ダイヤモンドの移動用のダイポールアンテナDP−7Rだが、ロッドアンテナの中間にローディングコイルの入ったV型のもの。
1.7MHz〜40MHzまで使えるバランが標準で付いている。
コイルは標準で付いているのは7MHz用で、ロッドアンテナの長さを調整することで10MHzにも対応する。
定価は15,800円だが、購入価格は12,700円だった。
その他に別売で14MHz〜18MHzに対応するDPC14と21MHz〜29MHzに対応するDPC21の2種類のコイルが有り、値段は各々5,800円。
その気になればロッドアンテナの代わりにワイヤーを接続してフルサイズのダイポールにすることも可能とのこと。
上はバラン、中は7/10MHz用コイル
下から2番目は14/18MHz用コイルと短いエレメント
下はバランとコイルの間に入る長いエレメント
入力は15W(SSB)、全長は3.6mで重量は480g。
バランと接続される長いエレメントは伸長が1m、コイルの先に付いている短いエレメントは伸長60cm。
ダイポールとはいうものの、水平ではなく120度くらい、上向きに角度が付いている。
使ってみた感じはロッドアンテナのわりにはガタ付きが無い。
ポール等に縛りつけた場合付け方が悪いと向きが固定出来ずに動いてしまう場合が有る。
短縮率が大きいためか飛びは期待出来そうに無い。
結局、平成13年のオールJAで一度使っただけで平成14年の2月に神奈川県座間市の局に売却した。
SWR1.5以内の帯域
(バンド) |
SWR1.5以内の帯域
(周波数) |
エレメント1cmあたりの
変化量(KHz) |
エレメント長(長/短) |
7MHz | 18KHz | 36KHz | 最長/555mm |
10MHz | 10KHz | 165KHz | 最長/163mm |
14MHz | 56KHz | 100KHz | 最長/435mm |
18MHz | 52KHz | 280KHz | 最長/195mm |
21MHz | 140KHz | 125KHz | 最長/530mm |
24MHz | 150KHz | 250KHz | 最長/317mm |
28MHz | 140KHz | 410KHz | 870/205mm |
29MHz | 140KHz | 410KHz | 870/190mm |