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カリブ漫遊記 03.12 (4) プエルトリコ/捕獲CDなど
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12月漫遊時のプエルトリコもの捕獲CDです。バタバタしていてページに仕立てない内にもう次の漫遊の予定が・・・。あわてて、リストアップします。もうけっこう日本にも入ってますね。嬉しい限り。 |
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PUERTO RICAN MASTERS/LOS MAESTROS DE LA SALSA (AJ 10337-13592) やはりプエルトリコのサルサでなきゃ!と泣かせてくれる二枚組み、ご当地アンフィ・テアトロでのライブ。 ルイス・ペリーコ・オルティスのプロデュースで当然吹いてます。 フロントはカノ・エストレメラ、ルイシート・カリオン、ペドロ・ブルル、ウイッチー・カマチョ、ヘンリー・サンティアゴ、パポ・サンチェスの布陣。プエルトリコの地元ライブでおなじみの声がたたっぷり堪能できる。 選曲がまた泣けます。出だしはボビー・バレンティン、パルミエリ、セリアと来るでしょ。でメドレーが4つ。「ロベルト・ロエナ」「エクトル・ラボー」「ティト・ロドリゲス」「ロランド・ラ・セリエ」。ロエナのメドレーにはティテ・クレ・アロンソの名曲2曲、そしてそれ以外にもペリーコから ティテヘのオマージュ"Bienvenido Tite"がありそれが"La Essencia del Guaguanco"へと繋がる。 「エクトル・ラボー」「ティト・ロドリゲス」というのは当然として、「ロランド・ラ・セリエ」というのも良いですね。ロランドはキューバの人。1923年サンタ・クララに生まれて9才からティンバレス(パイラ)を始め、23才でハバナに移り、ベニー・モレのオルケスタなどに在籍。 キューバを離れてから活躍したアルセンチン-メキシコ 時代に飛ばしたヒットの「歌」の数々、「ラス・クアレンタ」「ラグリマス・ネグラス」「テニア・ケ・セール・アシ・「サボール・ア・ミ」(これ好きなんです)「イノビダブレ」等々はプエルトリコ好みの曲のオンパレードで、島で流行ったことは想像に難くない。そして60年代にティト・プエンテとニューヨークで"Pachanga in New York"を録音し、またコルティーホ&イスマエル・リベラともやっているというプエルトリコと縁ありのロランド・ラ・セリエですね。メドレーの四人に横に串が通る「歌」の心はプエルトリコの秘密ですね。 そのほかにもペリーコが"Puerto Rican Masters"のタイトルの下に選んだ、名曲が満載です。ペリーコのヒットである"Jullian del Valle"、"De Patitas"のラモン・ロドリゲスの名曲2曲入っているのもうれしいですね。
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Puerto Rican Masters "Los Maestros de la Salsa" |
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TITO NIEVES CANTA CON EL CONJUNTO CLASICO/25 ANIVERSARIO/RECUERDOS (61168-2) ラモン・ロドリゲスの数々の名曲がティト・ニエベスの声の太くやわらかい声とラモンとレイ・カストロのコロで歌われた時の心地よさ、これぞコンフント・クラシコ!、 ティトのモダンな都会の匂いのするの個性とラモンのプエルトリコそのものの曲の組み合わせこそがこの素晴らしいグループの魅力。この25周年記念の企画版でのティト、ラモン、レイ・カストロのフロントは熟成度の高いラムをベースにした心地よさとくらっと来る甘さとずっしりした安定感。このグループしか生み出せないものがあることを再認識させてくれる。 それにしてもラモンはいい曲を書く。彼こそがコンフント・クラシコの「クラシコ」の部分、つまりプエルトリコの「基本」の正体であることは間違いありません。ニューヨークに居ようと、プエルトリコに居ようとプエルトリコの人々のベースにある感覚や気持ちを歌にしたラモンがいなくなった時、このグループは成り立たなくなったのだと思います。 この25周年盤のあと、はたして活動は続くのでしょうか? | |||
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IVAN CACERES Y SU BONGOLANDIA / ROOTS OF ACID SALSA (CD 12003) ビートルズ、ママス&パパス、バーズ、ジミヘン、ストーンズなんかを聴いてたガキンチョが、フランキー・ダンテを聴いて「おお!」と思って開眼して以来、30年、ひたすらボンゴセーロの道をはしるカロリーナの男、イバン・カセレスの新譜はプエルトリコにはまだまだ知られてない才能がたくさんいる事を教えてくれる。かっこよすぎます。この人、音楽以外にグラフィック・デザインのような副業(本業?)を持っている様ですが、まあ島ではよくあること。 フロントにルイシート・カリオンとルベン・ラモンを配し、ウイリー・ソテロがプロデュースする音はプエルトリコの匂いぷんぷんだが多様で、さすがに作品の謝辞にレベからTNTバンドまで入れるだけはある。 特にルイシート・カリオン、とてもナイスです。最初のプエルトリカン・マスターでもいい感じで、もっと出てこないかなあ。 |
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MY LATIN ROOTS / TITO DE GARCIA Y SU NAOKA JAM 今のプエルトリコに無くてはならないティンバレーロ、ティト・デ・ガルシアのリーダー作。サルサからジャズ、ポップスまで何でもありだが、やはりここ一番のソロが強力。 ジャズのユニットでやるときにサルサが持つ含むワイルドなダイナミクスと歌心が切り込んでくるのが魅力です。ジャズの持つ強力な形式美はしばしばクリシェの多い音楽を作ってしまいがち。本作もパーカーのビリーズ・バウンス、つまり定番のジャズ(バップ)・チューンからスタートしますが、ホセ・エンカナシオンの手馴れたラテン・ジャズのアレンジをはみ出そうとする勢いがあるのが良いところ。 パポ・ルカやジョバニ・イダルゴ、ボビー・バレンティン、ロベルト・ロエナなどなども参加。 | ||
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CONJUNTO IDEAL / EL CONTRINCANTE (IR 77272) ニューヨークで活躍していたボンゴセーロのセサル・ロドリゲスがプエルトリコでリーダーを務めるユニット。フロントはウイッチー・カマチョ、アンヘル・ペレス、クレベール・アヘルビス。とにかく踊りましょう!という前へ進む音。 実に地元の匂いです。しかし、ベースのペドロ・ペレスは売れっ子だなあ。ピアノはルイス・マリン。 フロント3人が各々別の個性なのが楽しい。 |
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LIVE AT NUYORICAN CAFE 1/ GRACIAS POLO 旧市街、サンフランシスコ通りのライブ&飲み屋のニューヨリカン・カフェでライブ・シリーズ。私メのベースの師匠であるポリート・ウエルタの3つのユニットの生演奏。昨年の録音なのですが、参加の故ファンシート・トレスのプレイに思わず涙してしまう。 "チャランフント・デ・ポリート・ウエルタ"はチャランガをベースにハードな音。"ラ・ペルラ・アンティソシアル・クラブ"というなかなかの名前のユニットはギターを中心とするユニット。最後の"コンボ・リカン"はデスカルガだ。熱い!こういうのが、今ライブ場で聴く事が出来るわけです。 しかしポリート師匠って新感覚のチャランガあたりが好きなんですね。いや、やっぱりチャランガはいいもんね。 |
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LIVE AT NUYORICAN CAFE 2/LUIS MARIN ルイス・マリンは繊細なピアニストだ。サルサのオルケスタにいる時はモントゥーノでがんがん来るが、ひとたびソロに入ると叙情あふれるプレーになる。本作でもラファエル・エルナンデスの曲を選んでいるがその気持ちよく分かる。 エバンスのような叙情性と一部は通じるかもしれないが、そこは自分のラテンの背景を忠実に表現しているのでもっとプエルトリコならではの「歌心」が伝わってくる。前作はヒルベルト・モンロイグの曲を取り上げたものだったが、彼のプエルトリコにこだわる(というか自分が一番理解しているものを掘り下げていく)姿勢が見えるような気がする。 | ||
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MILES LATINO / HUMBERTO RAMIREZ (AJ10337-13102) プエルトリコのトランペッターの系譜をしっかりキャラに持つウンベルト・ラミレス。ハードヒッターではないが、叙情派でもない。クールなマイルスの一面の影響をどう料理してくるのか。メンバーはマイケル・ブレッカー(ts)、オラシオ・"ネグロ"・エルナンデス(ds)、リッチー・フローレス(perc)、ジョン・ベニテス(b)、エドワード・シモン(p) 。 最近のブレッカーはもう昔のように(つまり"サム・スカンク・ファンク"の頃の様な)怒涛のプレーは鳴りを潜めているから、ウンベルトのようなタイプとお互いどうインスパイアしていくのか、しかしオラシオとリッチーと言う強力なリズム隊がこの個性をどう煽って、そしてマイルスという強力すぎる素材をどうウンベルトに扱わせるのか。ベニーテスというプエルトリコ・ピカイチのこれまた柔軟性の高いベースがどうリズム隊を引き締めるのか、またエドワードというベネズエラと言うラテンの背景とNYで磨かれた反応の早いコードワークの実力を持つピアニストはどう出るのか・・・。メンツからかなり色々期待してしまった。 結果はふふふでした。ナイス。やはりウンベルトは自分の個性をよく知ってるし、他のメンバーはそれをよく心得た上で、お見事に色彩とリズムの多彩さをのっけてる。よくよく聴きこむととてもスリリングなやりとりが見えてきてとてもいいです。 |
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RAMON VAZQUEZ/ON THE MOVE..(A-ZCD2004) ラモンはこれまた私メのベースの先生であると共にデスカルガ・ボリクアのベーシストでもある。(ん?重要度からすると言う順番が逆か)。コンセルバトリオで教えたりする一方で、ジャズを真中に色々なところに出没している。 本作はソロ・デビュー盤だがトップにトリスターノの"エイプリル"を持ってきたところに、彼の嗜好があるなあと思った。ジャズからの選曲は他にモンクの"リズマニング"そしてエリントンの"キャラバン"。キャラバンは当然プエルトリカンのファン・ティソールへのオマージュ。そしてプエルトリコと言えばエルナンデスの""カンパニータス・デ・クリスタル"も。 若手のヘンリー・コールがドラムスで曲によってエクトル・マトスとアレックス・アクーニャが入る。ピアノはこれまたプエルトリコの若手No.1のヤン・カルロス。サックスにアレハンドロ・アルビレスやホセ・エンカルナシオンが加わる。 曲によっては手癖が耳障りなものもあるが、向いている方向は面白い。なんせメンツが面白いからね。皆若くて、ジャズだけやっているわけじゃなし。こういう混沌としたものがうごめいているのが楽しい。 |
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TRADICION NAVIDENA / FRANKIE SUAREZ 赤木りえの昨年のコンサートに来日したピアノ・プレーヤーの新譜。 年末用の選曲でちょっとお仕事?と思ったがそうではなかった。もちろん年末企画ではあるのだけど、これはフランキーらしいちょっと控えめなそしてそして当たり前だけどこれもプエルトリコの人らしい、ゆるいというかやさしい感覚が形になっている。 リカルド・ルーゴ(b)、ガドウィン・バルガス(Conga, Cajon, Bongo)、フレディー・ミランダ・Jr.(timb)、エクトル・マトス(ds)、ジョー・フランキー・ペレス(sax)、ホセ・エンカルナシオン(sax)、ホセ・ジョチ・ロドリゲス(tp)、レイムンド・ディアス(frh)。そして歌はホスエ・ロサド。 |
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GRUPO ESCENCIA / LA VERIDAD プレーナです。黒っぽいプレーナのストレートな魅力に、色々な色を付けているのが楽しめます。ゲストにアンディー・モンタニェス、ウイリアム・セペーダ、カチェーテ・マルドナード 。 |
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TE TENGO HASTA EL NAME / ENFASIS ローカル恐るべし、と言いたくなるのがこのグルーポ・エンファシス。1曲目の"Cha Cha Plena"でノックアウト。プレーナとチャチャチャのリズムの受け渡しが無理がない、というよりかっこいい。ロベルト・オルティスが率いるユニットだが、ダニー・サンチェスとネルソン・グスマンの二人のボーカルのノリもグッド。 メレンゲなんかもやっていてとてもリズムのノリが良いのです。歌詞も生活密着型(?)で大変によろしいです。 バックはウイリー・ソテロがドラムとエンジニアなんかやってます。ペドロ・ペレス(b)、エフライン・エルナンデス(b)、ティト・デ・ガルシア(conga,bongo,timb)、リチャード・トリニダ(p)、フレディー・メレンデス(p)、レイナルド・カステジャーノ(sax)、コロはウイッチー・カマチョ、ダルベル・ガルシア、ルイシート・カリオン。 |
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MI ALMA EN EL DIAPASON / EMMA COLON ZAYAZ (ELCZ2004-1) エドウィン・コロン・サヤスの妹、エンマの初ソロです。兄貴のエドウィンのユニットではグィロ担当ですが、そこはさずがコロン兄弟の一員、見事のクアトロの腕前を聴かせてくれます。いや、曲によっては兄さんよりコクというかしっとり感があったりします。恐るべし。彼女はクアトロ奏者として今までに賞を受賞したりしているし、決して余技とかではないでのす。 曲はグァラチャ、サンバ、ボレロ、ダンサ、マスルカ、クラシックと多岐に渡り(これまた兄貴と同じ)クアトロの魅力がたっぷりと楽しめます。兄貴もギターで参加。 |
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ベネスエラものも2枚 BAILATINO LLEGO…CON TODO!!!/BAILATIONO(FCD-501) ビエラ親父のお奨めの1枚。これは良い!太っとい音がガーンと来ます。リブレなんか好きな人とか、サルサ・ゴルダというか正面から来る音が好きな人にはたまらない。(つまり、"やられました"と言うことです) 去年の春先に録音されたCDですが、なにせ始めて聴くのでライナーとジャケ写真以外よく分かりません。 うーん、ベネズエラも素晴らしい。 |
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DULCE Y PICANTE / ALBERTO NARANJO Y NUEVO MUNDO JAZZ BAND 0004-98 これもビエラ親父のお勧め。でなければ誰がこんな渋いいCDを見つけ出せるというのだ。日本では石橋純さんくらいではなかろうか。ベネズエラの1940年台から60年代くらいまでの代表的オルケスタであるルイス・アルフォンソ・ララインの名曲をアルベルト・ナランホのフルバンドが演奏する。 キューバのマチート、マンボなペレス・プラード、プエルトリコのティト・プエンテがNYにいてセサル・コンセプシオンがプエルトリコで盛り上げれば、このルイス・アルフォンソ・ララインがベネズエラで皆を踊らせていた、という具合。これがあってこそ、各々の国で60-70年台にNYで発生したサルサが急激に受入れられたというものです。 ここで頭をよぎるのはエクトル・ラボーのフェリペ・ピレーラ曲集。「安藤組」風の(河村要助画伯命名)の曲集をなぜエクトル・ラボーが取り上げるのか、この疑問はLatin Harlem レココンで要助さんのレクチャーを受けて以来常に疑問だった。 フェリペ・ピレーラのいたオルケスタ・ビジョス・カラカス・ボーイズのライバル、ということで名前を知ったのがこのルイス・アルフォンソ・ララインのオルケスタだったのでした。 |
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