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Puerto Rican Salsa in Japan (04.7)

サルサには色々な形があって、好きな音は人それぞれ千差万別。そんな中で自分の好きな音が一番掛かるのはプエルトリコのFM93.6の夜中とUPR-Radio Universidad だけど、あの島に行かずとも、あの島の匂いをたっぷり楽しめるチャンスは結構あるのでした。


■『THレーベル期のウィリーロサリオとその時代〜ロサリオ楽団・歌手の変遷とその周辺のサルサ事情〜』

"From the Depth
of my Brain"
(1978)

抜弁天さるせいろうさんより連絡を頂いて『THレーベル期のウィリーロサリオとその時代〜ロサリオ楽団・歌手の変遷とその周辺のサルサ事情〜』というDJ・イベントというか鑑賞会というか、行って来ました。

主催は(有)茶野舗装という所で、そこの営業部長をされている谷部嘉雄 (たにべ・よしお)さんと言う方がロサリオ楽団の重要曲をメンバーの変遷や時代背景なども含めて ガンガン音を聴かせるという趣向。THレーベル時代の六作がようやくCDで再発売となった事を記念するイベントであります。


"El Rey Del Ritmo"
(1979)

"El de a 20 de Willie"
(1980)

主催の (有)茶野舗装というのは良く分かりませんが土木関係でしょうか?代表取締役の暮林健 (くればやし・たけし)さん、 専務取締役の四方登呂夫(よも・とろお) 常務取締役の港豊(みなと・ゆたか) さんなど皆さんロサリオ楽団がお好きな不思議な組織らしいです。

イベントはプエルトリコの音の探求をしている身にとってはもう、何がナンだか最高!な選曲とお話でした。


"The Portrait of a Salsa Man"
(1981)

"Atizame El Fogon"
(1982)

谷部嘉さんはすごい。フニオール・トレドとギジョ・リベラ、トニー・ベガの加入、ボビー・コンセプシオンの人生、サンタ・ロサの加入、と歌い手の系譜から、ロサリオ楽団に流れるコンゲーロ、コンゲーロ、ジミー・モラレスの人生の話、等々、最近のギジョ・リベラのステージにおける 屈伸運動シーンなどもDVDを使い言及しながらロサリオ楽団を時に鳥の目で、時に蟻の目でスルドク冷静に、そして愛を以ってのお話は最高でした。


"The Salsa Machine"
(1983)

会場の福力では、コアな方々、またクラーベな美女などなどが集い、ロサリオ師匠のストイックな人生と音から楽しんだのでした。谷部嘉さんが用意された資料もすばらしい。

先週、かの島ではロサリオ先生は温泉で有名なコアモ市より表彰されたとの事。日本の温泉に入りに来ませんか?という企画で来日してくれないですかね。

次回ロサリオ師匠に遭遇した時は、このようなイベントが日本の企業によって行われているという事実を伝えたいと思います。




■Salsa Legend〜サルサの巨人達の饗宴・対決:VOL.3



Larry Harlow
"Tribute to Arsenio Rodriguez"

一方、U-senを聴ける環境にある方は、ぜひカリビアン・チャンネルをお聴き下さい!

先月より強力な番組でがんがんかかっています。

<<今月の特集>>のメインは Salsa Legend〜サルサの巨人達の饗宴・対決:VOL.3〜 サルサの全盛時代を代表する個性派バンドの競演  として、オーケストラ・ハーロウとソノーラ・ポ・ポンセーニャ、ボビー・バレンティ ンとロベルト・ロエーナを取り上げられています。

だれだ、こんな素敵な組み合わせを選ぶ人は!?と見ると、あの飯田義文さんじゃないですか!!

http://www.usen440.com/ch/DH/D36/index.html

 



Sonora Poncena
"On the Right Truck"


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