自然観察シリーズ 山
 NO.596 〈植物〉  サカキ(榊)
 サカキは、常緑樹で冬でも青々として神聖な樹として神棚に供えたり、「玉串」として神事に使います。
 サカキ(ホンサカキ)とヒサカキがあって、寒い地方にはサカキが無いので、又、関東地方では少ないので、広くヒサカキが代用されます。先日、ある神社の近くのサカキに花が咲いていました。白くてお茶の花を少し小さくした様なのがびっしり咲いていました。サカキの花はむし暑い6月から7月に咲きます。花の匂いも芳香がします。
 春に紹介したサカキは広く分布して、春早く黄色い小花を咲かせ、汗臭いような悪臭がすると書きました。葉の形もヒサカキは小さくて、ふちにギザギザがありますが、サカキの葉は大きくツバキに似ていて、ギザギザはありません。以前は両種共にツバキ科に含まれていましたが、最近の分類体系はモッコク科です
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NO.597 〈植物〉  エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)
 冬に大雪の降る地域の山登りに夏になって行くと、登山道脇の林で時々見られるアジサイに似た、エゾアジサイの花に出会えます。日本には野山で見られる野生種は多く、ほとんどが白い花ですが、エゾアジサイの花は鮮やかな青色なので、すごく目立ってきれいです。日陰の林の中に見られ、登山の疲れをいやしてくれるさわやかな色です。
 今まで、白馬山麓や月山や最近、苗場山で見ました。日当たりの良い尾根や山頂付近ではなく、山麓から中腹の少し湿った森の中に見られます。北海道から本州の日本海側を九州の北部の多雪地に適応した種類です。
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