ってしまうなどの不満が有り、コメットのCP-60Lという6m物を買おうか迷った結果、買ってしまった。

太田市のハムショップで買ったが売値は18,000円。

最上部はカタログによると26ミリとなっている。
内径20ミリの塩ビパイプ用のキャップ(内径約25ミリ)では僅かに太くて入らない。
ヤスリで最上部のポールを少し削ってみたが嵌まらず、塩ビのキャップの内側を削って対応しようかと思ったが工具が無くて削るのに手間が掛かるため断念。
(前回、25ミリパイプ用の内径32ミリくらいのをフジインダストリ用に削ったが手間が掛かる割に思うように行かず断念した経緯が有るため、今回は早々に 諦めた)
このあたりは25ミリとか32ミリとか標準のパイプと同じ太さに統一して貰いたいもの。
そうすれば塩ビパイプ用の物が流用できて非常に便利なのだが..

それと下の「石突き」の部分。これが無ければ私の車のトランクに横にして楽々入るのだが、石突きの部分が邪魔で入れるのに苦労する。
(カタログでは1.49m)とりあえず「ふみたて君」という台を持っているため、無くても困らないと思ってこの部分を外してしまった。
(ネジ2本で留まっているだけ)そうしたら、底が無くなったため中のパイブを押さえる物が無くなってしまい上部のポールが下に突き出て脱落する虞が出てきてしまった。
早々に何か底の部分に取り付けて代用しなければ...
しかしながら、これの内径が約39ミリ、外径が約41ミリのため合うものが中々見つからないで困っている。


下部の石突きの部分、黒丸は水抜き穴
(もう少し短くても良い)

どうも、このメーカーは狙い(設計)は悪くないものの、細かい所のツメが甘い気がする。
こんなものは石突きの部分も含めもう少し仕舞い寸法を短くすれば軽自動車のトランクにでも入ると思うし検討しても良かったのではないか?
(フジインダストリのFSP-505は仕舞い寸法が1.2mと短い)
「ふみたて君」に取り付けて立ててみたが、やはり細い分だけ強度的に不安が残る。
下で揺らすとかなりしなってくる。
このあたりはフジインダストリーのに比べても一回り細い仕様なのて仕方無いが、風の強い時等はステーを取った方が無難だろう。
あまり大きくて重量の有るアンテナを使うのは避けた方が無難なようだ。ステーロープを取るツバの部分のネジ穴が小さく、ロープが付けづらい。
もう少し大きめのツバにしても良かったのではないか?
現在はステー取り付け用の金具というか針金のような物を物色中。  
ふみたて君(パイプは太いアダプタに変えてある)
ふみ立て君(アダプタは元の太さ)でギリギリ

なお「ふみたて君」だが現在は2になっている。私の持っているのは昔のタイプのため、念のためショップで聞いたらポールが太くなっているとのこと。
変換用のパイプ(MCB-P・定価3,900円)が有るとのことで買ったが、結論から言えば元のままのパイプでも問題無く使える。
(太さ的には充分だが回り止めの蝶ボルトが付属のだと長すぎて余ってしまうくらいなのでホームセンターで15ミリ長の物を買って交換した)
変換用のパイプは元の物に比べてパイプの入る部分だけが太くなっており、重量もビックリするくらい重くなっている。
私の感想としてはCP-54(3段で伸長5m)を使わなければ古いタイプでも充分に使えると思われる。
(強度は保証されるか不明だが..)

今回、久々に「ふみたて君」を出してみたが、つくづく思うことはタイヤで踏む部分の長さの長いこと。
車に載せるのに邪魔になってしまう。もう少し短くても良いのだが...今のは改良されているのだろうか?
いっそのこと金鋸で切り詰めてしまうおうかと思っている。このあたり、大いに不満。

使い勝手はピンとリング締めで特に不満は無い。気のせいか一番上を仕舞う時に少し固いというか動きが渋く感じるくらいか?
ピンは仕舞うときに指で押さえれば簡単に凹む。ただ、この時にリングも緩めておかないと下がらないので注意すること。
一番上のパイプは26ミリと細いため椅子に使うゴム足を買って来て取り付けた。
これによって自作の50MHz用ロータリーダイポールや逆V用の塩ビパイプの25φ用が上手く嵌まるようになった。

一番上のリングは使用頻度が高いとネジがバカになってしまって締まらなくなる。
材質がアルミか判らないがヤワで、なんとも締まらない話。


ふみ立て君で立てたCP-60Lと自作の50MHz用ロータリーダイポール

無線に戻る

最初に戻る