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新年おめでとうございます。
今年は辰年(竜年)という事で、竜の字の付いた植物を調べて見ました。
竜脳菊(リュウノウギク)、竜胆(リンドウ)、竜の髭(リュウノヒゲ)、竜舌蘭(リュウゼツラン)などありました。このうち竜舌蘭はメキシコ原産の園芸植物です。他の三種は日本に広く自生する種類です。 竜脳菊は秋遅く山の日当たりの良い崖などに見られる野菊で、白い花を咲かせ、葉をもむと竜脳(樟脳)の香りがする事で付いた名前です。
リンドウは根が苦く、胃の薬に用いたので、竜の胆嚢のように苦いという意味で竜胆と書きます。竜の髭は林の縁や土手などに生え、細い葉を根元から束生して茂り、秋に株の中に鮮やかな青色の果実を実らせています。子どもの頃、條竹で作った「突き鉄砲」の弾として遊んだなつかしい青い実です。
話は変わりますが、元日に初日の出のダイヤモンド富士を、その名も「竜ヶ岳」という山から見るというツアーに参加し、見事な富士山頂から昇る太陽に感激しました。その夕方、能登半島地震が起こり、大変な被害が出ている事に、あけましておめでとうとは云いにくいお正月です。
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