ハムログ

ハムログの入力画面(DOS版)
 
正式名称は[Turbo HAMLOG]といい、埼玉県在住のJG1MOU 浜田さんという人が作ったアマチュア無線の業務日誌管理ソフト。
MS−DOS版(DOS/V用とPC−9801用の2種類有り、98用はパッチを当てればFMR/TOWNSでも使用可能)とWindows版が有る。

私はPC-98用にパッチを当てた(JG1VMD 合田さんという人が対応して下さっていた)FMR/TOWNS版を使用していました。
Windows版も最初の頃に一度だけ試しに使ってみましたがDOS版と使い勝手が大幅に違い、馴染めなかったので、しばらくはDOS版(DOS/Vも)を使用していました。

もともとパソコンを使おうとしたキッカケ自体がログ(無線業務日誌)の整理に有ったので...
FM−7を使っていた頃にはBASICのランダムファイルで自分なりのデータベースを作った時期も有りましたが、今と比べると遅いし漢字入力がネックで実用にはなりませんでした。

その後、PC−98用に「アシストカード」という当時としては安いカード式のデータベースソフトを買い、必要なデータだけを入れて管理し、やがてFMR用のアシストカードが出た時点でFMRに移行しました。

アシストカードでの管理を続けていたのですが、ある時、会社の無線クラブの関係でJH7KUK 目黒さんという方に「ハムログ」が良いと言われ、さらに「データを変換してあげるから」と言われ、お言葉に甘えて乗り換えました。
 
私の使い方というのはログを全て入力するコンピューターロギングではなく、QSL交換(約束)をした局のデータのみ入力してJCCやJCG等のアワード申請を容易にするための管理データとして使用しています。
そのため通常のQSOではJARLのログに手書きで、QSLの発行も殆どが手書きです。
最近は国内コンテストが殆どなのでコンテストログのデータを取り込んで管理しています。

QSOする局数自体が少ないのと、プリンターが即時に使える環境に無かったので...
(平成13年末にキャノンのBJS−300という機種に買い替えてからは場所を取らないので使えるようになりましたが..)

ですから「ユーザーリスト」、「JAALL.EMS」(現在は配布されていない)等のデータは一切使用していません。
一番最初にWindows版を使った時には入力がし辛かったので、有れば便利かという気にはなりましたが...)

当初、ユーザー登録もしたのですが、初めての相手から『ハムログユーザーですね』と言われ、リアルタイムで使用しているわけでは無かったので、そう言われることが段々と苦痛になった。
それと、たまたまQSOを聞いていたら『ユーザー登録をしておけば(相手が)一々(コールや名前の)入力をしなくて済む』と言っているのを耳にし、そういう目的のために登録するというのは私の本意ではないので削除してもらいました。
中には初対面の相手に対してして『○△市の○×さんですね 』等と言う人が居たらしく、作者がそういう使い方はしないようにと注意していました。
ユーザー登録はソフトを使わせて頂いていますという意志表示のつもりでしたが、実際は前記のような人が多い?みたいなので..)

たしかに多くの局数とQSOする人にとっては入力は少しでも少ないに越したことは無いですが、このあたりは考え方が違いますので...
所詮、趣味なんだから自己満足でしかないし、効率を云々しても仕方無いと思うので。
価値観の違いですが個人的には多くの局とやっても記憶に残らないのでは楽しくないと思うようになってきたので、コンテスト以外では局数は二の次にしています。

2000年のニューイヤーパーティーの際に今までDOS/V版のハムログを使っていたのだが、かな漢字変換がやりづらい(普段Windowsで使用しているIMEが使えないため)Windows版を初めて使ってみた。
その結果は以前使ってみたバージョンより格段に使い勝手が良くなったので乗り換えた。

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