明日の相模湖  NO.886  2023/01 
    
   恭賀新春
 新年おめでとうございます。
 今年は統一地方選挙がたたかわれます。市議選では田所市議とバトンタッチする中村圭予定候補を含む5名全員の当選をめざし、福祉と暮らしを守る自治体の役割を前進させるとともに、岸田自公政権がすすめる大軍拡をやめさせ、物価高騰からくらしと営業を守り、希望ある新しい政治をつくるために全力を尽くす決意です。
 引き続き大きなご支援をよろしくお願い致します。
    2023年 1月  日本共産党相模湖支部

  千木良診療所を内郷診療所に統合
  
   中山間地域の持続可能な医療のあり方に係わる
      基本方針(案)

 相模原市は津久井・相模湖・藤野地区を「中山間地域」とよんでいますが、この地域において、高齢化の進行等に伴う通院困難や生活習慣病の重症化リスクへの対応、人口減少等を背景とした受診者数の減少、医師・看護師などの医療従事者の安定的な確保が難しいなど、医療に関わる課題が生じ、この先も、住み慣れた地域で安心して医療サービスが受けられるようにするためには、地域の特性を踏まえた持続可能な医療の確保が必要であるとして、市は「中山間地域の持続可能な医療のあり方に関する懇話会」で検討を進め、それを踏まえ基本方針(案)を作成し、「地域保健医療審議会」に諮問してきました。そして昨年11月に「審議会」より答申が出され、それぞれの地区で住民説明会が開かれました。
 相模湖地区では12月17日、千木良小の体育館で説明会がありました。 基本方針の1は在宅医療の充実と介護・医療の連携推進、方針2は医療資源や財源の効率的な活用、方針3は地域と連携した疾病予防・介護予防等の推進が掲げられ、その中で診療所再編の考え方が示されました。千木良診療所は令和8年度を目途に内郷診療所に統合するとしています。「訪問医療も結構だが身近な診療所がなくなるのは困る」という切実な声も聞かれました。
 市は基本方針(案)についての意見を1月23日までに必着で募集しています。詳細は市のホームページや公民館等で確認できます。意見をどんどんあげていきましょう。
     説明会に参加して
 内郷診療所は診察はわずか数分なのに、3時間も待たされることもあります。千木良診療所を統合したら待ち時間はさらに増すでしょうし、待合室もそんなに広くありません。医師は2人体勢でという説明でしたが、もう部屋は一杯でそんなスペースはありません。市は現場をしっかりみていただきたい。(S)

  新年のごあいさつ
   日本共産党委員長 衆議院議員 志位 和夫
 新年おめでとうございます。新たな100年のスタートの年。統一地方選挙勝利 と強く大きな日本共産党をつくるために元気いっぱいがんばります。
 昨年11月のアジア政党国際会議で私は、戦争の心配のないアジアを築くために排他的でない包摂的な平和の枠組みをつくろうと提案し、総意で採択された総会決議は「ブロック政治を回避」し、「競争より協力を」と宣言しました。軍事で互いの垣根を高くするのではなく、対話と協力の平和の枠組みをつくる――これがアジアの平和の流れです。
 大軍拡・大増税で戦争国家へ突き進む岸田自公政権は、アジアの大逆流です。100年にわたって反戦・平和をつらぬく党の出番の年です。ともにがんばりましょう。

   日本共産党 前衆議院議員 はたの君
 2023年、新しい年を迎えました。日本共産党創立100周年を迎え、最初 の1月。そして、次の100年に向けたスタートの年です。
 100年前、平和を貫く唯一の党として誕生したのが日本共産党でした。女性が政党に入れなかった戦前の時代に、女性も日本共産党員として新しい時代を拓くために立ち上がりました。その歴史を振り返るとき、日本国憲法に実った成果を破壊させるわけにはいきません。
 岸田政権の「戦争国家づくり」、大軍拡・大増税をストップさせましょう。日本共産党の「外交ビジョン」とアジア政党国際会議の宣言は、平和の対案を示しています。統一地方選挙勝利と強く大きな党づくりに向けて、私もご一緒にかんばります。

   日本共産党副委員長 参議院議員 田村 智子
 新年にあたり、皆様のご支援に心から感謝申し上げます。
 反戦平和を貫く日本共産党の歴史は、私の歩みでもあります。20代、湾岸戦争が起きた時、民青同盟の仲間とともに、いてもたってもいられない思いで、戦争反対をよびかけました。イラクに自衛隊を派遣した年の瀬、市民のみなさんとともに、ジョン・レノンの楽曲を流しながら足立区でパレードを行いました。この年末年始に、これまで以上にいてもたってもいられない思いに駆られています。
 戦力不保持、武力行使も武力による威嚇も禁ずる憲法9条を持つ国が、どうして大量のミサイルを持つことができるのでしょうか。憲法9条こそが、平和外交の力であり、命と暮らしを守る土台だと、力の限り訴えようと決意しています。
 いまこそ共同、いまこそ日本共産党。平和を求める声を多数派に。強く大きな党をつくるあらゆる努力を皆様とともに重ねてまいります。その力で、統一地方選挙を必ず勝利しましょう。