XLCON12E.xls

ハムログからコンテストログを作るソフト(マイクロソフトEXCEL使用)
平成13年10月10日 加筆

ハムログのバージョン4.55以降はデータ形式が変わっているため使用不可のもよう。要注意。

コンテストをバリバリやっている訳では無いのだが、やっていて面倒なのが重複チェックとログ書き。
私の場合、紙(JARLのコンテストログ)に手書きしたものを後で清書して出している。

当然?ながらマルチ計算も人力のため、局数が増えると億劫。
何か良い方法が無いかと考えていたが、ZLOGやCLOGといった専用ソフトは使い方が判らず×。
たしかに機能は多いのだが、初心者にはマニュアルを読まないと入力方法さえ判らず使い物にならない。

そんな時、 ニフテイのFHAMのデータライブラリを眺めていたらハムログからエクセルを使ってコンテストログを作る
ソフト(エクセルのマクロ)が有り、早速落として使ってみた。名前は「XLCON12E」で、作成者はJE9MJC山中さん。  

必要な物はハムログWinの4.31以降。それとHAMLOG32.DLLおよびTHDLL2VB.DLLをWindows¥Systemのフォルダにコピーする必要が有り、これをしないと動作しない。(同梱されている)

使い方はハムログで当該コンテストのログ部分のレコード番号の最初と最後をメモしておいて、それを処理の時に入力する。

具体的にはXLCON12Eを起動するとエクセルが起動され(エクセルは97以降が対象とのこと、私は2000だが問題無く動作)メニューバー(画面の上)に有る「コンテスト処理」−>「新規処理」−>「一括処理」の順に実行。

なおハムログでコンテスト用にデータを入れる場合はRemarks1の欄に相手のナンバー(RST以外),(カンマで区切る)自分のナンバー(これは後でエクセルのセルに直接入力で一括処理でも可)を入力する必要有り。

たとえば相手が5915Mと送ってきて、自分が5913Lの場合はRemarks1に「15M,13L」と入力する。
そうするとエクセルに取り込んで処理した場合に相手のナンバーがRS(T)の後に15Mが追加されて「5915M」 のように自動的に入力される。
同様に自分のナンバーもRS(T)の後に13Lが追加されて「5913L」のように自動で入力される。

サマリー・ログシートは見本が付いているので、これのコールや氏名・住所等を自分用に変える必要が有る。
コンテスト名称も毎回、修正の必要が有るので注意が必要。

ログは電子メールで送ることも可能で、ツールバー?(画面の上)の「コンテスト処理」をクリックして実行するとファイルを保存する場所を聞 くので好きなフォルダを指定後に好きなファイル名を付けて保存する。
そうすると電子メール用の形式のサマリーシートとログシートが出来上がるので、これを メールの作成画面に貼り付けて送ればOK。
(添付ではなく本文に貼り付ける)なお、これもサンプルが付いているがコンテスト名や住所・氏名等の設定は自分用に変える必要が有る。

重複チェック、マルチ計算等もエクセルならでの自動計算で世話無し。
コンテストをバリバリとやるのではなく、私のように呼びに回る人間には必要にして充分なソフトだと思う。
なおログシートは1枚に60局まで印刷する。(JARLのログ用紙は50局分)用紙サイズはA4。

このソフトだが、私の使っている「ノートンパーソナルファイアウォール」と相性が悪いらしく、最近(2001年)まで気がつかずにいたのだがデータが化けてしまい何が原因か判らず。
EXCELのバージョン(2000)か、はたまたハムロ
グのデータが壊れているのかと疑った。
(コールサインの一部で検索すると途中までしか拾わない、件数を1万
件とかしても数百件しか拾ってこない、データは問題無し)
平成13年の10月、全市全郡のログを出す際に同様に
文字化けで悩まされ、ふと思い立って上記のソフトの常駐を外してみたところ問題無く変換した

この原因が判るまで原因が判らず、出来上がったデータを手で修正してメールでログを提出していたため、局数によっては手書きの方が早いという笑えない結果になっていた。ソフト同士のバッティングには注意が必要。

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