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仙洞寺山(五八三m)は、青山と鳥屋にかけてある低山です。
青山の八坂神社から林道を辿るのが一般的です。林道を歩いてすぐに関東では少ないシダのウラジロが、かなりまとまって生えています。私が調査した津久井地域の自生地5ヶ所のうち、一番大きな自生地です。林道は八合目位で山頂をぐるっと一周していますが、一般車は入れません。八合目にある森作りをしている団体「フォレスト21」の拠点の広場から山道になり、山頂をめざしましょう。
春はヤブツバキやダンコウバイ、ヤマザクラが咲いて、東側の眺めが良かったのですが、現在は植林した木が育って良く見えなくなっています。緩やかになった尾根を大木の茂る奥へ進むと、一番鳥屋に近い所が最高点です。山名の由来の仙洞寺は現在と違って山の中腹にあったとのことです。戦国時代はここも烽火台だったのがわかっています。
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