CANON EF-M

with 50mm f1.8

オートフォーカス用のレンズしか付かないカメラでありながら、マニュアルフォーカス専用。AFの駆動機構が無い、輸出用の廉価カメラ。
露出モードは、マニュアル露出計連動モードも有り。
国内向けには発売されず、逆輸入品がボディ18000円位で売られていた。
キャノンファンの間では、「ニセEOS」とも通称される。

使用記

ファインダー下部の、シャッター速度、絞りの数値のデジタル表示が単純で見やすい。
カメラが軽い。

絞り調整は、ボディ上面のシャッターボタン側のダイヤルで行うが、カメラを構えたままやろうとすると、親指でも人差し指でも、指がとどきにくく回しにくい。
マニュアル露出計モードは、露出表示がオーバー(「+」)、アンダー(「−」)だけなので、露出のズレ代がアナログに分からない。
EF 50mm f1.4 II はマニュアルでは距離リングの幅が狭くつかみにくい。
メカニズムが少ない分、ボディが目一杯小型サイズの設計になっていれば、面白かったと思うのだが。

シャッター音(.wav)
DATA
電子シャッター
プログラム自動露出、絞り優先自動露出、シャッター速度優先自動露出、露出計連動マニュアル露出。
EFマウント。
重量 ボディ:390g+AF 50mmf1.8:130g=520g

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