趣味(車)
車は嫌いではなかったが生来の貧乏性の為と通勤等で特に無くても困る程では無かったため、
免許を取得したのは遅かった。ちなみに普通免許を取得したのは30歳になってからである。
原付の免許を取ったのが24歳であるから、かなり遅い部類だと思う。
バイクの免許が取れる年代になると免許を取りたくて仕方がなかったが、親に反対され断念した。あの頃に自動二輪を取っていれば大型二輪が乗れたと思うと残念な気もするが、今になって考えれば取らなくて正解だったかもしれない。
短気な性格ゆえ、あの年代でバイクに乗っていれば命が無かったか或いは五体満足な体でいられたかどうか判らない。
同期の人間はバイクで自損事故を起こしたりしていたから....
そんな訳である程度,分別のつく歳になってから原付の免許を取りに行き50問の所を1問間違えただけだが、今になっても間違えた問題というのが何だったのか判明しない。
ヤマハのMR50というオフロードタイプのバイクを買って乗っていたが、30歳近くなって原付というのも何となく不自由を感じるようになり教習所に通いはじめた。
普通免許
学科はまとめて受けられるのだが実技が日に2時間までという制限が有るため思うようにいかず仮免許を受ける時点では学科は全て終了していた。
しかし仮免の模擬試験で不合格になり、これははっきりいってショックだった。
実技はクレスタの1800ccだったが力が無く、発進ですぐエンストして初心者泣かせだった。
仮免許は方向転換でバックする時に後方確認を忘れて減点されたが何とか合格。その後、教習車は同じクレスタでも2400ccのデイーゼルになりトルクが有るため楽になった。
路上に出て、最終段階の見極めはお情けで貰った。
(見極めを貰えないと半年の期限が切れてしまって最初からやり直しになるところだったので、とりあえず見極めをやる代わりに2時間ばかり追加で乗るようにとのことであった)
言われたとおりにして卒倹を受け、ここでも一時停止の所を止まらずに通過してしまい大目玉...
しかし減点されただけで合格。
(汗)
教習所を卒業しても仕事の都合でなかなか試験場に行けず、教習所を卒業して1月後に試験場に行き、一発で合格。
やはり嬉しかった。
カローラ
しばらくは弟の軽(スバルのレックス=550cc)に乗っていたが自分の車が欲しくなり中古のカローラ(AE70)の6
年落ちのSEを諸費用込み50万で購入。
当時としては少ない5速MTで距離も2万kmくらいしか乗っていなかったが、外観はドアのゴム等それなりにくたびれていた。
前のオーナーが大人しく乗っていたとみえ、思い切りアクセルを踏んでも思うように回転が上がらずキャブクリーナーを掛けたら直った。
ギア比が低く、アイドリングでもオートチョークが効いている時はアクセルを踏まなくても走ってしまい怖いくらいだった。
これに1年少々乗ったが、さすがに距離は少ないものの6年落ちの車は足回り等にガタがきており、スピードを落とさずにカーブに突っ込むとフラフラする。
安心して乗っていられないので別の車を探した。ハンドルがボロボロだったのでナルデイのクラッシックという3本スポークの物を買って付け替えたりした。
アンテナも屋根の雨樋に付けたり、牽引フックに2.4mも有るアンテナを付けたりした。
無線機も144MHzのオールモード機と430MHzのFMの2台を付けていたりした。
エンジンはOHCのキャブ。
グロスで80馬力程度。
スプリンター
カローラが足回りに不安が有るため嫌になり、今度は4年落ちのスプリンターの5ドアのハッチバックZX(AE81)を諸費用込みで70万で購入。
これも距離が2万Km程度だった。この車にしてから、車で通勤を始めたが色が赤なので気恥ずかしかった。
この車では初めてスピード違反で捕まったり、夜に荒川の土手の上で切り返しをやって落ちてしまってレッカー車で上げて貰ったりと色々と失敗したが、車検を取って4年乗ったら捨てようと思っていた。
ラジオしか付いていなくてカセットやスピーカーを買って自分で取り付けた。この時代には屋根に1.5mの長さのアンテナを付けていた。
ハッチバックでシートを倒せば長尺物も載せられて重宝した。
50MHzの4エレ八木を載せて移動運用によく行ったものである。エンジンはOHCでカローラと同じだが駆動はFF。
全長4205mm,幅1635mm,ホイルベース2430mm,重量920Kg,グロス83馬力、トルク12Kg,タイヤは155SR13(80タイヤ)
スプリンター AE81/ 5ドア 1.5ZX 5速MT
新車は自分の好みの色や仕様が選べるのでマシである。中古車では自分の好みの車を見つけるのは相当困難である。
色は銀が無いのでグレーにした。白は汚れが目立つし黒は夏が暑いし、排気量が1.6というのは税金や保険が高くなるので嫌だったのだがセールスに巧く騙されてしまった。(苦笑)
友人の結婚式の帰りに自転車に乗った子供を危うく轢きそうになり、タイヤもノーマルから少しグリップの良い物に初めて交換した。
オーデイオはタダで付けてくれたのだが高音が出ないのでスピ−カーを買ってきて自分で交換した。
カセットは2アマの受験でCWを聞く等で酷使したせいかヘッドがダメになり、ケンウッドの物と買い替えた。
FOXハンテイング等で土地勘の無い所に行く機会も増えたため、安いカーナビを付けたりして車検を取って4年を過ぎた時点で、またまた先ほどのセールスがやってきて車を買わないかと言ってきたが、私の好みではない車だった(シビックシャトル)のでパス。
そのまま乗るつもりでいたのだが、生憎と足利の山に行った帰りにスレ違い時に側溝に前輪を落としてしまい足回りを傷めたらしく真っ直ぐ走らなくなってしまってランサーに買い換え。
全長4440mm,幅1695mm,重量1040Kg,ホイルベース2600mm,105馬力,トルク13.8Kg,タイヤは185−70−13。
これは当初は2週間程度で納車出来ると言ったのに、実際に納車されたのは1月後だった。紺を注文したのだが銀なら即納可能と言われ、色を確認したが私の好みに合わなかったので待って紺にした。
やはり毎日乗る物だけに気に入らない物では悔いが残る。しかしインテグラの下取りは10万と言われ、修理しても詰まらないのでそのまま下取に出してしまった。
この車からATにした。前車のインテグラの下取りが10万と言われガックリしたので、ATなら少しは下取りに色が付くかと思ってである。
このATはファジーシフトといって上り下りの坂が続く場合でもシフト
アップせず、長い下り坂では自動的にシフトダウンするという、当時としては優れ物のATだった。
納車時にインテグラに付けていたカーナビを付け替えてもらうことにしていたのだが、予定が立たないので給油したら翌日に納車できるから車を持ってきてくれと言われ、そのまま出してしまった。
新車には給油無しですから今まで入れたガソリンを返せと言いたいくらいでした。(^^;;)
そんな訳でランサーは97年の10月に車検を取りました。同じ年の1月に夜勤の帰り道、雪が降っている時に事故渋滞を避けようとして迂回する途中で追突事故を起こしてしまいました。
雪で凍結していた道で信号待ちしている車に追突してしまいました。一応、スタッドレスは履いていたのですが路面が凍結してツルツルしていては止まれませんでした。
対向車が居なかったので対向車線に逃げれば問題無かったのかもしれませんが...まさに一生の不覚。
幸い物損事故で被害も少なくて済みましたが事故は嫌なものです。車両保険に入っていたお陰で全て保険で済みましたが、自分の車の修理代が20万程度,相手の修理代が8万程度とのことで。代車の関係で2週間ほどボンネットの潰れた車で通勤するハメになり、考えようによってはさらし者? みたいなものでした。
その後、雨の日に走っていたら急にエンジンが不調になりアクセルを踏んでも加速せず、排気温警告灯が点灯してしまったので騙しながら会社に行きました。
帰りは何とか帰って来たものの、雨の日にまたなったので弟に車を借りて出勤し、会社からデイーラーに電話して見てもらったら、プラグコードの被覆が破れて絶縁不良を起こしスパークしていたとのこと。
幸い保証期間内とのことでタダで修理してもらいました。
他にも時々、タコメーターが振れなくなることが有るので事故の後遺症かな?とも思っています。
97年3月の免許更新時には優良ドライバーということでゴールド免許など貰ってしまい、事故を起こしながら申し訳ない気持ちでした。
注意1秒、怪我一生ですからお互いに事故には気を付けましょう。
愛車ランサー1.5MXサルーン 94年式
95年12月・雪の、山形県上山市蔵王坊平高原にて