いったいどこで役に立つのか分からないアラビア語の知識
(1st Edition)
1・数字について
僕たちが通常使用している数字はアラビア数字と呼ばれていますが、
実際のアラビア数字はちょっと違った書きかたをします。
理屈を述べる前に、まずは本物のアラビア数字を見ていただきましょう。
算用数字 | アラビア文字 | 読み方 |
0 |  | スィフル |
1 |  | ワーヒド |
2 |  | イスナニ |
3 |  | サラーサ |
4 |  | アルバァ |
5 |  | ハムサ |
6 |  | スィッタ |
7 |  | サバァ |
8 |  | サマーニャ |
9 |  | ティスア |
10 |  | アーシャラ |
算用数字とはまったく違いますね〜。
アラビア数字はインド人の考案した数字を少しだけ変化させたものなのです。
現在使用されている10進法に基づく数字の表記法はインドで発明され、
ヨーロッパにそれを伝えたのがアラブ人でした。
ヨーロッパ人は、アラブ人がもたらした数字ということで『アラビア数字』と呼んだのです。
*UAEの通貨*
紙幣には、僕たちが日常的に使用している算用数字とアラビア数字が書かれているので、
しっかり確認すれば問題はありません。
問題は硬貨です。
硬貨はアラビア数字しかかかれてません。
通常つかわれるコインは1/0.5/0.25Dhがメインです。
以下のコインの数字だけ覚えておきましょう。
ちなみに1ディルハム(約35円(!))で、自動販売機で500mlペットボトルの水が買えます。
50フィルス(約18円)硬貨は渡し舟で運河を渡るときによく使います(ドバイのページ参照:現在工事中です)
50フィルス硬貨がなくても、渡し舟では船頭さんがおつりをくれますが、
1ディルハム以上のジュースを自動販売機で買ったときはどうなのか、わかりません。
(自販機では水しか買いませんでした)
*スーク(市場)などで数字を読むための練習方法*
たとえば買い物するときに、アラビア数字の表示しかなかったら、
『いくら?』と聞いてみるのが一番なのですが、
いくらなのかの見当もつかないので少々不便ですね。
ここはやっぱりアラビア数字を読めるようになってみましょう。
これは僕が実際にやった方法なのですが・・・
ドバイに着いたら、おそらくタクシーでホテルまで移動することになると思います。
タクシーの窓からまわりの車を見てみましょう。
車のナンバープレートを見てみると、ナンバーは2種類の数字で書かれているのです。
上にアラビアの数字、下に算用数字がかかれています。
アラビア語でも、数字は左から書かれているので、上の数字が下の数字にそのまま対応しているのです。
そこで、上の数字を見ながら下の数字を当てるという練習をしていました。
これがけっこう数字を覚えるのに役に立ちました。
ドバイは車が多いので、現地に行ったらおすすめの方法です。
信号待ちのときなんかがチャンスです。
つぎはいよいよ話してみましょう。
2・簡単な挨拶
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