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先日、山仲間と青根の神ノ川から大室山へ登りました。
大室山は丹沢山塊の西側に聳える標高一、五八七Mのおなじみの山ですが、結構きつい登りの続く中級者向けの山です。神奈川と山梨の県境にあり、山頂はブナやカエデの林の中で、見晴らしは悪いです。が途中の尾根からは南側の富士山や愛鷹山や箱根や大野山が見られました。山頂にはベンチもテーブルも無いので、道志村方面へ少し下り、暑い日差しを避け、ブナ林の中へ入ると、辺り一面ヤマトリカブトの紫色の花と、白いシロヨメナが群生していました。我々は大きな倒木に座って弁当を食べました。廻りはグルッとトリカブトの花に埋もれて、間違って猛毒の葉や花を一緒に口に入れてしまわないよう、気を付けて食事しました。これらの植物は鹿が食べないので、現在優先的に繁茂しています。
丹沢で一番の大室山のヤマトリカブトの群生は九月一杯が見頃です。(九月二十三日歩く)
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