中米2010


2010.9.12-20


ドミニカ共和国



9月12日

今回の中米行きは以前ドタキャンしたジャマイカ行のリベンジであったが、ツアーを探していたらついでにドミニカにも行けるというので、結構忙しい日程で決めてしまった。
しかしよくよく見たらドミニカからジャマイカは直行ではなくマイアミ経由なので無駄な動きが多く周遊ではない。 無理して両方行く必要もなかったが、手配してしまったのでそのままの日程でいくこととなった。

朝成田に行く。今回京成経由で成田に行った。新しいエアポートシャトルが速かった。 この作戦は今後も使えると思われる。
11:30のダラス行AA176でダラスへ。所要14時間。朝8:55ダラス着。ここからアメリカ国内線に乗り換える。入国審査が長く、乗り換えにぎりぎりの時間であった。 私はダラスは何度も来ているからよいが、慣れていない人は乗り遅れる可能性が十分ある。
後で見たら、旅行会社の書類にもその旨注意書きが書いてあった。乗り遅れてもよいように当面の荷物は手荷物でもっていたほうが良いとのことである。 今のアメリカは途上国並みの準備が必要だ。

今回ESTAでの入国が初めてだったがESTAがあるとI−94の用紙を書かなくてもよいらしい。(税関申告書は必要である)
マイアミに14:25着。16:50のサントドミンゴ行きでドミニカ入りとなった。ちなみにマイアミ‐サントドミンゴは国内線扱いで出国審査もない。(アメリカはどこでも出国審査はないけど)
サントドミンゴに19:00着。空港の両替で日本円からドミニカペソに変えた。レートは10000円=3500ペソ 1ペソがおよそ3円と思えばよい。現地の係員のピックアップでホテルに行った。
ホテルまでは空港から30分。旧市街の中にあるホテルカリブコロニアルというところである。 中級ホテルでまあまあきれいである。

夕食にパスタを食べて時差ボケなため早々に睡眠。ダイビングは明日のアレンジが間に合わないとのことにて明後日することとして明日は市内観光とした。
また、今回出発前にiphoneを買ったのだが、使い方が不明な状態で旅行に行きアメリカでは使用可であったが、ドミニカでは使えなかった。
これは根本的問題なのか、使用上の問題なのか不明である。アメリカでもパケットし放題ではない業者にコネクトしたりするので設定が結構面倒である。

9月13日

早朝ホテルの周囲の旧市街をランニングして地理をつかんだ。といっても小さなエリアなので対して難しくはない。ホテルの朝食を食べて早速旧市街の観光に行った。 ホテルは旧市街のど真ん中にあり、まず、ホテルから歩いてコロンブス公園に行き、大聖堂に行った。
時間が早く大聖堂には入れなかったので、近くにあるラリマール博物館に行った。ラリマールはドミニカの代表的な土産物で水色の宝石である。 2Fが博物館で1Fが売店となりラリマールを売っている。このパターンの店は旧市街にたくさんあり、博物館として人を集めて土産物を売る作戦のようである。
そこからオサマ砦へ行った。(入場40Rp)ここは、旧市街の中心となる要塞で、16世紀に総督のニコラスオバンドが海賊から守るために造ったものである。
オサマ川沿いの道Las Damasを北に行くと歴代の総督が眠る霊廟であるパンテオンがあり、さらに聖母マリアの礼拝堂のあるラスカサスレアル博物館、日時計を通り、 スペイン広場に出るとコロンブスの子孫が代々にわたって住んでいたというアルカサルがある。 スペイン広場にはオサマ砦を作ったニコラスデオバンドの像がある。
アタラサナ通りを抜けてアンバーワールド博物館という琥珀の博物館を見るとほぼ旧市街の観光は終了。急げば半日で終了である。

再び大聖堂に戻って中に入り、コロンブス広場で昼食を食べ後、午後はビーチに行くこととした。
サントドミンゴから東に30qの所にあるボカチカビーチである。 往復はタクシーで、現地での3時間の休憩を含んで80USドルで手配してもらい、同時に明日のダイビングも200USドルで一日2ダイブということでアレンジ終了した。
1時半にホテル出発。30分でビーチに着いた。
ここは以前大統領のプライベートビーチであっただけあり、きれいなビーチである。
今回ビーチに来た目的は、月末のオープンウォータースイミング大会の練習である。
よってのんびりビーチを楽しむつもりはなく、普段プールでしか練習できないので、この機会にみっちり海での練習をすることとし、とりあえず2q程泳いだ。 海で泳ぎながら騎士の目標を設定したり、流れの中でのコース取りなど十分練習となった。2時間ほどビーチで過ごしてからサントドミンゴに戻った。
時差ボケ+練習の疲れで夕食も食べずに睡眠。明日のダイビングに突入する。

9月14日

朝6時45分に朝食。その後7時にピックアップとなりダイビングに行った。港までは結構遠く2時間以上かかる。 本日はIsla Catalinaへ向かって船が出て、島の周囲で潜るという感じである。
30分ほどでポイントに到着。ブリーフィングがスペイン語なのでよくわからなかったが、大まかに理解して一本目はthe wallというポイント。 45分のダイビングで主に身のカサゴ中心で展開した。
バディはラテン系の人で上手なので安心である。一本目が終了し、ダイビング以外の人たちは島に上陸。我々は2本目に突入する。 2本目はアクアリウム。スティングレイ、タツノオトシゴを中心に展開。久々のダイビングにしてはまあまあというところ。透明度も20m位あった。

2本目終了後我々も島に上陸。昼食となる。
カタリーナ島は絵にかいたような無人島で小さな小屋があるだけの所である。 海はきれいでエメラルドブルー。透明度もよくシュノーケリングでも十分楽しめる。 1時間ほど自由行動の後に帰りのボートに乗る。

15時に港について ピックアップまで30分待ち。16時30分頃出発し、帰りの途中にも時間がかかり、サントドミンゴに着いたのは19時45分頃であった。
夕食食べたら終了。サントドミンゴはもう十分なので、あとは明日ジャマイカに移動となる。

9月15日

早朝ラン。新市街まで4km程度を30分ほどjoggingをした。新市街はあまりきれいではない。 現地の人も走るような道ではなく、サントドミンゴの新市街をランニングした日本人旅行者はそういないだろうと思われる。

ドミニカ最終日はまず旧市街の観光を終了することとし、一昨日入場できなかった場所に行った。まず、パンテオンに行った。入場無料。 8時から開いている。歴代の総督の墓があるだけで見るものは少ない。
次に9時まで待ってアルカサルに入った。入場は50RD。ここはコロンブス家の住んでいた邸宅であり、当時、豪華な建物が批判を浴びたとのことである。
ちなみにコロンブスはこちらではColonと書かれている。コロンブス広場もPalque Colonである、「ブス」はつかないので注意である。 英語名表記ではコロンブス(Columbus)だが、出生地のイタリア語ではコロンボ(Colombo)、スペイン語ではコロン(Colon)なので、 「コロンブス」といっても世界共通に通用するわけではない。
その後、ラスカサスレアル博物館へ行った。会館は9時からで100RD。歴代総督の居住地であり、昔の鎧や服などが飾ってある。

少し休憩してから新市街に行った。文化広場を目指してエルマンド通りを歩いて行った。
地図上は2kmほどであり、十分歩ける距離であると思っていたが、非常に暑くて着くころにはすっかり、ばててしまった。 中には国立劇場、自然博物館、人類博物館、美術館があるが、自然博物館をみただけでバテて終了。帰りはタクシーで帰った。
少し買い物をしてホテルに帰る。
1時にホテルを出て空港に向かった。その際ドミニカで初のスコールとなる。 今は雨期なのでこういうこともあるのだが不思議とそれまで遭遇しなかったのは、やはり超晴れ男の力だと思われる。
3時初のマイアミ行でドミニカを出国。マイアミのトランジットは予定でも1時間25分しかなく、当初より懸念していた。
飛行機は10分早く着いたものの、空港が広いので入国審査にたどり着いたのが18時25分。その後荷物のピックアップに行くが、ここで相当待たされてピックアップしたのが19時10分。
さらに搭乗口が遠く、ゲートに入るsafety checkで待たされ、通貨したのが19時25分。結局飛行機に乗り込んだのは19時30分。出発10分前であった。
現在アメリカはトランジットの場合にも入国審査があり、荷物もピックアップすることを義務づけているので、まったく時間がかかる。 荷物は小さかったので、手荷物で持ちこむべきだったと反省している。

モンテゴベイの空港に20時過ぎに到着。現地の日本人係員が出迎えに来ていて、ホテルまでピックアップしてくれた。 ジャマイカは英語も通じるので、スペイン語一色だったドミニカと違い過ごしやすい。
ホテルはビーチ沿いにあるWexford Hotelで空港から10分ほどチェックインして隣にあるファミリーレストランで、チキンカレーとジャマイカビールを飲んで睡眠となった。 。



ジャマイカ



9月16日

朝6時過ぎに起きてビーチ沿いをJogging(30分5q)。膝の調子はよくなってきた。気温は走れないほどではないが、暑くて大汗をかいた。 今年は猛暑だったが、そろそろ日本の方が走りやすい感じである。
ツアーにはホテルの食事はついていないので、すべて外食となる。朝食を近くのバーガーキングで360J$で食べた。 ちなみに1US$=85J$なので、ほぼ1J$=1円である。物価はモンテゴベイに関しては日本と変わらない。

午前中はダウンタウンに行くこととしてホテルから2q程の距離を歩いていったが、とにかく暑くて大変だった。
ダウンタウンの中心サムシャープスクエアへ行き、ハーバーストリートクラフトマーケットへ行った。 とにかく暑かったので、土産物の帽子を買った。1300J$→800J$に値切る。同時に手提げバックを1500J$→800J$で買った。 ほかの店の人には値段を言うなと言われたので、まあまあの値切りのようである。

帰りがけにアクアソルビーチにより中に入ってみた。このビーチはホテルに泊まっているとただで入れる。
ビーチ自体は小さくてあまりオープンウォータースイミングの練習にはなりそうもない。 スポーツジムがあったので、後で来ることとして一旦でた。

ホテルに戻る途中に床屋さんがあったので、例によって入ってみて、カットと毛染めで25US$。
昼食はボブスレーカフェに行ってピサを食べた。 昼間は土産物屋を回るのも暑くて大変である。
着るTシャツがなくなったので、土産物屋で練習用のTシャツを買ったがこの時点で午後2時30分。まだまだ暑く、3時30分までホテルで休む。
その後、アクアソルビーチのジムに出かけた。 ホテルの宿泊だとビーチの入場料5US$は無料だが、ジムの入場には7US$とられる。古いマシンとフリーウエイト、トレッドミルなどが置いてあるが、特に問題ない。 他にトレーニングしているのは屈強なジャマイカ人なので、環境的にはスーパーであるが、日本代表としてしっかりトレーニングしてきた。
今はシーズンオフのためかビーチには人影が少なく、売店も休みでアクティビティもあまりやっている気配がない。 ダイビングの表示はあるが申し込みを受け付けている場所もなく、あまり期待できそうもない。
4時30分を過ぎたが、まだまだ暑いのでホテルに帰り休み。時差ボケのためにそのまま夜まで睡眠してしまった。

9月17日

6時起きでランニング。5q30分の後さらに1.5km走ったところで膝が痛くなってやめた。
朝食はホテルで12US$。コンチネンタルブレックファスト。午前はまずローズホールグレートハウスに行った。 往復のタクシーを50US$でホテルのフロントで手配してもらった。
入場は20US$。とても巨大な敷地に豪華な屋敷が立っている。次々と3人の夫を殺害したアニーの伝説のあるところで屋敷内で幽霊が写るとされている。 屋敷内を案内してもらい1時間弱で終了した。

そのままホテルに帰るのは時間が余るので他にアクティビティがないかとタクシーの運転手に聞いたところ、 Zipline canopyというハーネスを付けて山をロープで降りてくるというアクティビティがあると教えてくれた。
所要2時間で90US$である。 要はハーネスでロープを次々とレスキュー隊のように滑り降りてくるというもの。ジャングルで行うので気持ちはよい。

11時出発で13時ころ終了。そのままホテルへ帰る。時間が伸びたので交渉の上、タクシーは75US$となった。まあ。そんなものだろう。
その後、昼食はPotk pitfでジャマイカ名物、ジャークチキンを食べた。ジャマイカのローカルフードであるが、単純にスパイスつけてチキンを焼いたものである。 結構おいしい。

午後はドクターズケーブビーチに行き、ダイビングができるかどうか聞いてみたらOKとのこと。
本来はもっと早くいけばボートダイビングもできたのだが、少し行く時間が遅かったようだ。入場が5US$。 ビーチダイブだが70分浅瀬で潜ったので一本で十分であった。レンタル込みで50US$。
17時過ぎたのでホテルに戻り、少しトレーニングしてから夕食とした。 本日はいろいろとやりすぎた感じである。 夕食はホテルの隣にあるChinahouse restauantに行った。Chicken Fried riceとジャマイカビーチのred stripeを飲んだ。



9月18日

朝6時過ぎにランニング7q(37分30秒)。膝の調子が良くなった。その後バーガーキングで朝食をとった。
午前中に海でおよぐこととし、9時過ぎにアクアソルビーチに言った。
オープンウォータースイミングの練習だが400mx2本(9分x2)をやったら朝のランニングの影響か足がつりそうになったので終了とした。
ホテルに帰って着替えをしてから、近くの店をぶらぶらした。 そうこうするうち時間がたったので11時前にチェックアウトして荷物を預けて少し買い物をした後、12時過ぎに迎えが来た。
そのまま空港に直行。マイアミ経由でダラスに行った。本日はダラス泊りとなり明日成田に飛ぶこととなる。
マイアミには16時30分(マイアミ時間は17時30分)に到着。ダラスへの乗り換えはとくに問題なかったが、 スクリーニングのセキュリティチェックに引っかかったのでチェックが念入りで大変であった。
ダラス到着22時30分頃。ホテルへのシャトルが終わっていたのでシェアバスで17US$かかった。 BestWestern Airport Suiteの宿泊である。以前も泊まったことのあるホテルで一泊となった。

9月19日

朝6時に起きて走ろうと思ったが、まだ暗くて危険なので、断念。6時30分より朝食。7時5分にフリーのピックアップバスで空港に向かった。8時にチェックイン。 10時初の成田行きで帰国となった。