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冬の植物観察は花は無いけど、寒くても青々とした(緑色でもアオアオという)常緑性のシダ類に目がいきます。
イノデ・リョウメンシダ・ウラジロ・イタチシダ・ホソバカナワラビ・イワガネソウなど、いろいろな種類があります。まわりが枯れ野のせいか、特に緑色のシダが目立っています。
今回注目するのは、キヨスミヒメワワビという種類で、山の斜面で少し湿り気のある日影地に見られ、一株二~三枚の葉を地面に這うように広げています。40㎝~1m位の草丈で、中心の軸にびっしり毛が生えているのが特徴です。キヨスミという名は、千葉県に清澄山という山があり、そこにちなんだ名前のようです。春には新しい毛むくじゃらの若芽が伸びていてびっくりしました。
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