ハムログからコンテストログ作成するソフト・HLTST

平成16年の1月、8年ぶりに埼玉コンテストに参加しTHCLISTで普段通りハムログから電子ログを作ろうとしたら
エラー。
変だな? と思ったらハムログが4.55以降、マスターデータの形式(バイト数)が変わったとかで、それが 原因らしく、自分ではログ作成のソフトの修正も出来ないし、かといって4.55以前のバージョンに戻すのも億劫。
同様にXLCON12もダメだった。

他に無いものかとNETで検索したら、これが有ることを知り使ってみた。作者はJO2HPO 鈴木さん。
ドネーションウエアとのことで気に入ったらドネーション(寄付)をして欲しいそうだ。

ファイルはLZH形式で圧縮してあるため解凍する必要が有る。私はハムログのHP(http://www.hamlog.com/)から
ダウンロードしてきたがVectorあたりでも探せば見つかるかもしれない。

解凍すると実行形式(EXE形式)のファイルが出来るので、これを実行するとインストールされる。

インストール先は指定しない限りはprogram Filesのフォルダ内にHLSeriesフォルダが作られ、その中にHLTSTというフォルダが作られて、その中にインストールされる。

起動するにはWindowsのスタート、プログラム、HLSeries、HLTSTの順にクリックするか直接Hltstm.exeをショートカットに設定しておけば良いだろう。

起動するとメニューが出るので、初めて使うにはコンテストの設定をする。各項目を設定し終わったら「保存終了」を
クリックする。

データの選択も必要なら設定する。

データの整理と印刷を実行する。整理とチェックは「バンド毎に整理」と「ミックスバンド」(マルチバンド)の2種類が
有るので必要な方を選んで実行する。マルチバンドでもバンド毎にチェックしたい場合は「バンド毎」が良いだろう。
ただし、バンド毎でチェックした場合にサマリーに反映させるには全てのバンドを実行する必要が有る。

バンド毎の場合は、初めての場合「新規選択開始」をクリックする。重複交信のチェックが必要なら「重複交信チェック」をクリックする。
マルチの集計とログシートの印刷が必要なら「マルチ処理・印刷」をクリックする。
印刷は印刷しない選択も可能。マルチの処理は「マルチ整理」をクリックする。その後で「印刷」をクリックする。
印刷をクリックしないと反映されないので注意すること。なお印刷しない場合は「印刷しない」にチェックを入れてお けば良い。

マルチの設定はメニューの「コンテストの設定」に項目が有る。
JCC/JCGや手入力等が有り、各種のコンテストに対応が可能。埼玉コンテストの場合、マルチは町村番号が郡
番号の後に付くため、そのままでは処理出来ないが、マルチ1を「無し」、マルチ2を「スペース区切り」に設定してok
となった。(マルチ3も「無し」の設定にする)

このあたりはHELPに書いてあるかは不明。(HELPを読まない人なので(^^;;))

サマリーシートの印刷は、印刷をクリックしないと電子ログの作成が出来ないので要注意。印刷しない場合は「プレビュー」にチェックを入れておけば良い。
実際に印刷をしない状態でも電子ログは作成される。(サマリーを実行しないと電子ログは作成されない)
印刷する時は「プレビュー」のチェックを外す。
プレビューにチェックを入れた状態では印刷されないので要注意。
データの修正等をEXCELでも行えるが、それにはHLTSTWXLを実行する。

電子ログで提出する場合はHLTSTのフォルダ内に自分のコールサインの後にJARLの名前のフォルダが作られ、
その中にコンテストの設定で設定したコンテスト名でテキストファイルが作られるので、それをメモ帳等で開いてから全部コピーしてメールに貼り付ければ良い。

コンテスト名称の設定は有るが、THCLISTのようにコンテスト毎に設定が自動で変わる訳では無いので注意が必要。
(前回の設定そのままでコンテスト名称だけが変わったファイルが作られる)

詳しい使い方はHELPを見れば、大体判ると思う。

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