CANON EF


一眼レフのAE化への移行期、絞り優先機が多くなってきていた中で、シャッター速度優先にこだわっていたキャノンが出した、シャッター速度優先機。
1/1000秒〜1/2秒は機械シャッターであり、機械シャッターとシャッター速度優先AEの組み合わせが珍しい。
初代F-1風デザインの金属ボディに、低速側電子シャッターを組み合わせた、機械+電子ハイブリッドの縦走りシャッターを持つ。 作りが剛健であり、かつ独特の先進志向が感じられるのが、このカメラの魅力。
ファインダー内に、シャッター速度と絞り値が表示される。

ファインダーが、クロスマイクロプリズムだけの前期型と、スプリットイメージ付の後期型があるとのこと。
中古の数はあまり多くない。

使用記

シャッター速度ダイアルが、人指し指で回しやすい位置にある。


シャッター音(.wav)
DATA
機械シャッター(1/1000秒〜1/2秒、B)、電子シャッター(1〜30秒)、シャッター速度優先自動露出。
発売 1973年11月
重量 ボディ:740g+50mmf1.4:235g=975g

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