慶良間ダイビング

2006.1.7-1.9
慶良間

今回の慶良間行きは突然決まった。
というのは、当初この日程で、サイパンに行くはずだったのだが、当日朝に積もった雪のために、路面が凍結。 車が大幅に遅れ、タッチの差で成田10:35発のサイパン行きを逃してしまったのだ。
連休のため代替便の手配も出来ず、泣く泣くキャンセルになった。
しかし、そこであきらめないのが、旅行者たるもの。 午前中に中止が決まった後、超特急で、その日の午後の沖縄便にのり、那覇に行き、翌日慶良間3ダイブをするという手配を完了した。

かくして、突然に慶良間ダイビングツアーが決行されたわけである。 15:55羽田発の那覇行きで沖縄へ。宿泊は、現地についてから携帯で手配した。
ダイビングのほうは、いつものリベルテである。


慶良間ダイビング


ホテルを8:20にピックアップされ、直接港に行き、9:00に出発。
リベルテのメンバーは、スタッフ3人とゲスト6人である。
他のショップとともに、30人のりの大きなダイビングボートで、慶良間に向かった。
天気はいまひとつの曇りであるが、何とか雨は降っていない。 慶良間までは、船で50分ほどである。
途中、写真左のように、海に虹がかかっていた。 こういうのも珍しい。
この時期、沖縄近海にクジラがきているらしく、慶良間に行く途中に、ホエールウォッチングをしているツアーの船が停泊していた。
我々の船も、一時停止して、見ていると、写真右のように、潮をクジラが噴き上げる様がみれた。実際背中の一部も見れたりして、なかなか楽しい。

そうこうするうち、慶良間に到着。 一本目は、九場島南。地形ポイントである。気温は15度。水温は21度で、慶良間のこの時期としては、気温も水温も低い。
ドライで潜る人が多い感じのダイビングであった。
水中に入ると、21度は十分暖かい水温である。 幸い透明度は30m程あり、地形ポイントはこういった透明度の良い状態で見ると、非常にダイナミックである。





写真(右、左)の様に、透明度が良いと、青の色が違う。 冬の沖縄も悪くはない。

2本目は移動して、阿嘉島の阿護の曲に行った。
広く白いきれいな砂地に、小さな根がいくつか点在するポイントであるが、冬だというのに、そこにいる魚の数が多い。 キンメモドキと、スカシテンジクダイの群れがきれいだった。
後は、ハダカハオコゼ、ヒトスジギンポ、オトヒメウミウシなどである。
その後、昼食をとり休憩。水中は問題ないが、濡れてボートに上がってくると、風もあったため、沖縄とはいえ肌寒い感じである。
ウェットで潜った人たちはさすがに、大変そうだった。

午後の3本目は、海況の問題で、また同じ阿嘉島のポイントに潜った。

3本目は、ツバメウオ、アカククリ、コホシカニダマシなど。透明度は少し落ちて25m。それでも十分であった。

久々の慶良間であったが、もちろんこれ単独でも十分楽しめるポイントである。