平成12年の4月中旬。会社で下水のマンホール内の点検の仕事をしていた際に、車の運転免許証他を入 れた免許証入れを紛失してしまい、仕方無く再交付をしてもらうことにした。
以下は、その顛末である。無い方が良いに決まっているが、有った時のために参考になればと思い、筆なら
ぬキーボードを叩いている。
なお、この手順は埼玉県
の場合を対象に書いているので各都道府県によっては異なる場合も考えられるのと手数料等も変更されている可
能性が有るため各自の居住地を
管轄する公安委員会(警察)に確認して下さい。
文中の料金は当時のものですので現在も同じとは限りませんので予め確認して下さい。
再交付までの手順だが、最初にやること
は警察署に紛失届けを出すこと。
本当は警察署に電話して確認してから行けば良かったのだが、直接警察署で再交付してくれるものと思って警察署に出掛けることにした。
夜勤明けの足で、代書屋に行き写真を撮ってからと思って行ったら『鴻巣(免許センター)に行かないとダメ』
と言われてしまった。
携帯で警察署に電話したが話し中でダメ。
近くなので直接行った方が早いと思って、警察に行き免許交付の窓口で『免許を無くしてしまって再交付をお願いし
たいんですけど..』と言ったら、
『落とし物の所で紛失届を出して、それから免許センターに行って』と言われてし
まった。
言われたとおり、落とし物の係の所に行き紛
失届を書いて出した。これは警
察署でも派出所や駐在所でも構わないようだ。
紛失届けを出したら(再交付の申請
は)『平日の月曜から金曜まで』
と言われ、さらに『交通安全運動の期間だから車は乗って行かないように! 不携帯で捕まるから』と釘を刺されてしまった。
仕方無く電車に乗って鴻巣市に有る埼玉県の免許センターに出掛けた。
必要な物は身分を証明出来る書類と半年以内に撮った写真1枚。手数料3,350円。(意外と高い)ハンコは不要。
(手数料は変更されている可能性有り、要確認)
申請書類は免許センターに行けば有るが、更新とは違う窓口に有るので注意。免許センターの入り口を入った正面に有る案内所のような所で再交付の申請書を貰う。
書類を貰ったら見本を参考に必要事項に記入し写真を貼る。2枚めは免許証を紛失・盗難した日付・場所
等を記入した顛末書。
(写真が無ければ免許センター内で有料で撮ってくれる。(2枚で500円だった))
次に手数料を埼玉県の証紙で貼って納める。
安全協会で売っているので、窓口で買って貼ってもらう。
更新だと、しつこいくらい交通安全協会への入会を勧められるが、再交付なので何も言われない。
証紙を貼ったら2階に有る再交付の窓口に書類を出す。
その際に本人であることを証明する物を提示す
る。私は会社の社員証(写真入り)を見せたが、パスポートや各種の免許証・健康保険証でも良いとのこと。
でも健康保険証なんて写真が貼ってある訳じゃないから、本人かどう
かなんて確認のしようが無いと思うけど..
書類の確認が済むと名前を呼ばれ、写真を撮る。この時に本人の確認のため氏名と生年月日・所有してい る免許種別を言う。
写真を取り終わってしばらく待つと再び名前を呼ばれ、再交付が行われる。
再交付された免許証の内容に間違いが無いか確認して、問題が無ければ終わり。
JRの鴻巣駅から免許センターまでは歩いても20分程度とのことだが、歩くと結構汗をかきます。
バスは片道170円(当時・現在は違うかも?)なので、バスを利用するのが楽かも?
私が行ったのは13時過ぎだったが、同様に再交付を受ける人は2〜30人は居たように思う。
貰った免許証だが、番号の最後が「0」ではなく「1」になっている。そして裏面には再交付した日付が
ゴム印で押されていた。
なお、この番号は次回の更新後も同じで、一生変わらないのだそうだ。
つまり『前科者は更生出来ない』? (^^;)一度紛失したら、一生ついてまわるらしい。
話によると免許の
更新を忘れて失効した後に半年以内に交付申請すれば゛新しい免許扱いで「0」に戻るとも聞くが、真偽の程は判らな
い。
詳しいことは各都道府県の警察のホームページを見れば載っていると思いますので参照して下さい。
その後、JAFの会員証や競技者ライセンス(国内B級)・無線従事者免許証・工事担任者資格者証まで
無くしたのに気がつき、JAFは大宮支部に電話で聞いたら再発行してくれるとのことで翌日には届いてしまった。
ただし会員証の再発行は有料で税込み525円とのこと。郵便局や銀行で振り込むように振込み用紙が同封され
てきた。
(Bライは取り敢えず仮ライセンスで、正式なライセンスは業者に依頼して作成するため4cm×3cmの写真
が2枚必要で、後日発行された)