コメットのタイヤベース(ふみたてくん)

コメットのタイヤベース

タイヤベースだが、フジインダストリーのを持っているものの、お気楽移動に持って歩くには億劫。
そこで、たまたま行ったハムショップに有ったコメット製のタイヤベースを買ってみた。

組み立てはボルト3本。しかし、ポールを入れる筒を支える際に貫通しているのは下の1本だけ。
上の2本は筒を支えているだけで固定はしていない。筒に有る2本の蝶ネジはポールを押さえるためのもの。
筒を固定するボルトはワッシャと蝶ネジで留める。

筒の中にはポールに傷が付かないようにするためのアルミ板が入れられるようになっており、これは下を貫通するネジと一緒に貫通させている。
このアルミ板だが、実際に使ってみたところ、逆にポールを回した際にアルミ板の上の部分(角というか..)とポールの接触する部分にキズというか筋が付いてしまった。ネジが直接当たってキズが付かない様にしたつもりが、逆に違う所にキズが付いてしまったという、「気が効いているようで間が抜けている」。
これは使うポールとの相性でケースバイケースかもしれないが..もう一工夫有っても良かったのでは?
キズが気になる人はアルミ板の角の部分にテープを貼るかゴム板を当てる等した方が良いだろう。

ネジの取り付けが1本しか貫通していない件だが、これは片側のネジを外しておいて、ポールを引き起こして立てることが出来るようにしてあるためだが、そのために上部は固定されていない。このため、強度的に不安が残る気もする。
(多少の隙間が生じるため、若干の角度調整?が可能というのも有るが...)

仕上げは亜鉛メッキのドブ漬け。使ってみた感じでは強風や大型のアンテナでなければ5m程度のポールなら、自立可能かも? 5月4日にT−ZONEで出している3段で5mのポールを使ったが、引き出すのに立てたままだと苦労した。
(このポールは2mくらい有るため、立てたままだと伸ばし辛い)この時、ポールを倒して引き出した後で引き起こして立てたが、この機能は重宝した。

しかし、気になったのはタイヤで踏む部分の角というか末端の溶接部にバリが出ていること。注意しないと手等を切りそうで一寸、気になる。
もう少しキレイに仕上げて欲しかった。価格は8,800円で実売価格は7,000円。

私の場合、組み立てるとトランクに収まらないというか、立てた状態ではトノカバーが閉められないのと、後席の下に置こうとすると意外と横の部分が邪魔になって具合が悪い。簡単に使えるタイヤベースなら、もう少し短くても良かった気がする。
フジインダストリーのよりはお手軽だが、使い勝手というか大きさとしてはイマイチで改良の余地が大。
個人的には横幅はもう少し狭くても構わないので小さくしてほしかった。

なお初期型のはポールを入れる筒の部分が細く、50Φ以上は入らないので改良型では上の部分が太くなった段付きの筒が別売された。

昨今はコメットの6m物のポールを使っているが、これなら旧タイプでも充分に使える。
現在売られている物は50Φのポールが入るように改良されているので問題ないが、オークション等で購入される場合は、この部分の太さに注意されたい。  

コメットのタイヤベース(ふみたてくん) タイヤベース(左は大きさ比較の為のB5サイズのログ)

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