あまり役に立たない中国語の知識 (2nd Edition)
中国語を知っている方には「なにあたりまえのことを言ってんだ」という内容ですのですっ飛ばしましょう。
まず、中国語とはなんぞやということからはじめましょう。
一般的に中国語といわれているのは北京を中心とする北京語の音をもとにつくられた標準語(普通話:プートンファという)です。
今では中国全土で通用するそうです。
中文版ガガーブ3部作の発売元は台湾の有限公司(日本でいう株式会社ですね)ですが、
使用言語は標準語ですので、中国全土どこに行っても通用します。
ちなみに台湾では台湾語、北京語の両方が通用します。
中国は広いです。なんせ日本の26倍の面積をもつ国です。
この広さゆえに方言がたくさん出来ました。
使用されている文字は当然普通話とおなじく漢字ですが、文字の読み方は各地方によって大きく異なります。
読み方意外にも、その方言独自で使用される文字もあります。
このためまったく違う言語といっていいほどに変化しているので、
方言はほかの地方ではまったくといっていいほど通じないそうです。
実際、北と南(中国では「南」といえばふつう広東のことをさします)では英語とドイツ語ほどの違いがあるといわれてます。
逆にいうと、なんていえばわからなくなったときは漢字を書いて筆談すればどこでも通じます(のはず)。
これは便利。漢字文化圏の強みですね〜
ということを踏まえまして、中国語の方言には以下のような種類があります。
上海を中心とした上海語
福建省、台湾を中心とした台湾(福建)語
広州、香港を中心とした広東語
その他にも客家語、潮州語、などなど大ざっぱに分けて8種類あるそうです。
広東語の中でもこまかく分かれているので実際にはいくつあるのか・・・
何でこんなに種類があるの〜!?と思われるかもしれませんが、ここでちょっと考えてみましょう。
日本でも博多にお住まいの方は博多弁を話しますし、大阪の方は関西弁を話し、東北在住の方は東北弁を話します。
しかし文書を書くときは日本語の伝統の形式にのっとって書いているはずです。
これと同じことなんですね〜。
日本のような小さい国ですらこうなのですから、中国のようなだだっ広い国ではぜんぜん不思議なことじゃありません。
お互いの地方があまりに遠すぎてほとんど外国です。
以下に例を上げて見ましょう♪
管理人がわずかなりに知っている広東語との比較です。
まずは数字の数え方です。
数字 | 北京語 | 広東語 |
一 | イー | ヤッ |
二 | アル | イー |
三 | サン | サム |
四 | スー | セイ |
五 | ウー | ン(ム)ー |
六 | リュー | ロッ |
七 | チー | チャッ |
八 | パー | バッ |
九 | ジヨウ | ガウ |
十 | シー | サップ |
いやぁぜんぜん違うもんですね。
日常会話でもこれだけ違います。
日本語 | 北京語 | 広東語 |
こんにちは | ニイハオ | レイホウ |
またね | ツァイチェン | ヂョイギン |
いくら? | トーシャオチェン | ゲイドウチン |
高いよー | タイグイレ | ホゥグヮイウォー |
おまけして♪ | スォスアンイーティア | ペンディーラー |
何でこんな言葉ばかりのっけてるのか・・・は、管理人の趣味です。
じっさい管理人が香港に行ったとき、この言葉だけですべてを済ませました(爆死)。
〜多謝〜
台湾にお住まいのY様のご協力により、改訂版を作成しました。
感謝
的好意。
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