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3月5日は冬眠していた虫達も眠りからさめて活動を始める二十四節気の啓蟄です。
3月は植物や虫も動き出す季節の始まりです。私は春本番前のこの時期が大好きで、野山へ出て春の兆しを探して歩き回っています。
日当たりの良い山道では、冬眠からさめてヒオドシチョウや、テングチョウや、ルリタテハや、キタテハなどの成虫で冬越しした蝶が飛び回って、石の上で日向ぼっこしたりしています。日だまりでは早咲きのスミレ類も見つかります。
一方でサナギで冬越しして春になってから成虫になる蝶にはギフチョウや、コツバメや、ミヤマセセリなどがあって、正真正銘の春の蝶で、春の時期だけ成虫が見られます。春の妖精──スプリング・エフェメラルと云われています。
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