スタッドレスタイヤ新調(2)

スタッドレスタイヤ  

ヨコハマ・ジオランダーI/T(205-70-15)


98年の1月にミシュランのWエッジを買ったのは既に書いたが、10月に車を買い換えてしまったため折角のタイヤが使えなくなってしまい、チェーンを買おうか迷ったのだが結局スタッドレスを買ってしまった。

タイヤチェーンを買おうかとも思ったのだが、取説を見ると金属チェーンは×でゴムチェーンを使うようにと書いてある。
ゴムチェーンは金属に比べ高いのと、チェーンでは急ぐ時に間に合わず下手をすれば遅刻してしまいかねない。
結局、大枚叩いてもスタッドレスの方が世話無しという結論に落ち着いた。

帰宅して朝食を取ってから手元不如意なので銀行で金を下ろし、タイヤ屋に向かう。
カー雑誌の評判を見るとブリヂストンのブリザックMZ−02やヨコハマのジオランダーI/Tの評判が良さそう。
現在付いているのがヨコハマのジオランダーA/Tというオールシーズンタイヤ(マッド&スノー)なので同じシリーズにしようかと思ったが、とりあえずブリヂストン系の店に行ってホイル付きでの見積もりを出してもらう。
サイズを言うと旧バージョンのMZ−01しか無いと言う。思ったよりは安いが即決せず、前回ミシュランを買った店に行く。ここで聞くとヨコハマのジオランダーが有るという。しかも、これは今年モデルチェンジした新型である。
値段を聞くとブリヂストンよりも高いので、迷ったのだが性能は良いと力説され、『もう一声!』と言ってみたら難しい顔をしながらも電卓を叩いて、気持ちだけ引いてもらった。
結局、ホイールの関係で現在のナットが使えないので別にナットが必要と言われ、値段を聞いたら2000円とのことなので追加料金を払って付けてもらうことにした。
(図々しい人なら、サービスしろと言うところだがマージン的に厳しそうな雰囲気だったし、嫌な思いをさせてまで買うのは好きじゃないので気持ち良く決めた)

まあ、この店では以前に夏タイヤとアルミホイールにミシュランのスタッドレスも買っているし、少しは無理も聞いてもらえたのかと思う。
付けて貰っている間、受付けの女性(そう若くもない雰囲気だったが(^^;;))と色々と世間話をしていたら、以前は私の勤務先の向かいの会社に行っていたそうで、世間は狭いと思ってしまった。

結局、出費はタイヤの205−70−15にアルミホイールは安物だが、工賃・税込みで8万9千円+ナット代2千円。
走ってみて気がついたのは意外とグリップ感がシッカリしていること。以前のFF車に某社のスタッドレスだと後輪が横滑りしているような気がして落ち着かなかったのだが、これは直進している限りは感じない。
やはり4WDのせいも有るかもしれないが...交差点などで大きくハンドルを切った時に若干、後輪が滑る感じは有る。

深い轍でハンドルを取られるのは、あまり無かった気がする。更に気になるのは燃費であるが、夏タイヤよりは落ちるかもしれないが、さほど気にするレベルでもない。

乗り心地は荒れた路面だと結構、突き上げ感が有る。この辺りは夏タイヤのダンロップのルマンRV等に比べても硬い感じがする。
タイヤの減り具合は3シーズンめでも四駆に使っているせいか、以前使っていたFF車の前輪の様な極端な減りは感じられない。

肝心な雪道での走りだが、圧雪路は問題無い。
凍結路は過度の期待はしない方が良い。四駆+ABSでも思った位置に停止せず焦ったことが有るので、スピードは控えめにしてブレーキは早め(強くない方が良いのか判らないが、弱くても滑ればABSは作動する)の方が無難。

ただ、ヨコハマでは事故を起こした場合には修理代を10万くらいまで保証するというサービスをやっているので、
それなりに自信は有ると思える。自動車評論家のK氏も四駆用のスタッドレスとしては高い評価を与えていたよう
だ。 

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