西伊豆雲見ダイビング


2005.8.20

第3回九十九里ダイビングチームのツアーを西伊豆で行いました。 参加者は5名。ガイドはいつものスペシャルオレンジ、高畑さんです。
今回、自分としては、初の伊豆ダイビングでした。
本来、首都圏ダイバーには、伊豆は定番なんですが、リゾートダイバー出身の私は、沖縄以外の日本でのダイビングは、 あまりやっていない関係で、今まで行っていませんでした。
しかし、前回の金谷でも、なかなか楽しめたので、本州のダイビングも捨てたものではないと見直しましたね。 なんといっても、手軽に日帰りできるのは魅力です。


西伊豆雲見



西伊豆日帰りツアーというのは、なかなか過激です。朝4:30、佐倉のショップに集合なので、3:30に家を出発。 やや睡眠不足です。

ショップを早朝に出発し、西伊豆到着は9時過ぎで、約5時間の道のりでした。途中は爆睡していたので、到着時は眠気も回復です。
さすが伊豆はダイビングのメッカであり、我々が到着したときには、すでに沢山のダイバーが来ていました。

西伊豆は景色の良い場所が多いそうで、雲見も海と岩、崖のある風景(写真右)で、非常に美しいところです。
湾内には今回のダイビングポイントでもある、牛着岩(写真左)があり、そこまでの間を絶えずダイビングボートが行きかっています。



この日は非常に天気がよく、しかも暑く、まさにダイビング日和です。
着替えて、準備をした後、冷房の効いている場所でブリーフィングとなりました。

雲見はライトを持参していく洞窟ダイビングであり、魚を見るというより、地形派のダイビングだそうです。
この日は透明度もよく、コンディションは最高です。
一本目は、メインである牛着岩の洞窟に潜りました。
一応ボートダイビングですが、ポイントまでは1分ほど乗るだけで、すぐエントリーとなります。
入ってすぐ、ソラスズメダイ(写真左)にご対面し、そのまま、洞窟の入り口に到着。 狭い岩の隙間を入っていきました。
魚はあまりいませんが、地形的に、光と岩のコントラストがきれいなポイント(写真右)です。
途中ライトを使わないと、全く見えない場所もあります。 しかし、今回はライセンス取りたての初心者と一緒でしたが、十分入っていける場所でした。



岩とウミウチワの光のコントラストなんてのもきれいでしたね。(写真左)

洞窟内では、岩場の影に隠れているツマグロハタンポ(写真中)、カサゴ(写真右)などを目撃しました。

一本目の上がり際に、コロダイの群れが来ました(写真左下)。結構大きいので迫力でしたね。

一本目が終了し、軽く昼食をとって、すぐに二本目となりました。
二本目のポイントは三競という、牛着岩から少しはなれた場所です。


二本目は、入ったとたんイワシの群れに遭遇しました。(写真中) その後もずっとこの群れの中で、潜っていたのですが、イワシでも群れるときれいで、見ごたえがあります。
初心者ダイバーも、二本目はなれてきたようなので、ガンガン洞窟を攻めて行きました。 二本目は、途中洞窟内で浮上し、水中温泉に出てきたりもしましたね。
地形派にはたまらない場所でしょう。
水温は、高い場所と、冷たい水が混在していました。気温的には高いので、冷たい水も苦にはなりませんでした。 もう一本でも潜れそうでしたが、日帰りですから仕方がありません。

帰りがけに、黄金崎に寄っていきました。(写真右) ここもきれいな場所です。
あとは、西伊豆名物トコロテンを食べて、帰りました。佐倉到着は夜11時すぎ。 日帰りながら、一泊並みのツアーでした。