明日の相模湖  NO.865  2021/03/14 
    
   福祉有償移送サービス、4月から大幅値上げ
  もう病院やリハビリには行けなくなるよー

 相模原市はこれまで外出時の移動が困難な高齢者・障がい者を対象として、福祉有償運送事業(移送サービス)を市の社会福祉協議会に委託して実施してきました。
 しかし、高齢化の進展に伴い、これまで以上に移送サービスのニーズが高まることが推察されるので、移送サービスを行っている複数の団体を財政的に支援することによって、サービスのニーズを受け止めることができるよう事業を見直すことにし、市社協が行ってきた移送サービスは終了する。継続して利用される場合は、運行団体に新たに登録するようにというお知らせを利用者に届けています。
 今のところ運行団体は一つだけで、利用料金が大幅に上がります。例えば、自宅から5㎞先の病院を往復し、待ち時間が1時間だった場合、これまで800円だったのが、変更後は3000円で、実に3・75倍にもなります。利用者からは「こんなに上がったら利用できない」と悲痛な声が上がっています。
 共産党の田所健太郎市議は代表質問の中でこの問題を取り上げ、現制度の継続もしくは料金の補助や減免を行うべきだと市に強く求めました。 

   自然観察シリーズ 植物 NO.534  カワズザクラ 
 昨年、相模湖林間公園のカワズザクラがいつもの年より花付きがよさそうなので見に行きました。地元では地区名からアズザクラとも云っています。青空の下で、なるほどいつもの年より花が多く満開状態で見事です。メジロ達も嬉しそうに蜜を吸っています。昨今はカワズザクラが各地に植えられて、早くから花を咲かせるので、本命のソメイヨシノが咲いても感動が薄れてしまうように思います。
 こんなのどかな春なのに今、気掛かりな不安な事が起こりつつあります。それは横浜港のクルーズ船内の新型コロナウイルス肺炎のじわじわと広がりそうな気配です。よりによって日本中の地元神奈川の中で初の死者も出たのですから恐怖でした。こんな世の中が来るなんて誰も想像していなかったと思います。これから先、今年一年間の世の中の変り様は知ってのとおりですが、今年は三月になってもカワズザクラは去年より花付きが少なそうで自粛しているようです。

   新型コロナにまつわる用語
 テレビや新聞で新型コロナウイルスに関する情報が連日報道されています。耳慣れないカタカナが多く使用され、最初の頃は意味がよくわからない用語もありましたが、長期間ならされてきましたので、ほぼ理解できるようになった方が多いと思います。日本語で表現できる用語も多いのに、なぜわざわざカタカナで表現するのでしょうか。間違えて理解しないようわかりやすい言葉を使うべきではないでしょうか