モービル局設定


左側が144/430MHzのトランシバーTMG-733。
(現在の無線機はTMG-707)

98年の10月に車をフォレスターに入れ換えたため、新規設定と相成った。
(現在はインプレッサ、GD2のため変わっています)

マイクの取付
マイクは車で無線を始めた時に乗っていたのがMT車だったためハンドマイクでは危険なのでアドニスのフレキシブルマイクを買って使い、今も同じ メーカーのFX−5を使っている。
無線機類の取付に際して簡単な所からと言うわけでマイクから取り付けることにして、セオリー通りサンバイザーの止めネジ を外して共締めと思ったら、サンバイザーのネジ取付部分がパイプ状?になっておりマイクの金具の穴では小さくて入らず。

入れるにはマイクの金具の穴を広げねばならないが、限度を超えており強度を落とさずに広げることは不可能。
かといってサンバイザーに傷を付けるのも避けたいということで他の方法を検討した結果、運転席側には「手すり」というか「吊り革」風というか、握る把手が付いていない。
代わりにメクラ蓋がして有るので、これを外してみるとネジ穴が有り、大きさを計ると使えそうである。
たまたま手持ちのネジを入れてみたら合致したので、ここに共締め。
ネジは6mmだった。一点止めだと不安定なのでネジ山以外の穴も使ってと思ったが把手のツメか何かが入るものと思われ、ネジ山は切られておらず大きさは6mm以上なのでタップを切るにしても8mm以上となり実用にならないため諦めた。

無線機取付
今までならセンターコンソールのオーデイオの下のグローブBOXを使っていたのだが、今回はナビの付け場所が無くて指定席を奪われてしまったた め、仕方なくセンターコンソールの上に載せてみたがナビのモニターの陰になってナビを使うと見えないのと、手が届かなくなって使えないため他の方法を検 討。

座席のレールの止めネジと共締めするフレキシブル基台を買おうと思ってハムショップに行ったが、この手のは過去に使ったものの支持方法がベ ルトで締めたりして取付に難が有るのと、意外と高いので買わずに帰ったが、たまたま途中で寄ったホームセンターに同じ様な物が有り、こちらはお誂え向きの 様な金具が付いていたのでこれを買った。
メーカーはV・UHFの受信機を専門に出している「マルハマ」。

帰宅して付けようと思ったが金具に無線機が上手く付かない。ネジの関係で無線機(TM−733G)のパネル部分が当たったりして上手い具合に付かないのである。
色々と考えた結果、ホームセンターで金具を探してきて少し加工をして対応した。

ホームセンターで金具を物色していたらL型のが有り、これは厚みが2mm以上有って強度も充分なうえに3mmの穴がそれぞれ三カ所と二カ所 開いている物で、これの穴が小さいためリーマで広げたり無線機のパネルを取り付ける部分はネジ穴の間隔が狭いためヤスリで広げて対応した。
本体は座席の下に置くことも考えたが、以前のように両面テープで後ろのフロアトンネルの上に付けた。
強度的には不安も残るが今までの運転で取れてスッ飛んだことも無いので、そのままにしている。

結果は、ほぼ思い通りになったが、今までセンターコンソールに有ったためと、スピーカーがセンターコンソールの下に有って下から音が聞こえるため、ついつい操作時に手が下に行きそうになってしまう。

欠点はアームが長いため無線機のスイッチ類を押した場合に、少し動いて操作感に落ち着きの無いことである。
オプションでACコンセントを付けたのだが、これのインバーター(直流を交流に変換する装置)を助手席の下に付けられたのが一番の誤算だったかもしれない。
これが無ければナビ本体がオーデイオの下に付くことも無く、無線機の取付に悩むことも無かったと思うと残念である。
(あるいはナビを付けなければ良かった??)

スピーカーは本体内蔵の音が悪いためマルドルのHSP−DR1というのを使っていた。これは12Vの電源が必要だが、スピーカー単体でのボ リウム調整が出来るのと、デュアルバンド機で使用するために二個のスピーカーが内蔵されており、聞き分けが可能なようになっているが、実際にバンドの区別 をさせようとすると無線機本体のボリウムを上げてスピーカー側でボリウムを下げるという使い方になってしまい、イマイチである。
なお、このスピーカーに はボリウムの付いていないタイプ(HSP−DR2)も有る。

このスピーカーは山形に居た時に買った物なので、3年は使ったことになる。144/430を表示するアクリル板は前の車に乗っていた際に カップホルダーを使用する際に邪魔になるのと、片方のバンドしか聞かないため取り外してしまい、今は使っていない。
それとSSB等の振幅変調系を運用する とアンプに回り込んでしまうため取り外した。
(右下の写真の左側に見える物で電源はシガーライターから取っている)

現在はケンウッドのSP-50Bという楕円形?のスピーカーを使っている。これは高音がカットされているようで聞きやすく、音もまろやか。
これ以外にアンテナメーカーの高音をカットするタイプのスピーカーも使ってみたが、思った ほど高音の耳障りな音はカットされなかった。(分解してみたらコンデンサーが並列に入る構造になっていただけ)  

フレキシブルアームに付けた無線機(操作パネルのみ)
マルハマ製を助手席のシートレール取付ネジに共締め。
これはTMG-733で、現在はTMG-707を使用。

左の裏側、取付の様子。L型の金具(市販の穴明き)の穴を修正して対応している。
袋ナットの部分とパネル部のネジ穴の間隔が異なっていたためヤスリで修正した。

アンテナ取付
アンテナも車を買う際に、ワゴンでルーフレールが有れば簡単に取付られると思っていたのだが、これはルーフレールの形状が一般のRV車と違って棒状になっておらず、基台が容易に付きそうなのは前後のルーフレールをえぐった様な場所の四カ所のみである。
前に付けると同軸の引き込みがドアの前くらいしかなく?下手にやると雨の日に水が入りそうでパス。

結局、後ろに付けることにしたが、今まで使っていた基台では太さが合わず新規に購入することにしたが、何が付くか判らないので行きつけのハムショップで聞いたらコメットのを勧められ、(RS−850)イマイチ気に入らなかったが買った。
ついでに同軸もコメットの、細い部分が1mの長さで全長が4mのにした。
個人的には同社のアンテナは あまり好きではないが、同軸は種類も豊富だしケーブルもロスが少なそうな気がするため使っている。 (今までは全長が2mで細い部分が0.5mという必要最小限度で、引き込みは前後のドアの間から入れていた)

アンテナは車高が高くなったため、電動で可倒式のも考えたが電源線やスイッチが必要になって面倒なので止め、マルドルのSHG−1100CCという、下部にバネの付いた1mものが安く売っていたので、これを買った。
(全長1.1m。144/430MHzで利得は3.5/6.0dBi)
使ってみた感じでは必要以上に揺れてQSBが増えそうだが、障害物に当たった場合には柳に風で衝撃を吸収してくれそうなので揺れについては目をつぶって使っている。

HF〜50MHz用にマルドルの変角基台PRM−Lも買ったが、これは調整可能箇所が多いのは良いが逆に使いづらいというか調整・位置決めがしづらい気もする。
ルーフレールに傷が付かないようにゴム板を巻いたせいかHFのアンテナのように長い物を付けると、少しグラグラする感じで不安定になり、走行は怖い気がするため停まって無線をやる時だけにしていたが、最近別の物に交換。

ダイヤモンドK515
マルドルが思ったより使い勝手が良くなかったため購入。写真手前側はナベ小ネジとナットを使って締めつけ。
反対側はナベ小ネジで締めつけ、ナットは使っていない。ナベ小ネジは長短の2種類・4本付属。  

左側に付けたマルドルのルーフレール基台
(現在はダイヤモンドに交換)

右側に付けたコメットのルーフレール基台
(現在はダイヤモンドに交換)

DIAMONDのルーフレール基台K515

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