沖縄―慶良間ダイビングと世界遺産


沖縄

2002年度GWは、直前まで予定が立たず、旅行を断念しようとしていたのですが、 出発の前日に突然思い立って、ネット検索をしたら、飛行機も宿も空いていたため、沖縄ダイビングツアーが突如決行されました。
羽田―那覇往復は往復チケットで59800円。アジアの近場なら十分行ける値段だから、高いといえば高いけど、 GWの最中で、出発前日に予約が出来たというあたりはさすが国内という感じ。 都ホテルの一泊6000円というのも、前日予約にしては出来すぎでしょう。
GWピーク時といえども、やってみると実際何とかなるものです。


慶良間ダイビング
今日のダイビングは慶良間であった。ホテルから港に送迎をしてくれて、そのまま那覇から船に乗って一時間あまり。 最初は渡嘉敷島の野島、その後座間味の知志というポイントに行き、お昼休みを挟んで、再び渡嘉敷のサンドトライアングルに行った。
この時期、例年梅雨に入っていることもあるようだが、今年に関しては入梅はしておらず、天気も良好。 気温28度、水温25度。透明度は25mと申し分なかった。梅雨時であれば、透明度も下がるので今回はラッキーではあった。






世界遺産―琉球王国のグスク及び関連遺産群

玉陵


玉陵は“たまうどん”と読み、16世紀に建てられた琉球王朝の墓陵である(写真左)。 1501年、尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために築かれたそうである。 (入場料200円) 首里城公園の近くにあり、国の指定重要文化財で世界遺産のひとつでもある。 しかし規模は小さく、あっというまに見終わってしまう。
そこから、歩いて首里城方向にいくと、守礼門に着く。 そして、門を通り首里城公園にはいったすぐのところに園比屋武御嶽石門がある。 首里城の守護神として1519年に建立されたそうであり、なんと言うことも無い石門なのだが、 これも世界遺産になっているということである。
首里城自体は最近復元されたばかりなので建物は新しく、なんだか有り難味が無いが、 こういった古い遺跡の存在で、なんとか形になっているという感じである。




金城町の石畳


首里城公園から、独特の石畳の道が伸びている。 坂を下ってくると途中に金城村屋という休憩所があり、そこから道幅が大きくなる。
この道は金城町の石畳といって日本の道100選に選ばれているそうである。 道を下りきると、そこからは、国指定の特別名勝で、もう一つの世界遺産でもある識名園にいくことが出来る(写真右)。
識名園は18世紀の終わり頃に作られた琉球王家最大の別邸であり、国王一家の保養や外国使臣の接待などに使われたそうである。 (入場料300円) 中心に池があり、日本風の庭園のようにも見えるが、建物は琉球独特であり、雰囲気にやや中国風の影響があるように感じる。