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やっと涼しくなった先日、陣馬山へ続く明王峠へ登って行きました。平坦になった杉林の道脇に、傘が黒いキノコが株になって生えていました。ストックで突くとしっかりした固さが感じられるキノコで、直感でおいしいハタケシメジと判断しました。まだ幼菌で傘の開いた時より黒かったので、ちょっと迷いましたが、茎の太さとしっかりした固さが特徴です。
ハタケシメジは「匂いマツタケ味シメジ」と云われるホンシメジに近縁で、優秀な食菌で栽培もされます。生える所は山の林の中というより、人里に近い林道脇や、公園や家の裏庭やキャンプ場の地面に見られ、根元をたどると地面の下に埋もれた木片から生えているのがわかります。味にくせは無いので、そのまま煮物、焼き物、炒め物、何でも利用できます。
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