ジャノメアメフラシ Aplysia dactylomela Rang, 1828
 体長10cmから30cmくらい。体色は変異があり暗褐色ないし緑褐色である。ミドリアメフラシに似ているが、体表面に散在する眼紋は大きく、そのまわりから黒褐色の条線が出て網目模様を作っていることで区別できる。尾部の背面後端には黒斑がある。この標徴が学名に示されて、「足のゆび」(足の先端)を意味する連結語dactyloと「黒い」を意味するギリシャ語melasが組み合わされていると考えてみたが、もしかすると命名者は、体表面の黒色眼紋に注目してdactylio-mela「黒い指輪」のつもりだったかもしれない。
採集データ:Suizu, Tsuruga Bay. Aug. 13. 2002. Alive 180mm length.
Reference
馬場菊太郎 1949. 相模湾産後鰓類図譜 岩波書店

Eales, N.B. 1960.
Revision of the World species of Aplysia.
Bulletin of the British Museum Zoology. 5(10): p.307-310.

Bebbington, A. 1977.
Aplysiid species from Eastern Australia with notes on the Pacific Ocean Aplysiomorpha.
Trans. Zool. Soc. Lond. 34: p.97-99.
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