OLYMPUS OM-3Ti


1996年以降、CANON F-1,NIKON F3,PENTAX LXという各社マニュアル最終世代の生き残りが次々に製造中止された後、2002年1月17日、「絶滅危惧種」OMシリーズの打切りも発表された。
1971年M-1登場以来、30年のOMシリーズボディの歴史に幕。

OM-3Tiは、1994年11月初めに、一度生産を打ち切られていた型式のカメラの復活という珍しいパターンで登場し、約7年販売が続けられた。
電池が切れても作動する機械シャッター付の、コンパクトボディの一眼レフ。

使用記

適度の重さと大きさ。標準でついているグリップでグリップ性も良好。
機械シャッターの音は、シャラッという質感のいい音で、横走りシャッター独特のマイルド感を楽しめる。
色が独特(黒茶色)でかつ、高品質感あり。

レンズは50ミリf1.2(写真)がf1.8より太く、ホールド感がいいが、絞りリング径が距離リング径より小さいので、指で掴みにくく、回しにくいのが欠点。
50ミリf1.4がf1.8よりも全長が適当に長い分持ちやすく、絞りが回しやすくてBEST。

シャッター音(.wav)
DATA
機械シャッター、露出計連動マニュアル露出。
発売 1994年11月
重量 ボディ:510g+50mmf1.2:285g=795g

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