(無線・アンテナ関係)


2020年3月24日・誤記修正及び加筆

・旭精工は撤退。何時頃かは検索しても判らず。昭和50年代か?

・TET(タニグチエンジニアリングトレイダース)も何時の間にか撤退。HB9CVやスイスクワッドがメイン。

・マスプロアンテナ(マスプロ電工)はテレビやFMのアンテナは作っているがアマチュア無線からは撤退している。
社史を見ると大昔はアマチュア用の通信機も作っていたようだ。

・マルドルの北辰産業は平成20年3月で倒産。

・アンテンは業務用のアンテナメーカーだがアマチュア用も一時期は作っていた。社史によると昭和49年10月〜
(平成21年1月からNECアンテンに社名を変更)

・他にはアラキだとか有山工業(現在はアンテナ工研?)、DXアンテナなんてメーカーも参入していました。

・ダイヤモンド(第一電波工業)は今や古参のアンテナメーカー..

・コメットはアサヒが無くなってから出てきたメーカー。

この業界もアマチュア無線の衰退とともに参入や撤退が有ります。




開局当時使用していた旭精工の50MHz用5/8λGPのAS−6HG
昭和50年頃

50MHz編
AS−6HG(アサヒ)

最初に買ったアンテナは旭精工という、今は亡きメーカーのAS−6HGという50MHzの5/8λのGPだった。
長さが3.3mで利得は3db程度。重量は2Kg。説明書を見ないで組立てたため寸法が全然違っており、SWRが下がらず原因が判るまで悩んだ。もう30年以上も前のことであり、今なら笑い話だが..価格は7,000円。  

LA−064(ルソー)
これはGPに嫌気がさしたのと、もっと遠くとやりたくて買った。GPのラジアルが4本で専有面積が3m×3mなので、これと同等の大きさ (ブームは3.5m)ということで買った。
重量は4Kgでエレメントは真ん中に1本で両端から1本ずつ入れる3本継ぎタイプ。エレメントの接続部は絞ったスエージングタイプとかいうもの。
しかし、これの接続がパイプ同士を圧着するタイプで、一度組み立ててしまうと分解・組み立てを頻繁にするには向かないタイプだった。利得は8.1db。

無調整ということで寸法通り組み立てるだけで面倒な調整を必要としないというのがウリだったが、給電部は防水処理等を考慮していない設計で同軸に水が入ってしまいイマイチだった。
エレメントの位置は固定されておらず説明書通りに寸法を測って取り付けが必要。ブームは3分割。
このメーカーもアンテナから撤退し、一時は電動タワーの広告出していたが現在は風の便りにも聞く事は無い。
2年ほど使ったが、現在の場所に引っ越してアンテナを立てる際に倒してしまってエレメントを折って、3エレにして使った後でマスプロと交換した。価格は13,200円と当時としては高 めだった。


ルソーLA-064(50MHz 4エレ)
昭和50年〜51年頃

50T−4(マスプロ)
「ヤスプロ」と陰口を叩かれたメーカーである。安いことでは他を圧倒していたが性能はイマイチ。(利得は6.9db)
カタログに「ウソは無い」と書いていたが、妥当かもしれない。

ルソーがダメになって代わりに買った。ブームは3.3mを2分割で接続金具で留める。重量は4Kgでブームを下から支えるステーが付いていた。
エレメントは2本を真ん中で止め、ネジは蝶ネジ。 エレメントの位置はブームに貫通したネジで金具が留められ、位置決めの必要はない。
エレメントはデイレクターの長さが同じで先端は潰してあり、水抜き穴が開けられていた。エレメントは太いが重いし金具は安物の亜鉛メッキ?で 錆びやすくてイマイチだった。
給電部は今は珍しい部類のガンママッチ。給電部の防水処理はしっかりしていた。
(ゴムキャップおよび自己融着テープが付属)インピーダンスが当時は75Ωも有ったため、50Ωと75Ωの切り換え設定が有った。
(バリコンの角度を調整してインピーダンスを合わせる)クリエイトのCL−6DXにするまで使用した。価格8,200円。廃棄。  

TSQ−6(タニー)
トヨムラ(現在のT−ZONE)で売っていたスクエアロー。半波長のダイポールを変形させてループ状(四角)にした物と思えば良いだろう。水平偏波で無指向性というのがウリだった。
値段が2千円くらいで売られていた時に買ったが、SWR特性が52.5MHz付近に同調しており、 調整してもSSBの周波数帯等の下の方に合わせることは不可能だった。
(エレメントが短かかったと思われる)マッチングはガンママッチ。ろくに使わずに廃棄。  

CL−6DX(クリエイト)
元祖ロングジョンの改良(改悪?)版。初期のロングジョンはブーム長が6.4m程度も有る立派な物だったが、私が買った時代のは公称5.8m で実測は5.7mしか無かった。
利得は13dbでブームは3本接続。 本当はルソーの6エレを買うつもりだったが注文したハムショップでなかなか入荷せず、仕方なく在庫の有ったクリエイトにした。
重量は5.5Kgだがブームも長く取り付けに苦労し、冬場は風が怖くて下ろしていた。さすがに4エレと比べるとサイドの切れや利得も有り、ビームを実感できた。
マッチングはUバランとスタブで無調整。エレメントの位置は説明書を見ながら寸法を測って取り付けるが、角度に注意しないとエレメントの水平が出ず見栄えが悪くなった。Uボルトが錆やすい物で塗装して使った。当時の価格は 16,800円。群馬県館林市の局に譲った。  

CL−6A(クリエイト)
94年の春にCL−6DXの給電部の線(バランからの線)が切れたのを機会に大きな(現在のレベルでは大きくないが..)アンテナはメンテし づらい のでダウンサイジングで5エレにした。ブーム長は4mで重量は4.5Kg。
利得は12db。やはり6エレに比べるとサイドの切れ、利得は落ちるが冬場の安心感は上である。
このアンテナを買った時に近所の無線仲間と会って、「移動用ですか?」と言われてしまった。
まさか6エレを使っている人間が5エレに変更するとは思いませんから...
平成20年の2月に引っ越すまで使用したが、引っ越し先で使う予定も無いことから引き取り手を探したが見つからず、廃棄処分。  

CA−52HB(コメット)
2エレのHB9CV。ブーム長約0.8m,重量0.9Kgと小型・軽量。利得は6.3db。移動用に買い、合計2本買った。山形で買った物は 地元の人間に譲ってきた。
長いエレメントを外せば給電部はそのままでトランクにスッポリ入るので重宝していた。給電部のショートバーは面倒なので目玉クリップを2個組み合わせて使っていた。それとマストクランプのネジもナットから蝶ネジに変えて移動に使いやすくしていた。
金具はステンレスで好感が持てるが、マストクランプのネジがナットというのは、この手のアンテナの用途を考えると何だかチグハグな気がする。
(同じメーカーでも4エレは蝶ナット仕様だったし..)給電部のM型コネクターは絶縁物が無いため中心導体が開いて接触不良を起こしやすかっ た。価格7,800円。車に載せるのに意外と場所を取るのと、組み立てが億劫になって神奈川の局に譲った。  

CA−52HB4(コメット)
4エレのHB9CV。ブーム長3.2m,重量が2.1Kgと軽い。これは車がハッチバックだった頃に買って使った。
インテグラに乗っていた頃はブームを金鋸で3分割に切断してアンテナのマストを接続する金具で接続していた。
これは給電部の後ろの部分にマストクランプを付け2エレとしても使えるようにしていた。
それ以外のエレメントも給電部以外は長い状態を同様に 金鋸で2分割にしてエレメントの取り付け金具で挟み込む形にして組立・分解時間の短縮をしていた。その後、車をランサーにしてからは寸法の関係 でトランクに収まらなくなったため使うのを断念した。これも重量(約4Kg)を考えた場合にマストクランプのネジが蝶ネジというのは納得がいか ないものである。
(固定での使用を考慮していない?)価格13,800円。廃棄。  

A502HB(ダイヤモンド)
これも2エレのHB9CVだが給電部のショートバーが長く、エレメントを外してもトランクに収まらない。
ブームは0.8m,重量は1.7Kgとコメットに比べ重い。
利得は6.3dbとコメットと変わらず。エレメントの太さ等も太くて作りはシッカリしており、エレメントは2分割で組み立てには工夫が見られるが、車の移動での使い勝手という意味ではショートバーを短くする等,今一つ工夫が必要と思われ る。
価格8,800円。平成12年の6月、群馬県太田市の局に売却。


’88年(昭和63年)CL-6DX(50MHz 6エレ)、F9FT 144-9(144MHz 9エレ)、F9FT 435-19(430MHz 19エレ)

ミズホのダイポール
ロッドアンテナを使用したダイポールで50/144に使用可。ロッドアンテナを外してワイヤーを接続すれば他のバンドでも使用可能。耐入力は10wだそうだが、50MHzのSSBで50wでも大丈夫そう。(保証はしませんが..)  

自作スクエアロー
平成22年頃作成。水平偏波でほぼ無指向性ということで作ってみた。アルミ板を使ったタイプでマッチングはヘアピンを使用。帯域は狭いがSSBしか出ないので問題無し。
一辺が80cm以下とコンパクトなので分解等しなくても車のトランクに入れられるので組み立ての手間が省ける。材料にもよるが軽い。今でも移動運用で使っている。耐入力は不明だがSSBで50Wは問題無さそう。  
自作のスクエアローアンテナ(移動運用で使用中)
RadixのV型ダイポール(自宅で使用中)

RadixのV型ダイポール
平成24年の6月に購入。組み立ては比較的簡単。一度組み立ててしまえば後はねじ込みとかエレメント調整も蝶ネジで止める等、移動運用を主に考えた設計。飛びも悪くは無さそう。現在、家で使用中。


144MHz編
 
30年くらい前なので資料無し、型式忘れた(無電)
144MHzの5エレ八木。給電部はフォールデッドダイポール、リフレクタは左右に1本ずつの2本。
ラジエーターの真後ろにリフレクタが有るのが普通だが、2本のため真後ろには無い。
IC−202とセットで荒川の土手に移動して使ったり現在の場所に移った時に使った。廃棄。

SQ−22(TET)
TET(今は亡き、谷口エンジニアリング・トレイダース)のスイスクワッドのスタック。 秋葉原のカクタX1で購入。
利得が14dbとのことだが5エレ八木よりも聞こえず、カタログゲインは良いが実際は全然だった。 値段は1万円以上した気がする。構造が複雑?で強度的にもあまり強くなく、軽いだけが取り柄のアンテナだった。
(HB9CVのクワッド)分解に失敗して廃棄。   

144T−7(マスプロ)
144MHzの7エレ八木。可も無く不可も無いアンテナ。作りは50MHzと同じ。ガンママッチ、あまり利得は無かった。
50T4同様、金具 は錆びやすいしイマイチだった。
利得は10db程度でブーム長2.27m,重量は1.9Kgで価格6,300円。廃棄。

アローライン・AL−144F(サガ電子)
1/2λのGPで全長1m,重量は0.15Kg。ラジアルの角度が極端に下向きになっているもの。利得4.5db。
愛称は「破れ傘」打ち上げ角度が低く、飛ぶと言われたが実感は無かった。小型で軽量以外にメリットは無かった。
価格4,800円。譲ったかどうか判らないが現在は持ってない。  

144−9・9エレF9FT
フランス製のアンテナ。ブーム長3.3m,重量1.9Kg,利得は13dbi。
エレメントはアルミの丸棒で給電部以外はブームを貫通しナット で締め付け。
給電はコネクターではなく同軸をピンで直接接続する方式。重量は軽かった。
性能は悪くなかったが144MHzに出る機会が減って下ろしてしまった。分解中にエレメントを折ってしまい廃棄。
価格11,000円。 秋葉原のカクタX1で購入。 

144WH−8(マスプロ)
マスプロの移動用の8エレ。ブーム長1.8mで重量は1.2Kg。利得は10.4dbで、本来の用途よりもFOXに多く使った。
組み立てはエ メントが取り付けられており、スライドさせて起こすだけで簡単、エレメントはパイプで給電部はフォールデッドダイポール。FOXハンテイング用に使うには少し大型で、そのワリには利得やサイドの切れは今一つだった。 (^^;)価格は6,400円。 売却。  

HS−FOX2
FOXハンティング用の3エレ。ブーム長1.1m,重量0.6Kg。FOX専用受信機のアンテナが2エレHB9CVの短縮型でサイドが切れ ず、バックも抜けるので買った。
さすがにサイドの切れは、このクラスでは抜群である。飛びは相応か落ちる程度?エレメントはステンレスの棒でブームを貫通して蝶ナットで留める。マッチングはガンママッチ,現在は144MHzには出る機会が無いので殆ど使う機会が無いまま平成12年6月に富山の 局に売却した。価格は7,400円。 


430MHz編
435WH−8(マスプロ)
ブーム長0.8m,重量0.5Kgと小型、軽量。元が移動用だけに倒して付けられているエレメントを起こすだけで組立は簡単だが、この周波数帯に し てはコネクターはM型だし作りも安い。
金具も亜鉛メッキで錆びやすく、あまり好きではなかった。ゲイン(10.4db)やサイドの切れも今一つかな? 価格3,400円。近所の無線仲間に譲った。

435−19・F9FT
最初に買ったF9FT。ブーム長2.9m,重量1.1Kg。利得は17dbと、軽くてゲインが有るので買ったがコネクターではなく、同軸をピ ンを介して接続するタイプ。
エレメントはアルミの丸棒でブームに取り付けたコの字型の金具とブームを貫通して取り付け。全体に華奢な作りで、風の強い日本には向かない気もする。給電部はフォールデッドダイポール型で無調整。マストクランプは設計が悪いのかブームに対して直角にならなかった。 パケット通信仲間に譲った。価格は12,800円。カクタX1で買った記憶が有る。

435WH−15(マスプロ)
ブーム長2.2m,重量1.2Kg(スタックは3.8Kg)安いので移動用に買った。
当初は1本のみだったがバランスが悪いので1本追加してスタックにした。
さすがに2本にすると重く、4.5mのポールではキツイ。サイドの切れはまあまあだが、ゲインは14.2dbとのことだがイマイチ実感できなかった。
WH−8のエレメントを増やした物。パケット仲間には4列2段にしていた人間も居た。価格6,500円。(1本)

GY−715W(アンテン)
15エレのスタック。ブーム長は2mで重量は3Kgくらい。利得は15.35db。安く売っていたので買ったがSWRがFMの実用域で高く、 ゲインも思ったほど実感出来ず早々と降ろしてクリエイトに変えてしまった。
価格19,000円。これもパケット通信仲間に譲ってしまった。その後、アンテンはアマチュア無線からは撤退。

2X713(クリエイト)
13エレ八木のスタック。ブーム長2.3m,重量4.4Kg。利得は18.3dbで平成20年2月まで使用していたもの。
作りはしっかりしているが給電部というか分配器の取り付け金具の取り付けが面倒。ネジ類はステンレスで長期使用に耐える設計。重量は重い部類か? 給電部のコネクターはN型。ゲインについてはアンテンの15エレと大差無い気もする。サイドの切れも悪くはない。マストクランプのUボルトが大きく32Φ程度のパイプでは締まり切らずに交換した。価格33,900円。これも平成20年の2月に引っ越すま で使用したが引っ越し先で上げられないこともあって引き取り手を探したが見つからず廃棄処分。

HS−FOX75(マルドル)
FOXハンテイング用の5エレ八木。ブーム長0.7m,重量0.5Kg。サイドの切れは抜群だがゲインは少し落ちる気もする。移動時のお手軽アンテナとしてたまに使っていた。
エレメントはステンレスで先端処理がしてないためFOXハントで振り回す時には注意しないとケガ の原因にもなりかねない。
価格6,200円。これも廃棄した?

X−200(ダイヤモンド)
144の2段と430の4段の共用GP。2分割と1本物の2種類有るが、私の買ったのは1本物の方。
(2.5m,1.2Kg)パケットに使ったが比較的良かった。コネクターはM型。X−5000を買ったためパケット仲間に譲ってしまった。価格15,800円。  

X−5000(ダイヤモンド)
144/430/1200共用のGP。全長が1.8m程度,0.9Kg。X−200より短いためか、ゲインは劣る。
移動用にもう1本、計2本 有ったが1本はC6000Sと一緒に千葉県取手市の局に売却。平成4年12月末に購入。 4.5db(144MHz)/8.3db(430MHz)/11.7db(1200MHz)全長1.8mで重量は0.9kg。
1200まで出られるという以外にメリットは少ない。パケットで1200に出る必要に迫られ買ったが、1200 をやらなくなった今となっては、X−200の方が良かったかとも思っている。コネクターはN型でラジアルは短い。(430MHzに合っているのか?)価格 17,500円。平成12年7月に太田市の局に売却。

その後、色違いの物を平成21年に再購入し現用中。144や430ではX200と比べて利得が劣るものの1本で3バンドに出られるというメリットを優先 。 

GP-15(コメット)
X5000を手放した後で購入。長さが2.4mとX200とほぼ同じ長さ。3バンドに出られるのがメリットだが50MHzのみラジアルの長さ を調整する必要有り。50は5/8λ、144は2段、430は4段のGP。50は殆ど使わず、手放したが1本物で分解出来ないため送るのに宅配便では送れ ず運送業者を探して西濃運輸から送ってもらった。重量は1.2kg。


HF編。
AL−21F(サガ電子)
21MHzのアローライン。全長約2m,重量0.5Kg。小型・軽量が売り物で飛びは相応。
(短縮率が大きいため、あまり飛ばない)給電部のコネ クターはM型だが一般には売られていない形のため同軸の交換に難がある。取り付けの金具はスチールベルトのような物で強度的にイマイチ。価格12,800円。廃棄。

L型GP、形式不明・資料無し。(アサヒ精鋼)
28MHz用に買った。全長が短くラジアルでSWR調整をする構造。短縮率が大きいため飛ばなかった。
これも取り付け金具がイマイチ。いくらも使わずに降ろしてしまった。廃棄。 

MV−3A・バーチカル(TET)
7/21/28MHzの3バンド用。コイル(トラップ?)が1個しか無かったので21MHzは7MHzの3/4λで使用していたのかもしれな い。アースを取ってバーチカルで使用した。飛びもあまり良くなかった気がする。
全長は3.3mと短い部類。重量は1Kgで価格は7,000円。廃 棄。  

CHA−4・GP(コメット)
あまり大きくなくて7〜28MHzに出られる物ということで買った。全長は4.38mで重量は4.5Kg。ラジアル長は1.8mで短縮タイ プ。聞こえは悪いし飛ばない。(ハイバンドはコンディションも影響しているかもしれないが...)
HFはコンテスト以外には出ないため21の逆Vにでも変えようかと思いながらも、降ろすのが億劫でそのままにしていたが平成12年7月に撤 去。分解中にボルトを破損して廃棄。価格は29,800円。  

EL−140X(サガ電子)
7/21共用のダイポール。エレメント長14m。7はトラップコイル入りで、移動で2〜3回使用した程度。
7MHzはエレメントが長くなるため使える場所が限られてしまい億劫なので殆ど使わずに売却。価格6,500円。  

ZA−7R(サガ電子)
7MHzの1/2波長の短縮型ツエップ。太田のハムショップで半額で売っていたので買った。短縮型とはいえ9.6m有るので家では張る所が無 く、移動用に使っていたが、それでも二回くらいしか使わなかった。重量は0.7Kg。それほど飛ぶという感じはしなかった。平成12年6月、会社の無線クラブのミーティングの際に売却。  

VA30(コメット)
7/21/28の短縮型。フロートバランを内蔵したタイプでエレメントはバンド毎に独立。縦に付けるとL型GP、水平に付けるとダイポールや V型になる。最大長は約3m。
重量1.8s。平成12年7月に購入。定価23,500円。エレメントはステンレスでホイップみたいなもの。
しかし調整が3バンドで各々、左右2箇所の6箇所も有るので面倒になる。私の場合、取説の寸法よりも短くて調整に手間取ってしまった。バンド毎に調整するが、他の バンドの影響も受けやすいので結構、難しいというか面倒くさい。
飛びは期待しない方が良いだろう。エレメントが短いので7なんかは帯域幅が狭いし、カプラー等と併用しないと実用域のSWRは下がらないと思う。これも平成20年の2月の引っ越しに際して廃棄処分。


コメットのVA30(下)
上は同社の50/144/430のGP-15

ホイップ編
CM−144W(サガ電子)
基本仕様は144の5/8λに21/28MHzコイルを追加した物。金具の追加によってさらにコイルを追加可能。
基本エレメントはグラスファイバー製でIC−726S(10W)と組み合わせて、思ったよりは飛んだ気がする。
価格7,500円。断線のため廃棄。  

HV−4(ダイヤモンド)
これも基本仕様はサガ電子と同様。エレメント自体は7/21が基本で他は別売のコイルを買って使う。
コイルも14/18/28MHz用を買ったが使う機会が無く、DX−70S(10W)との組み合わせで50のみ使用していた。機会が有れば上記のバンドでも出てみたいものである。
現在も時々、移動時に使用している。1本のアンテナに複数のバンドのエレメントが付けられるので重宝している。
昨今は少しでも短縮率を下げて飛びを良くしようと思って1mの長さのアルミパイプと組み合わせて自分でコイルを巻き、モノバンド仕様にして使えるようにもしている。  

CA−7MR/CA−28F(コメット)
7MHz用と28MHz用の2本持っていた。(秩父市の局に売却・その後買い直し)
センターローデイングで28MHz用はエレメントが長いこともあって比較的良く飛んだ気がする。
7MHzは山形に居た頃にIC−726Sと組み合わせて、喜多方に行く途中で10Wでも千葉コンテスト中に1局出来た。価格12,800円。  

ATAS−100(八重洲無線)
7〜430MHzまでカバーするホイップで、同社のFT−100やFT−847と組み合わせることで自動チューニングを実行するアンテナだ が、バンドを大幅に変更する場合には動作が遅く、素早い対応が出来ず平成12年の7月に秩父市の局に売却。  

その他,(ダイヤモンド)
パケット通信仲間がダイヤモンドで設計をやっていたためホイップはダイヤモンドという暗黙の了解が有った。(笑い)
144/430MHzの1.5m物を中心にCR−627とかSG−7900とか何種類も買った。不要になったのは仲間に譲った。ノンラジアルの物が使い勝手が良い。
 
144MHzの5/8λの2段ホイップはダイヤモンド製でAE70のカローラに乗っていた頃に牽引フックに付けていた。
長さが2.4mも有り、かなり目立った。ノンラジアルで飛びはそれなりに良かったと思う。パケット通信仲間の坂戸市の局に譲った。  

マルドル
昔の物は、安いが作りも値段相応だった。その後144/430の1.5m物を買ったが常用域のSWRが高く、イマイチだった。他に1m物とか 短い物も買ったが、飛びは気のせいかイマイチな気がする。
RV車用の下にバネが付いているタイプを使用していたが古くなったのでダイヤモンドの同じような物と買い換え。
短いEXシリーズは売却。その後、マルドル(北辰産業)は倒産。 

コメット
安いので買ったが、最初に買った144/430の1m物はメッキが剥がれてきた。
今はどうか知らないが出始めの物は作りが良くなかった。
 
以上,独断と偏見に満ちたアンテナの感想でした。結論としていえるのはアンテナは「可能な限り大きく」,「高さは高いに越したことは無い」と いう気がします。短縮されたアンテナは帯域が狭いし飛びも芳しくないです。やはりアンテナはフルサイズが理想です。  


番外編(自作)

メーカー品を買うばかりで作ることを知らないと思われるのもシャクなので...
21MHzの逆Vは園芸用のアルミ線を買って作った。GPよりもフルサイズなだけに飛びは良かった。  

50MHzの2エレ、ブームに入手が楽な鉄管を使ったため重かった。ガンママッチでバリコンを使ったが、飛びは冬場に間に合わせで使っていて相手がいなかったので未確認。  

50MHzヘンテナ、有り合わせの材料で作ったせいかSWRも高く、巷で言われるほどの性能は実感できなかった。  

144MHzのターンスタイル。ARDFで水平偏波・無指向性のアンテナが必要で作成。再現性も良くSWRも低かった。

ローテーター
昭和52年頃に買ったエモトの102LBが現役。グリスアップさえしていないが、使用頻度が低いせいか問題無く動いていたさすがに方向指示の針が、ふらつく場合が有るが...
価格は17,500円。この機種は回転時の停止機構が無く一回転以上しても自動停止しなかった。
平成20年2月の引っ越しに際しアンテナと共に廃棄処分。 

ポール
松本鋼管という、今は撤退した尼崎市のメーカーのクランクアップポールを使っていた。2C−38というタイプで2段式。
最高長は10.5mで最低長は 5.6m。パイプ径は下が88Φ、上が38Φ。重量は60Kgで価格は63,000円。
自立用の補助柱は25,000円。 ローテーターとベアリング台は6,000円。昭和51〜2年当時としては結構良い値段だったように思う。

亜鉛メッキどぶ漬けで耐久性も良さそう。 上部のポールの回転止めのボルトは錆びて折れてしまい別の場所に穴を開けてステンレスのボルトで止めていた。平成20年の2月、引っ越しに際し て業者に依頼して溶断で撤去、破棄処分。

  
平成20年2月までのアンテナ(クリエイトのCL−6Aと2X−713)
ローテーターは昭和50年に購入した江本の102LB。
全然保守しなかったが30年以上使えた。

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