B級ライセンス

この内容は当時の物であり、現在の物では有りません。

JAF(日本自動車連盟)の発行する競技者ライセンスで、国内A,B級と国際A,B級の四種類が有る。
他にはカート
のライセンスも存在するが、私の持っていたのは国内B級ライセンスで、これは講習会で取得出来る。

もともとは取る気は無かったのだが、無線仲間の一人が将来ラリーをやりたいと言いだし、出来ればチームを作ろうという話になり賛助会員?的にライセンスを取得した。
(1993年=平成6年)頃。

私が取得した頃には国内B級で出来る種目はラリー、ダートトライアル,ジムカーナの三種類だけだったが、最近はサーキットトライアルといってサーキットを走ってタイムを競い合う種目が追加されたとのこと。
それまではサーキットを走る競技にはA級ライセンスが必要だったのだが...

B級ライセンスの講習を受けるにはJAFの会員であること、(講習会の会場での入会も可能),普通車の運転免許を持っていること。
(免停中は不可)費用は講習料が9,000円とライセンス料が3,050円。
(当時の金額)
JAFの非会員の場合は入会金と年会費の6,000円が余計に必要となる。
ただし家族会員の資格ではライセンスは取れ
ないので新規に個人会員になる必要がある。

講習の際には教本?が配布され、私の手元に有るのは四冊。
(モータースポーツハンドブック,JAF国内競技車両規則,FIA国際スポーツ法典,モータースポーツイヤーブック)

講習会の日時と場所はJAFの機関紙である「JAF MATE」に載るので、知り合いにJAFの会員が居る場合は聞いてみると良いだろう。
またはJAFの地方本部のモータースポーツ係でも教えてくれるとのこと。

JAFのホームページでも見られる。

講習といっても試験が有るわけでは無いので誰でも取得出来る。
A級ライセンスを取るにはB級を取ってから最低
1回以上、競技に参加して完走した証明を受ける必要が有るが..

時間的には二時間程度で、私の場合は足利市(栃木県)の講習会に行った。
これは埼玉県の北部では殆ど開催され
ないので比較的近い、足利となった訳。(私の家から車で小一時間)

講習の際にライセンスを申請するためハンコを持参する必要が有る。(もちろん運転免許証も持参のこと)
これらは講習を申し込む時に主催者に聞けば教えてくれる。

講習の日は主催者によってマチマチだが日曜等の休日が多いようで、時間も昼間だったり夜だったりと異なる。
私が受けたのは日曜の夜、6時頃から9時頃までだったように記憶している。足利市の市民会館まで出掛けて行った。

ライセンスは毎年更新が必要で、更新を忘れると失効してしまい再度講習を受けて取得しなければならない。
以前は更新の際にはクラブに所属していることが条件だったが、99年度からはクラブに所属する必要は無くなった。
そのため以前だと2年め以降の更新の際には嫌でも何処かのクラブに加盟する必要が有り、一匹狼的なこと
は不可能だったが、今は関係無い。
参考までに私が所属?していたチームは準加盟クラブといってB級以上のライ
センス所持者が10名以上で構成される、最小の組織である。
「MACS」(マルチパス・オートスポーツ、クラブ・サイ
タマの頭文字を取って命名。
本当は「MAC」(アップル社のパソコンのニックネームで、当時ユーザーが居た為この
名前にしたかったらしいが既に存在したため、仕方なく無線家らしい名称を付けてと、半ばコジツケ的に付けた名称でもある)
平成12年にメンバーが集まらず失効。

その後、平成19年まで更新していたが20年の時点で健康告知の項目で眼や血圧、糖に関する項目に抵触する可能性が有るためと、モータースポーツに参加することも無いので更新するのを止めた。


JAFの国内B級ライセンス(2000年版)
以前は写真が無かった

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