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議長のキューバ報告 (その5)2004.4.20 友人の通称「カズトラ議長」 の報告第5弾です。練習にあけくれ、泥棒に入られ、 スペイン語が上達し、コンサートに行き、友人が山のように出来て、キューバ化進行中。美女の多いキューバ、多分ガールフレンドも山の様に出来たのでは?! |
同志諸君、ご無沙汰しております。 カズトラ議長です。 1月〜3月の議事録(第五回目)を報告させていただきます。 (長いので暇な時にどうぞ) 久しぶりに学校関係から、、、。 |
<学校 ISA(Instituto Superior de Arte)> 夏は寮の改築工事を行っていた学校が、今度は校舎内(教室中心)の改装工事を着工。4教室あるパーカス課の教室全てをインターネット室 に改築するという話が出て、外国人学生を中心に反対が起きた。しかし結局学校側の決断は覆されず現在改装工事が進行中。 よって生徒達は学外に練習やレッスン場所を確保する者(僕もその内の一人)、自国に帰る者、等様々で学校は寂しいものになりました。 |
<スペイン語> 昨年3ヶ月間ISAのスペイン語中級コースを受けていたが、最後の方は全くペースに着いていけなかったため、今年に入って改めて先生から の個人授業を受ける事にした(学校で教えてくれた同じ先生)。授業は学校の施設では無く、近くのBurgui(ハンバーガー屋)での課外 授業。最近ようやくスペイン語で伝えたい事が伝わるようになった、という感じです。 |
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<大晦日/新年> なんせ始めての経験となる自分としてはキューバ人達がどのように新年を迎えるかはかなり興味があった。 キューバでは大晦日から新年にかけては何処の家庭でも基本的にはパーティ。夕方頃から各家庭、料理の仕度(豚や鶏料理がメイン)を 行い、親戚や友人を招いては音楽をかけ、ダンスをしながら新年を迎える。 僕は友達のキューバ人に誘われ、彼の家に行った(パーティは基本的に一品持寄りで、外国人はラム酒等を買っていくと喜ばれる)。 本職料理人の彼は早速仕事先の調理場の大網を使って豚の丸焼きを料理してくれ、それをみんなに振舞ってくれた(豚一頭丸焼きの姿には 感動した)。ご飯を食べた後はひたすらお酒とダンス。新年を迎える頃にはみんなラジオ(彼の家にはテレビが無いので、、、)の前に 集まり、時報がなると「フェリース・ヌエボ・アーニョ!(新年明けましておめでとう)」の掛け声とともにバケツ満杯の水を外に撒き 散らす(悪ふざけで外の寒い中掛け合う輩も)。僕は次の日引越しが控えていたため(前回の議事録に記載)新年を迎えた直後家路についた。 |
こんな美女もいたかも |
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<誕生日(1月19日)> ついに29歳(三十路までリーチ)になりました。大晦日の晩パーティを開いてくれたキューバ人の家で再度パーティを行ってもらった。 嬉しいことに、この日20人程(全く僕の知らないキューバ人もどさくさに紛れて多数?!)集まってくれました。当日は月曜日で翌日も仕事 を控えているというのに、キューバ人達は底無しに騒ぐ(手荒い祝福とともに飲めない酒を無理矢理飲まされました)。2度程警察が注意に 来てやっと収まりがつき、一番帰りたがっていた本人(僕)がようやく開放されたのが3時半過ぎ。翌朝のレッスンでは朦朧としてました。 |
<エンサイヨ(リハーサル)> ・Divas por Amores 2月某日、コンガレッスンが終わった後、師匠のロランド(Afro Cuban All Starsのコンガ&ボンゴ奏者)に突然 「今日エンサイヨがあるけど見に来るか」と尋ねられ、暇だったためについて行く事にした。道中「どのバンドのエンサイヨなのか?」 と聞くと「知らん、ディレクトール(ディレクター)から電話が有っただけで詳しい事は聞いてない、恐らく一発の企画物だろ」 と言うので、のんきについて行ったが、スタジオに入ってみると突然あのハイラ・モンピエがいてびっくり。 ロランドものんきに構えて他のメンバーと談笑していたが本番がその週の土曜日だと知り、急いで真剣モードで音合わせをしていた (なぜかボレロ(バラード)の曲が多い、この時はその「なぜか」の理由に気づかなかったが、、、)。 ハイラの歌は日本でもライブを見て驚いたが、目の前でボレロを熱唱している姿は圧巻で迫力があった。これはぜひ録音しなきゃ、 と手持ちのMDでこっそり録音をしたところ、休憩時間中に彼女に見つかり「あんた勝手に私の歌を録音して良いと思ってるの!私に 最低100ドルよこしなさい!」と怒られた(冗談半分)ので「申し訳無い、払いたいけど一文無しで払えない、お金なら毎週レッスン代 を僕から得ているあの人(師匠ロランドを指差し)からもらってください」と答えたらメンバーも大受けして、何とかその場を逃げ切れた。 危なかったぁ、、、。
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<音楽・ライブ報告> 最近行ったライブの報告をします(詳しく知りたい人は別途メールください)。 ・Divas por Amores @Teatro Nacional 10ペソ?(師匠の紹介で入場できたのでわかりません、、、) 師匠よりタダ券2人分もらった意味も良くわからず、当日仲の良いイタリア人パーカッショニストを誘って二人で会場に行ってみた。 | |||
Jenny |
道中二人で「そういえば今日はバレンタインの日だったな」何て笑いながら会場に到着すると、会場はカップルと家族だらけ。 混み合う中入場し、席につき、入場券をもう一度見てみるとこの日のライブ名が何と「Divas por Amores(歌姫達より恋人達へ)」?! ようやくこの企画物ライブの骨子が理解できた時には時既に遅しで、4人の歌姫達(ヴァニア・ヘルナンデス、バンボレオのタニア、 ロス・バンバンのジェニー、ハイラ・モンピエ)が次から次へと繰り広げるボレロ(バラード)ナンバーを男二人で聞く事になってしまった。 ロランドは爆裂ソロを聞かすわけでもなく、曲に合わせ淡々とボレロを叩き続けていた(終った後聞いてみたら一言「仕事だからな」と) |
Tanja |
・Charanga Habanera @Habana Cafe 15ドル いや〜、待ってました(たぶん僕だけじゃないだろうけど)。なんせ昨年夏に出したアルバムは大ヒットしたにもかかわらず当の本人達は 夏に日本(ハウステンボス)での営業でキューバを離れていたため、残されたキューバ人達はライブが観たくても観れないという状況に なっていました。 当日は流石に会場は満杯で(定員オーバーで立見多数)盛り上がりました。熱狂的日本人ファンも多数駆けつけていました。 |
David Calzado y su Charanga Habanera "Soy Cubano, Soy Popular" |
・Irakere @Jazz Club Irakere(普段はRio Club 或いはJohnny'sという名のディスコバーなのだが、、、) 5ドル 僕にとっては一番思い入れが強いバンド(なんせこのバンドのアルバムを聞いてキューバ行きたい!と思ったし)だったため行く前から かなりドキドキしていたが、友達等に聞くと「以前のイラケレとは大違いだよ、あまり期待しないで見に行った方が良いかも」と言われた。 見終わった個人的な感想は、確かに、、、。好き嫌いはあると思うが昔の頃に比べて大人しく、ジャズ色が強くなったという感じだった。 オリジナルメンバーはピアノのチューチョ、以外はドラムズのエンリケ・プラ、ギターのカルロス・モラレスぐらいで、後は若手中心。 この日は2ステージの予定だったのが、何故か1ステージ(たった5曲)で終ったしまったのも残念だった。 面白かったのがライブ終った後に メンバー達がダンスフロアでディスコやサルサに合わせて踊っていた事。おいおいあのチューチョ・バルデスがサルサ踊っているよ! という事で当然みんなの注目を浴びていた(意外と踊りが下手でびっくり!)。日本でのブルーノート公演が中止になってしまったのは 本人達も残念がってました(聞いたのコンガのジャロルディーだけなんだけど)。 |
"30 an~os" Chucho Valdes(p) Lazaro Rivero(b)Jorge L. Chicoy(g) Carlos E. Morales(g) Basilio Marquez Solo(tp)Roman Filiu(alto sax)Cesar Lopez(alto sax)Enrique Pla(ds)Yarolde Abreu(timb)Adel Gonzalez(conga)Dreisser Durruti(vo) German Velazco(Tenor sax) |
・Turquino @Diablo Tun Tun 10ドル |
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Turquino |
3月にサンティアゴ・デ・クーバで開かれていたソンフェスティバルに友達が参加していて、彼女がお薦めだと言っていたので見に行って みる事に。 | ||
流石はサンティアゴのバンドでソンのレベルが高く、いままでハバナで聞いていた物とは全く違うものだ、という印象を 受けました(サンティアゴはソンの本場と言われている)。 5月にもう一度メンバーがハバナに来るという事なので、この時期に もう一度ハバナで見る事ができると思います(でも直接サンティアゴに行った方が良いんだろうなぁ、、、行きたいなぁ)。 |
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とまぁ、近況報告はこんな感じです。実はこの3ヶ月間で4回の引越しを経験したため、忙しく配信できませんでした。 議事録来てないぞぉ!と催促していただいた方々、ありがとうございます。 できればなるべく2ヶ月周期を守りたい?!と思います。でも普段の生活の中でそんなにネタ無いんだよなぁ、、、。 んんんでは! PS: 先月またまた引越しをしたのですが、今度は夜中の蚊に悩まされています。 何故蚊は寝ている時に耳の中に入ってこようとするのでしょう? どなたか教えてくだ さい。 |
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