IC-P7使用雑感
IC-P7の本体とバッテリー、裏蓋
IC-P7にバッテリーをセットしたところ
底面、充電器用の端子付き


チャージャーに本体をセットしたところ


平成18年の5月、今まで持っていたTH-F7ではアマチュアバンド以外は中波を除き感度が悪くて使い物にならないのでIC-P7に興味が有り、伊奈町のハムショップで触ってみた感じでは良さそうだったので行きつけの北本のハムショップに連絡して購入。値段もロクに聞かずに頼んでしまった。数日後、 メーカーから直送で届いた。

早速使ってみた感じは

受信感度
受信機のIC-R5よりは劣る感じ。中波放送はバーアンテナ内蔵のIC-R5較べないがとは較べようが無いかもしれないが、やはり厳しい。
NHKやTBSくらいまでは聞えるものの文化放送辺りになると厳しい。AM放送から999.990MHzまでの広帯域レシーバー内蔵。(一部の周波数帯を除く)

FMも地元のNACK5は充分聞えるが、それでもIC-R5に較べると劣る感じ。
ハムバンド以外の感度も今一つ。IC-R5で聞えていたエアーバンドも局によっては聞こえない。

音質
スピーカーで聞く感じではソニーのポケットラジオよりも聞きづらい感じ。(あまり良くない)

電池
リチウムイオンの電池で、本体に内蔵した後で付属のチャージャーに入れてから付属のACアダプターまたは別売のDCアダプタターを接続して充電する。フル充電に掛かる時間は2時間40分程度とのこと。

送信出力
必要最低限の144MHzが1.5w、430MHzが1wと物足りない気がする。ローパワーは各々100mwと微弱。
外部電源を接続しても、これ以上のパワーは出ないのが物足りない。一応、ハイパワーとローパワーの切替も可。
(FUNCを押しながらPTTを押すと切り替わる)

コールチャンネル
バンド切替を押しても変わらず、ダイヤルで変更する。(C0とC1)これはバンド切替に連動させて欲しかった。
長く押し続けるとスキャンモードになる。

SQL
押すとスケルチが解除される。スケルチが閉じて聞こえないような弱い信号を聞く際に便利かも?
押しながらツマミを回すとスケルチのレベルが変えられる。
FUNCキーと一緒に押すとアッテネーターのON/OFF。この状態で長く押すと各種設定が変えられる。

ボリウム調整
初期設定ではボタンで行う。個人的にはツマミの方が使いやすい。
設定でツマミとアップダウンのボタンの機能を入れ換え可能だが、出来ればボリウムのツマミも独立して欲しい。
(FUNCボタンを押しながらアップ、ダウンどちらかのボタンを押せば切り替わる)

メモリー
1000チャンネル有り、受信マニアにも充分か?プログラムスキャンエッジ、オートライトスキャンも含めると合計で1250cH有り。メモリーはセットしたい周波数を選んだ後でV/Mキーを押し続けると記憶される。

バンド切替
バンドを切り替える。ただしハムバンド以外にも変わるので144から430に切り替えるのは時間が掛かる。
FUNCキーを押しながらだと周波数ステップの変更、この状態で長く押すとキーがロックされ誤操作を防止する。
(ボリウム以外はツマミも無効)

設定
ノーマルモードと拡張モードが有り、慣れないと戸惑う。

スピーカー端子
マイクとスピーカー兼用で1個しかない。ハンドマイクを使う場合は専用の分岐ケーブル(別売のOPC-782)が必要。

操作性
一つのキーに複数の機能を割り当てているため普段使わない機能は取説を見ないと判らない。

アンテナ
コネクターはSMA。付属のホイップの長さは11cm。

消費電流
受信時80mA。比較的大食いとの意見有り。送信時は最大150mA。

バックライト付き
緑色のバックライト表示。表示部とキー部が照明され暗い所で見やすい。

トーンスケルチ付き
個人的には、あまり使わないが仲間内の待ち受け等に便利だろう。

バッテリー
1800mAと比較的大容量。リチウムイオンバッテリー。

北海道の人に売却。

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