明日の相模湖  NO.861  2021/01/10 
    
     謹賀新年
  新型コロナウイルスによる感染拡大は世界中に広がり、収まるどころか急速に拡大していますが、お変わりなく新年を迎えられたでしょうか。今年は一日も早く感染拡大をストップさせ、マスクをしなくてもよいような日常生活を取り戻したいですね。
 希望をもてる社会、暮らしやすい地域をめざし、今年もみなさんといっしょに力を尽くしていきたいと思います。引き続きご支援ご協力をよろしくお願い致します。
  
2021年 1月  日本共産党相模湖支部
   
  
危機から希望へ転換する年に
  新型コロナウイルスの感染拡大の中で、2021年が幕開けしました。
 感染が広がる中で、非正規労働者は職を失い、自営業者は経営困難に直面し、医療・介護現場は崩壊寸前です。
 今年は、総選挙が行われる年です。「苦難や危機をもたらす政治から希望の政治へ―」。多くの国民が望んでいる政治へ切り替えましょう。
    コロナ危機は「人災」
 コロナ危機は、日本社会のゆがみをさまざまな分野で浮き彫りにしました。医療崩壊の危機が一気に進んだのは、日常的に余裕のないギリギリの医療体制が続いていたためでした。PCRなど必要な検査が迅速に大規模にできなかったことは保健所体制の弱体化が進められたことによるものです。いずれも自民党政治の下で長年続けられた社会保障の切り捨て政策がもたらした重大な弊害です。
 もともと感染症にもろかったところに、安倍前政権と菅政権による混乱と迷走がコロナ危機の深刻化に拍車をかけました。感染者の出ていない学校も一斉に休校させたり、「アベノマスク」配布などは国民の不信と怒りを買いました。さらに菅政権が感染を全国に広げる「Go Toトラベル」に固執し続けたことは、まさに「人災」に他なりません。医療・検査で国が財政的責任を果たし、暮らしの土台を支える大胆な対策を急ぐべきです。
    野党連合政権の実現を
 行き詰まる政治と対照的なのは、国民が声を上げ政治を前に進める動きが目覚ましく進展したことです。国民1人10万円の定額給付金は、当初の与党のあまりに不十分な案を世論が覆したものです。雇用調整助成金のコロナ特例、持続化給付金、家賃支援給付金なども国民の声で実現したものです。
 コロナ後の日本は、危機で明らかになった社会の欠陥をただす道に進むことが必要です。今の政治の枠組みでは対応不能なのは明白です。自公政権に代わる新しい政権=市民と力を合わせた野党連合政権が切実に求められます。
 来たるべき総選挙で、政権交代を実現し、新しい日本の扉を開けようではありませんか。

   自然観察シリーズ 植物 NO.530  ホソノカラワラビ 
  今年の元日も例年通り0時に与瀬神社へ歩いて初詣に行き、5時には津久井湖に移動して、津久井城山で初日ノ出を見る為登りました。暗い山道でヘッドランプに照らされ、葉が光って見えたのがシダのホソバカナワラビです。
 このシダはわりと乾いた林に生え、葉が黒っぽい緑をして厚みもあり、艶があります。一番下の葉の内側の羽片が大きいのが、似た種類との区別点です。
 今年も素晴らしい初日ノ出を拝み、コロナの退散を祈り、元日から一万歩歩きました。城山でもナラ枯れ病のコナラの大木が何本も見られました。

   時事通信社が選んだ2020年10大ニュース
 時事通信社が選んだ2020年の10大ニュースです。国内、海外の第1位はやはり新型コロナに関係する出来事です。みなさんの10大ニュースは何だったでしょうか。今年はコロナ収束がニュースになるといいですね。