明日の相模湖  NO.880  2022/07 
    
   参院選神奈川選挙区
     あさか由香 あと一歩及ばず次点
     
東京は山添拓候補が議席を守る

 7月10日に投開票された参議院選挙で、日本共産党は比例代表で3議席、選挙区では東京の議席を確保し、合わせて4議席を獲得しました。しかし、選挙前より2議席減らし、神奈川選挙区では今度こそと、あさか由香候補の必勝を期しましたが、わずかに及ばず、大変悔しく残念な結果となりました。読者・後援会員・支持者の方からの多大なご支援ご協力に深く感謝申し上げると同時に、党の力不足を心からお詫びします。
 選挙戦で訴えた公約は、平和の問題でも暮らしの問題でも、みなさん方の切実な願いに立脚したもので、実現にむけて取り組んでいきます。
 選挙戦については、党内外のご意見をお聞きし総括を深めます。その中身をこれからの活動に生かし、来年の統一地方選挙の勝利のために力を尽くす決意です。

  自然観察シリーズ NO.549 昆虫(13) キバネツノトンボ

  ツノトンボ科の昆虫は一見トンボに似ていますが、ウスバカゲロウに近い仲間で、幼虫を見れば、アリジゴクにそっくりな形態をしています。但し、すり鉢状の巣は作らず、石の下などにいて、他の虫など捕食しています。
 長い触角が特徴で、ツノトンボの由来です。日本に5種類程知られていて、翅に黄斑があるキバネツノトンボが飛んでいる時も目立ちきれいです。乾燥した草原などに見られ、私も子供の頃実家の近くで見た事があったのですが、今年の5月、上野原市の某所で偶然多くの成虫が飛びかっている所に遭遇し、なつかしい思い出がよみがえりました。
 キバネツノトンボは神奈川県では、絶滅危惧種に指定されています。現地は公共の施設の広大な土手のような草地で、定期的に草刈りがされ、水場もあってこの虫に生育環境が適しているのだろうと今後も注目です。
(勝手ながら好評を博していただいた昆虫シリーズも一旦お休みし、次回からは植物シリーズになります。お楽しみに!)