宮古島ダイビング

2005.4.29-5.1
宮古島


2005年度のGWは、3連休を取れそうだったので、例によって沖縄ダイビングを計画した。 本島、石垣はすでに行ったため、今回は、宮古島にターゲットを絞ってみた。
航空券は、格安をおさえるのはすでに難しかったため、朝一番の那覇行きと那覇経由の往復チケットをインターネットでゲット。
今回は、わりあい航空券も、ダイビングショップも早めに手配できたと思っていたが、今回の場合、実は当日にどんでん返しが待っていた。
出発の前日、前々日とかなり仕事が大変で、睡眠時間がほとんどとれず、 しかも当日は朝一番の飛行機だったので、朝4時起きをしなければならない。 そして、なんと、当日に朝起きれず、乗り遅れが確実となったのである。
GWのピークの出発なので、予約の変更は難しいだろうと思われ、今回の旅行自体をキャンセルしようかという思いもよぎったが、 とりあえず、インターネットで検索してみることにした。
ANAは全く、問題外な状況で、20:00の便以外は満席。当初JALも夕方の便まで空席はなかった。
仕方なく、夜便で宮古島に渡る覚悟をしたところ、突然、9:55発の羽田−那覇行きの空席が出た。 もちろん即ゲット。なんとか14:00には宮古島に着く日程となった。
いままで、ピーク時の航空券を、数日前にゲットした例はあったが、当日出発前に、手配したのは始めてである。 ということで、 GWピーク時といえども、こういうことはあるということ。決してあきらめないことが重要である。



宮古島島内観光



那覇に12:30に到着し、宮古島到着は、14:00であった。
宿泊は平良市の中心にあるペンションスター。一泊5000円である。 チェックインして、すでに15:00すぎ。当初、午後のダイビングを予定していたが、この時間では無理である。 といっても、無駄に時間をすごすのも勿体ないので、島内観光をすることとした。

レンタカーを借りて、宮古島を時計周りに一周することにした。およそ3時間もあれば可能らしい。
まず、市内から、砂山ビーチ(写真左)に行く。海の色はエメラルドグリーン。さすが、南国である。
砂もさらさらの白い砂。4月下旬とはいえ、日差しは強い。絵に描いたような離島ビーチである。
ここから、宮古島の北の突端、池間島を目指した。

池間島は、宮古島の本島から池間大橋という橋でつながれている小さな島である。ここの海透明度はすごい。 橋と海のコントラストが絵になる場所である。(写真右)



ちなみに、池間島のさらに北に、八重干瀬(やびし)というサンゴ礁がある。ここは有名なダイビングスポットらしい。
(残念ながら、今回は、行く時間はなかった。)

池間島より、東側を南下。その後、三角形である宮古島の東の突端、東平安名崎(ひがしへんなざき)(写真左)に行った。。
ここは日本百景のひとつという岬である。岬の突端には灯台があり、灯台の上からは、東平安名崎の全景がみえる。
このとき、やや曇っていたのが残念だったが、海の透明度は抜群で、天気はよければ、非常に美しい海だろうと思われた。

その後、東平安名崎から、南側の海岸線を西に向かい、来間島に行った。
来間島には、来間大橋が本島との間に結ばれている。ここも観光スポットである。 1690mの長い橋は、美しい海とのコントラストで、きれいである。(写真右)

来間島には、竜宮城展望台という、展望台があり、ここから来間大橋を見わたすことができる。 対岸には、前浜ビーチが見える。
対岸側に戻って、ビーチから来間大橋を望んだ写真が左である。宮古島の海は、皆エメラルドグリーン。 砂浜はさらさらな白い砂である。




宮古島ダイビング




今回のダイビングは、インターネットの検索で、SUN ISLANDというショップにした。
その理由は、当日到着午後のダイビングを行っていたからである。実際は、寝過ごし事件のため、意味がなかったが。

朝、7:55にピックアップが来て、そのまま港に移動。すぐさまボートに乗り込む。
ショップも経由しないでいきなり港というのは、やや面食らったが、まあ問題はない。
GWということで、4チームほどに分かれて、10数人のゲストであった。 私は、オーナーの竹内さんのグループで、私以外に男性2名、女性1名の計4名であった。

海はややシケ気味。こういう日は、本島の西側の伊良部島の近くでないと潜れないとのこと。 ということで、今日のポイントは、伊良部島となる。
一本目はダブルアーチ、二本目はL字アーチであった。いずれも地形ポイントである。
透明度は悪く、15mだった。通常2−30mあるらしい。
水温は24度。3mmのウェットで潜ったが、気温が27度あり、何とかなった。 少なくとも、船に上がったときは問題なく、水中で後半になると、やや寒くなる程度であった。



一本目はウミウシ系を多くみた。イガグリウミウシ、ヒラムシ、ソライロイボウミウシなど。 後は、シマウミヘビと、宮古島ではメジャーのアカマツカサ(写真右上)などである。
二本目は、トンネルがあるポイントで、トンネル内でカノコイセエビ、キミオコゼ、 その後、オニカサゴ(写真右)、オニダルマオコゼ(写真左)の擬態系の魚をみた。

SUN ISLANDのダイビングスタイルは、35分くらい通常のダイビングをしてから、 浅瀬に戻ってきて、50分経過するか、残圧50になるまで、潜っているというもので、潜水時間が長い。

浅瀬での時間は、安全停止にもなるので、理にかなっているし、浅瀬でも魚の多い場所では、十分楽しめるので、 この方式は非常に良いと思った。

二本潜った後、いったん港に戻り、昼食となる。
初心者系の人たちと、講習の人は、ここで終了となり、結局午後の潜ったのは、我々のグループの4人だけであった。




午後になると、さらに、風も強くなり、シケってきた。 午後のポイントもやはり伊良部島である。
2時過ぎに出航。午後のポイントは、ハングオーバーであった。
キンギョハナダイ、アカネハナゴイの群れ(写真右)が棚上にみられた。 個人的には、魚影が濃いので好きなタイプのポイントである。
他に、カスミチョウチョウウオ、サザナミヤッコ(写真左)などをみたが、 このダイビングの一番の大物は、アオウミガメであった。
通常、ウミガメを見るときは、ウミガメポイントという感じで、あらかじめ予想している場合が多いのだが、 今回は、全く予想もしてない展開だったので、ひらひら泳ぐのが見えて、非常に興奮してしまった。
しかも、近くで激写できた(写真右下)。
最後に大満足であった。


港に戻って、およそ3時半。ショップに戻り、器材を洗って、ログ付け。 終了となった。

日焼け止めを使ったが、さすがに沖縄の日差しは強く、若干日焼けした。 結果、だるくなり、爆睡となる。










島内観光



最終日は、飛行機に乗ることから、ダイビング出来ない。 よって、市内観光となった。
この日は、晴れているが、風が強かった。
昨日日焼けした加減で、疲れがでて、朝起きるのが遅くなったので、遠くに行くことはせず、近場で済ますこととした。
当初、伊良部島にフェリーで渡ろうかと思い、港に行く。 およそ15分くらいでわたれるようだが、この日は特に日差しが強く、ちょっと外を歩き回るのは、ためらわれた。 よって、港近くの、パイナガマビーチ(写真左)に行くこととした。
もちろん何もすることがないので、ボーっとしてすごした。
しかしながら、とにかく海はきれいで、言うことはない。