アルインコ受信機(DJ−X3)
DJ−X3の表・アンテナは短くても良い気がするけれど..
DJ−X3の上面・アンテナはSMA
DJ−X3の裏面・充電用の端子が有る。
ベルトクリップ付き

平成14年2月、普段は受信機(ハンデイタイプのレシーバー)は使わないのだが、会社で年に一度の電気設備の法定点検の際に業務用のトランシーバーを使っており、台数が少ないことから、その内容が判れば仕事の進み具合が把握出来て便利と思って購入。

伊奈町のハムショップに行って見たらメーカーは何処でも良かったのだが、ヤエス(スタンダード)のVR−150は高いし、手頃な値段のアルインコにした。
本当は薄型のが良かったのだが無かったので、これになった。購入価格は19,800円+消費税。トリプルスーパーで感度は最も良い。
30〜550MHzで−3dbμ以下。選択度はAMが−6db時に12KHz以上、FMが30KHz以下。低周波出力は220mw以上。大きさは56×102×23(単位mm)で重量は145g。(バッテリー、アンテナを含む)

使ってみた感じは アンテナはもう少し短くても良い気がする。標準で付いているのはいかにも無線機ですという感じで今一つ。表示は液晶でバックライト付き。Sメーターも付いているが、目安程度。(db表示や数字による表示は無し)

スキャン機能有り。音質はまあまあ聞ける。(トランジスターラジオ並み)、何故かステレオ受信可能。
(WFM=FM放送のみ)電波形式はAM/FM/WFMに対応。

ボリウムとスケルチは周波数変更用のツマミを押して回すとボリウム、もう一回回すとスケルチ になるという面白い仕組み。
ただAMを聞く際に枕元に置いて聞いてみたらボリウムが00と01の間が無く、微小な音で聞こうと思ったら調節は困難。
(他の 周波数帯なら問題無いかもしれないが、たまたまNHK第一放送で信号が強いためかも?)

メモリーchは多いが、出荷時に設定してあるのは殆どが盗聴周波数とか官公庁関係。所謂マニアの周波数?
アマチュアバンドはV・UHFのメインchのみ。

周波数の早送りは1MHzと10MHzの2種類。
周波数のステップは5/6.25/8.33/10/12.5/15/20/25/30/50/100/AUTOから選択して設定可能なので聞く周波数帯が決まっているなら、それに合わせたステップで設定が可能。
音声反転秘話機能に対応。(私は必要無いけど..)

電池はニッケル水素が標準で付いており充電器も標準で付属。ただしフル充電には10時間掛かる。
(3.6〜6V仕様)

普通の乾電池を使いたい場合は別売のケースを買う必要有り。バッテリー切れを考えると電池ケースくらいは付けてくれた方が親切というもの。
(バッテリーマークが出るとしばらくして電池切れになって使えなくなる)と書いたが、よくよく見たら電池ケースは標準で付いていた。
単三乾電池を3本使うタイプで、その分ケースの厚みは出てしまうが、立てた場合の安定性も悪くはないし出先で電池切れになっても乾電池を買えば済む話しなので問題ない。
電池ケースが標準で付いているのを見落としていて、ハムショップに買いに行ったら在庫切れとのことで店員曰く、『標準で付いていますよ、なんなら他のを上げましょうか?』と言われてしまい、帰宅して確認したら箱の下の方に隠れていた。(^^;)

ベルトフック(ネジで止める必要有り)とストラップが付いている。

スケルチを強制的に開くMONITORスイッチ付き。外部の電源使用可能。(DC4.5V〜16Vまで)
自動で電源が切れる設定有り。
(30/60/90分と無しの4種類の中から設定可能なのでスリープタイマー代わりに使える)
バッテリーセーブ機能。(5分以上信号が聞こえない場合は自動で電源を切る。無しの設定も可能)

AMは内蔵のバーアンテナ・12MHz以下の短波帯はアンテナ内蔵なのでアンテナが無くても受信可能。
他に設定でイヤホンをアンテナ代わりにも使える。(12MHz以上の周波数帯とのこと) 盗聴器発見機能。

取説と登録済の周波数のメモ帳?が付属。
複数台有る場合にメモリーや設定をコピーするクローン機能が有る。(イヤホーンジャック同士を接続する必要有り)

キーロック機能。周波数を誤って変更してしまわないようにロックすることが可能。ポケットに入れたり持ち運び時にダイヤルに触れたりして周波数を変えてしまうことが有るので、有ると便利な機能。

短いアンテナを使えばラジオ代わりに持ち歩くのに便利そう。ただし周波数帯を確認して買わないとFMラジオ等の周波数帯は対応していなくて感度が低く使えない場合が有るので注意が必要。
欲をいえば、もう少し本体の縦の寸法が短くても良いかもしれない。

新たに周波数をメモリーする方法が取説を見ないと判らなかった。出来れば取説を見ないでも出来るような簡単な操作にしてほしいもの。

充電はACアダプタの端子を付属の簡易充電器にセットして行う。使う場合は電池ケースの側面の溝が合うようにレバーを調節してから嵌め込む。
最初、取説を見ないで取り付けたら端子が均等に当たらず、変だと思って取説を見たら溝に合うようになっていた。
付属のバッテリーは1の位置で合う。3.6Vで500mAの物。

バッテリーケースは充電用の端子が露出しているため金属に触れるとショートの虞が有るので別売のソフトケースを買った。
ESC−37という物で購入価格は1,800円だった。
簡易充電器
(前後の幅が下のレバーで3段階に切り換え可能)
ケースに入れたDJ-X3
標準添付の電池ケース
標準添付の電池ケースを
装着したところ

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