明日の相模湖  NO.857  2020/11/8 
    
    コロナによる賃金ダウン・物価下落を理由に
   来春、年金を減らすな!

  いま、新型コロナ禍により国民のいのちと健康、暮らしや文化などの生活基盤が脅かされています。経済的にも深刻な消費不況と経済活動の低下による失業者の増加や倒産があいついでいます。
 高齢者の生活を守る年金支給額は、年金を自動的に減らすマクロ経済スライド制度などにより、8カ年度に実質6・4%も引き下げられました。加えて、2021年度から は、物価と賃金のどちらか低い方の変動率にあわせて年金額を改定する「新改定ルール」が実施され、毎年のように減額、目減りしていくことになります。
 現在、年金を頼りに生計を維持している人は4千万人います。コロナ禍のもとでの年金減額は、高齢 者の生存権を脅かし、さらなる消費不況を招き、経済の回復を遅らせます。  コロナ禍で冷え切った日本経済を立て直すためにも、高齢者の購買力の維持・増進が必要です。そのためにも、コロナ禍のもとで年金減額の諸制度を適用することのない年金制度にすることが求められます。

   自然観察シリーズ 植物 NO.526  キジカクシ 
   里山を歩いていると、草地に時々見かけるキジカクシというフワフワした感じの、アスパラガスにそっくりな植物があります。でもずっと茎は細くてやせていてなよなよと倒れかかっています。アスパラガスの原種?と思わせる日本名はキジカクシと云います。
 孫山下の林の中に割と多く生えていました。図鑑では小さい花と実が載っていましたが、雌雄異株のようです。ちなみに畑のアスパラガスは日本名はオランダキジカクシと云い、外国種を栽培したものです。キジカクシも細いですが、芽は食べることはできます。
(以前はユリ科に含まれていましたが、今はユリ科は細かく分類されました。)

     台風被害箇所の早期復旧を
  昨年の台風被害にあった道路や崖などの補修は少しづつ進めれていますが、まだ着手できない場所でその後の風雨等で、崩落や亀裂が大きくなっている箇所があります。こうした所の早期復旧を市に要請してほしいと田所健太郎市議にお願いしました。田所議員からは市は『復旧・復興ビジョン』に基づいて道路復旧を進めているところなので、現在の状況と今後の予定はどうなっているのかを確認したいと言われました。
 また台風被害ではありませんが、若柳のつつじヶ丘団地内の溝の蓋が浮き上がったり変形していて車が通るたびにうるさい音がする件についても対策をお願いしました。