99年ハムフェア

’99年の8月20日(金)に休暇を取ってハムフェアを見てきた。今回は初めての横浜ということで行ってみた。

場所は桜木町駅から歩いて15分程度の所にある『みなとみらい21』の一画の「パシフィコ横浜」という所。

行ってみた感想は交通の便はまあまあ。ただし熊谷からだと以前の晴海や有明のビッグサイトより遠い。
駅からはバスも出ているし、途中までは動く歩道も有る。

前日、横浜に泊まって横浜観光のついでに行った。時間を持て余し、8時半ころホテルを出て他に行く所も無くゆっ
くり歩いても9時10分頃には会場に着いてしまった。

一階に降り、入場券を買う。一般は1500円だがJARL会員のため割引で1,200円。しかし、三日間有効とはい
え1,500円は高いと思う。普通の展示会だと1,000円前後だし、内容的に3日間も見るものも無いし。
500円くらいの1日券が有っても良い気がする。

イベントとか特別局の運用を行わず、展示だけ見ようと思う人間には高い料金に思える。

感想
JAIA(メーカー)のブースが寂しい。出展しているメーカーもケンウッド、ヤエス、ICOM、スタンダード、アルインコ
JRC、第一電波(ダイアモンド)、北辰産業(マルドル)、コメットのみ。販売店等のコーナーにTASCOやアルインコ
ミニマルチ、ミズホ通信、マキ電機、日高電機、ワカマツ製作所(タワー)、クリエイトデザイン、AOR等々...
日高はアンテナを展示しているだけでカタログさえも見当たらない雰囲気だった。マルドルに行ってスピーカーの件
でクレームを言ってみようかとも思ったが、思い出すのも気分が悪いし会場に居る人間も直接関係無い人間だと気
の毒なので止めた。

JAIA各社も不況を反映してか昨年あたりまで見られたカタログ配りが無く、欲しい物だけ持って行っておくれと言っ
た雰囲気。グッズはおろか袋さえ配ってなかった。

袋をくれたのはJARDや関東受信環境クリーン協議会あたりか? あとは函館総会の準備委員会?が観光パンフ
レットを配っていた程度。関東受信云々は「うちわ」とかシャープペンまでくれたのと、放送局のベリカードも置いて
いたので貰ってきた。(地元埼玉のFM局のNACK5のステッカーも有ったので頂いてきた)

新製品は、ざっと見た感じではICOMがIC−756PROなる固定機を出していた。ケンウッドはモービル用の機械を
置いていたが仕様等、詳細を見てくるのを忘れた。ヤエスやスタンダードは無かった気がした。
JRCは参考出品としてデジタル受信機とリニアアンプを置いていた。

自作品コーナーも見なかったし、中古無線機も無線機自体欲しいとも思わないので見もせず。
ある場所でTRIOのDライン(TX−88D,9R59D)、ヤエスのFT−200等といった懐かしい無線機を目にした程
度。もちろん、FT−101やTS−520といった、それなりの機種も見掛けはしたし、コリンズを並べている所も有っ
た。

個人的に見たのは東名電子の電鍵とか、ミズホのコーナー。ミズホは6mのダイポールが5,000円とは一寸高い
気がして買わず。ミニマルチの移動用の2エレは場所を取らず、組み立てもエレメントにネジが切って有って容易に
組み立てが出来そうで、もう少しよく見てくれば良かったかと悔やまれる。結局、買ったのはCQ出版社で電波法令
集(抄録)のみ。

クラブのブースではSAGAMI−NETがハムログのデータから地図上に位置を表示するソフトの紹介をしていた。
GPCではTNCを使わないパケット通信のシステムを展示していたようだ。最近はパケットもあまり興味が無くなって
きたので現用のTNCかパソコンが壊れたら足を洗おうかと思っているくらいなので、詳しくは見て来なかったが..
以前に比べるとパケット関係のソフト等を扱うクラブも減った気がする。

NIFTYのFHAMだけはCWの会議室でコールを目にするOMが居たので挨拶をしてきたが、それ以外は寄らず。
前は通ったものの、フリーマーケットだと声を掛け辛い雰囲気でパスしてきた。

モールス教室で送信のテストをしてもらったら電鍵のバネ調整が固く、思うように叩けず冷や汗と恥をかいて逃げて
きた。
 

ICOMの新製品IC−756PRO

ケンウッドの新製品?
JRCのデジタル受信機NRD−371
参考出品

ダイアモンドのブースは写真を撮ろうとしたらコンパニオン?のお姉さんは柱の陰に隠れてしまった。(^^;)

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