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焼山は丹沢の主脈縦走路にあり、青野原の焼山登山口から登って、最初のピークです。私は登山口近くの諏訪神社で安全登山を祈願して出発しました。 登り出して暫く、杉や桧の林の中を進んで行きます。そのうち尾根道になると雑木林になり、明るくなり、周囲の眺めも多少見えるようになります。その先登山道の傾斜がきつくなり、乾いた砂混じりでザラザラとすべりやすく、ロープが付いているので気を付けて登ります。危険な所を登り切れば再び杉林になり頂上は近いです。シラカバの木が植えられていてその上が山頂です。標高は約一、〇六〇Mで、青根・青野原・鳥屋の境界になっていて、山頂に10M位の鉄骨展望台が建っています。さっそく登って見ると、近く青い湖面の宮ヶ瀬湖が見下ろせ、北東方面は広く関東平野、遠くに日光連山まで確認でき、北西は高尾山から生藤山、上野原方面が見えました。しかし、西方にはこれから続く丹沢の山々で富士山が見えないのが残念です。
焼山の名は、昔は麓の家の茅葺屋根の材料を採る茅場だったので、定期的に山を焼いていたとの説明板がありました。 (二〇二三年一月十一日歩く)
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