(電波法令集)

 電波法令集(4穴で紐綴じ)

電波法令集の中身

追録(改定部)

何も書くことが無くなってきたと思っていたら「電波法令集」の追録が届いたので、これ幸いと書いてみます。
アマチュア局の場合は平成21年より電波法令集及び抄録等の備え付けの義務は無くなりました。

アマチュア無線の場合は「日本アマチュア無線連盟」で出している「電波法令集抄録」を持っていれば良いのだが、これの場合は当然ながらアマ チュア関係しか載っておらず、それ以外は資料が無いため東京まで行って買い求めてきた。
業務用の無線に従事した経験は無いものの、資格だけは最低限度(一 陸特と四海通)所持している関係も有って、調べものをするのに必要だったためである。

法令集は「電気通信振興会」(現在は情報通信振興会)という所で出しており、本部は豊島区駒込に有るのだが文京区湯島に関東支部が有り、こちらの方が行きやすいため、ここで買った。
電波法令集は「電波法」関係と「放送法」関係の2冊に分かれている。

以前は1冊で済んでいたそうだがページが増えたため今のように2分冊になったそうである。
装丁はA5サイズ?で紐綴じになっており4穴である。
「加除式」といって変更の有った部分を差し替える方式のため新規に買い替える必要は無いものの、差し替えが必要であり意外と手間がかかる。
(追録を送ってもらうには登録が必要で、一度登録すると取り消しの申し出をするまで半永久的に送ってくる)
代金は一緒に振込用紙を同封してくるので、送料を含めた金額を郵便局で払い込むか銀行振込みをする。
一冊めは「電波法」関係で一番最初は「日本国憲法」から始まり、「法律」(電波法)、「政令」、「省令」の順になっている。
二冊めは「放送法」関係で、我々のようなアマチュアには、あまり縁は無いかもしれないが、「付録」として「航空法」や「船員法」、果ては「政見放送」にかかる、「公職選挙法」だとか「著作権法」まで載っている。(抜粋だが)

値段は平成9年1月の時点(追録9・平成8年6月版)で6,500円だった。
厚みは2冊合わせて10cmは有るだろうか...写真の物は「電波法令集」の”2”で「放送法」の関係である。

今回の追録11版は1,920円で送料は400円。削除枚数は合計で253枚、追加は272枚である。
私は加除時に面倒なので「電波法」関係のみB5のファイル(両開き)を使用し、4穴の内の1番上と下から2番めの穴を使用して綴じている。
追録は年に2回程度届き、代金は二千円前後だが差し替えに結構、時間が掛かる。
(平成11年4月は368ページの差し替えが有った)

しかしながら、これは「電波法令集」のため、「告示」が載っていないので、告示の部分は「詳録」を別途購入して使用している。

平成16年の10月には本邦初のCD-ROM版の電波法令集も発売された。これは印刷された電波法令集の中身をそのままPDF化したもの。
大きな目次?はhtml形式で入っておりWindowsパソコンで使用出来る。
使い勝手は今一つ。やはり紙で見た方が見やすい。場所を取らないという意味では良いが..  
平成16年に発売されたCD-ROM版の電波法令集
CDは1枚のみ。中身はPDF形式で閲覧できる

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