新・八重垣重滋郎研究室 - 表紙絵アーカイブ2

過去に「気動車の描写」を冠していた頃のトップページを飾った気動車の画像を、とりあえず放り込んでいます。
128×96ピクセルのちいさな画像を(クリックするなどして)選択していただくと、640×480ピクセルの画像が別ウィンドウで開くようになっています。なお、行末に[L]なる記号を付したものは同様に'L'の文字を選択していただくと、1280×960ピクセルの画像が別ウィンドウで開くようになっています。


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キハ40 2092(城端線 城端−越中山田)キハ40 2092 []
9332D 上り普通「チューリップ号」(城端線 城端−越中山田)〜平成20年(2008年)4月29日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
いくらなんでも2輌くらいでやって来るのではないかと予備知識なしで臨んだ、ここ城端線の「チューリップ号」だが、キハ40の単行がかわいらしく現われた。一部の水田では稲を植え始めているところもあったようだが、たまたま線路際で発見することが出来なかったため、田植え前のため池状態をのんびりと行く絵が出来上がった。
「2008となみチューリップフェア」での喧噪をよそに、この辺りの区間はぽかぽか陽気も手伝って、実にのんびりとしていた…。
平成20年(2008年)4月30日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

アケチ13(明知鉄道線 阿木−飯沼)アケチ13 []
14D(明知鉄道線 阿木−飯沼)〜平成19年(2007年)11月25日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
rawで撮ったのをいいことに、派手めに現像してみた明知鉄道の秋景色を師走に入ってしばらくしてからやっと公開。なんとか画面の片隅に色づく木々を取込むことが出来た。
やはり山々に囲まれたローカル鉄道は秋に撮るのが気持ちよい。この日は乗車しながら紅葉を愛でる人が多かったようだが、年を追うごとに紅葉の時期が遅くなっているように感じるのは筆者だけだろうか…。
平成19年(2007年)12月10日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キハ28 2329(因美線 那岐−美作河井)キハ28 2329+キハ58 563 []
9625D 下り普通「みまさかスローライフ」(因美線 那岐−美作河井)〜平成19年(2007年)11月10日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
先回に続き、「みまさかスローライフ」の模様をお届けしたい。ここは筆者の構えていた地点の背中側に、有名な茅葺き屋根の民家があるところである。だが、筆者の中で処理できる技量もなかったことなどに加え、この築堤の織りなす角度をうまく使いたかったことや、キハ28のお顔だけがキラッと輝く光線状況が見込まれたため、この角度にこだわってみた。
“平窓派”にはたまらない(…と勝手に思い込んでいる)この角度を、ビミョーな色合いの山々が彩ってくれた…。
平成19年(2007年)11月18日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

キハ58 563(因美線 美作加茂−知和)キハ58 563+キハ28 2329 []
9624D 上り普通「みまさかスローライフ」(因美線 美作加茂−知和)〜平成19年(2007年)11月10日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
黄金週間中にも話題となった「みまさかスローライフ」が今秋も運行されることとなり、撮影そして乗車のために出かけてみた。
JR四国のクルマを借りた先回とは異なり、先のダイヤ改正で急行「みよし」の運用を追われたキハ58 563そしてキハ28 2329がいわゆる国鉄急行色と塗り戻され、また所属も「岡オカ」となっての再スタートとなった。
正面の風取り口が埋込まれてしまったキハ58 563においては、お顔ののっぺり感は拭えないものの、屋上の雨樋にも赤11号を入れるあたりは、かつての中部地区周辺のキハ58を彷彿とさせ、なかなか味わいがある。
運行2日目の11月10日は快晴に恵まれ、紅葉が始まった頃のこってりとした色合いの山々が実にステキだった…。まずはその1枚から。
平成19年(2007年)11月13日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キハ185-1015(予讃線 坂出)キハ185-1015+キハ185-21 []
9014D 上り特急「いしづち14号」(予讃線 坂出)〜平成19年(2007年)8月12日
【オリンパス CAMEDIA SP-320】
繁忙期恒例となった、高松方面への“代走いしづち”とすれ違った。よくよく考えればキハ185系もいつの間にか20年選手、国鉄末期からJR黎明期にかけて生を受けた特急形車輌の多くは、後に訪れるスーパー特急時代に“エース”の座を次世代の車輌に譲ってきている。
キハ185系を見るたびにそんな栄枯盛衰の物語を考えてしまう。仰ぎ見る角度で構えていると、心なしか先輩のキハ181形やキハ58形譲りの“泣き顔”に造形されているように感じられるのは気のせいか…。
平成19年(2007年)9月30日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正なし

キハ47 7004(山陰本線 小串)キハ47 7004+キハ47 7003 []
6827D 上り快速「みすゞ潮騒2号」(山陰本線 小串)〜平成19年(2007年)7月1日
【オリンパス CAMEDIA SP-320】
7月1日から運行を開始した「みすゞ潮騒号」は、先に呉線に登場した「瀬戸内マリンビュー号」の二番煎じコンセプトで山陰本線西部の山口県エリアにて活躍中だ。
登場初日に試乗したが、あの時期は毎週末毎に雨に降られる哀しい展開が続き、営業的には厳しかったのではなかろうか。山陰本線の優等列車をすべて失い、金子みすゞに因んで長門地区の観光を活性化させようという地元の意気込みはズシズシと伝わってきたが、ちょっと気になる滑り出しではあった…。
平成19年(2007年)8月12日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キハ28 2137(芸備線 上川立−甲立)キハ28 2137+キハ58 1026以下4連 []
815D 下り急行「みよし5号」(芸備線 上川立−甲立)〜平成19年(2007年)6月30日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
急行「みよし」最期の日からずいぶんと時が流れたような気がする。
最期の日には山口鉄道部からの応援もあって、6連も実現(2号・3号・4号)した。この5号も6連のつもりでフレーミングしていたが、すでに後ろ2輌が三次で切り落とされていたらしく、結局筆者はヘッドマーク付き6連の走行写真を撮ることができずに終わった。
イベント列車以外では、いよいよ限られた運用となったキハ58系急行形気動車…。“一抹の寂しさ”どころではない、終わりの始まりなのだ…。
平成19年(2007年)7月22日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キハ28 3014(芸備線 西三次−志和地)キハ28 3014+キハ58 648以下4連 []
815D 下り急行「みよし5号」(芸備線 西三次−志和地)〜平成19年(2007年)6月24日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
急行「みよし」の最期の日曜日は無情の雨。それでも急行列車の意地を見せつけながら、キハ58系急行形気動車は40年以上歩み続けてきた花道を堂々と行く。もうあと数日で廃止なのか…いや、まったくそんな様子を見せない。さすがは不世出の千両役者だ。
平成19年(2007年)6月28日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

キハ58 563(芸備線 志和口−井原市)キハ58 563+キハ28 2329以下4連 []
814D 上り急行「みよし4号」(芸備線 志和口−井原市)〜平成19年(2007年)6月24日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
キハ58系急行形気動車の本来の任務である、“急行列車”としての最期の日がいよいよ近づきつつある。
6月24日は急行「みよし」のラスト・サンデーであったが、芸備線沿線は天気予報通りの雨天ということで、人出は非常に少なかった。この急行「みよし4号」はせっかくの4連であったにもかかわらず、車内はまったりモードだったらしい。逆に筆者自身は、ふだんは陽の向きばかりを気にして足を踏み入れなかった箇所を訪ね、なかなか撮れないキハ58側からの撮影(キハ28側が順光となる撮影地が多い)もできるなど、それなりに楽しめた。もう廃止まで1週間を切ってしまったような状況で撮影地を捜すのも今さら感があるのだが、いつの日にか役に立つこともあるだろう。
筆者自身が幼少の頃から“急行列車”として最愛の存在だったキハ58に、まさか2人の娘を乗せるようなことになるなど夢想だにしなかったものだが、長い長いキハ58系急行形気動車の歴史もラスト・スパートに近づきつつあることだけは、現実に起こっていることとして受止めなければなるまい。せめて…最期の最期まで、急行列車の意地を貫き通して欲しい。
平成19年(2007年)6月26日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キハ58 648(芸備線 志和地−西三次)キハ58 648+キハ28 3014以下4連 []
814D 上り急行「みよし4号」(芸備線 志和地−西三次)〜平成16年(2004年)1月3日
【富士フイルム FinePix F700】
「みよし」が急行列車としての存在感をより輝かせていたのは、お正月の多客時であったのではなかろうか。お正月恒例の増結4連の姿は、ここ芸備線で“急行列車”が頼られてきたことの証しだった。終点・三次が近づきつつも力走するキハ58の顔は、いっそう引き締まって見える。
いよいよ廃止へのカウントダウンが始まった今日、後を任される快速列車は帰省客に頼られる存在となりうるのか、気になるところではある…。
平成19年(2007年)6月21日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正なし

キハ28 2329(芸備線 下深川−玖村)キハ28 2329+キハ58 593 []
813D 下り急行「みよし3号」(芸備線 下深川−玖村)〜平成19年(2007年)6月9日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
いよいよ廃止まであと1か月を切ってしまった急行「みよし」に惜別ヘッドマークが附いている。キハ58・28形気動車平窓車の美しさを際だたせる正面水切り・風取り口が残存した車の多い中にあって、最期のはなむけとして素直に評価したい。
さて、撮影はお手軽スポットとして知られる芸備線玖村駅附近である。この日の天気予報は曇りと云うことで、コンディションにあまり期待はしていなかったが、もくもく湧いている雲の色が“山の天気”の難しさを語るようだ。薄陽が差しかけた瞬間を高速で通過するキハ28 2329そしてキハ58 593は、正に急行列車の貫禄充分であった。堤防道路の緑色がデジタル臭いのは気になるが…。
平成19年(2007年)6月14日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キハ28 3014(芸備線 志和口−上三田)キハ28 3014+キハ58 563 []
813D 下り急行「みよし3号」(芸備線 志和口−上三田)〜平成19年(2007年)5月27日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
瀬戸内海側の大都市部とは言え、広島県内で育った筆者にとっては、急行「みよし」の行く芸備線はごくごく見慣れたありふれた田舎の光景だ。当たり前のように見てきた“赤茶色の屋根瓦”も、よそからやって来るとなかなか特徴的に映ると聞く。
ダイヤ改正で「みよし」が廃止された後のキハ58・28の処遇については公にされていないが、この当たり前の田園風景ともお別れかもしれない。…陽が蔭ってしまった一瞬での撮影であったが、40年を越えるキハ58系急行形気動車の歴史の中では、ほんの瞬(まばたき)のようなもの。
平成19年(2007年)6月6日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

キハ28 2329(芸備線 西三次−志和地)キハ28 2329+キハ58 593 []
815D 下り急行「みよし5号」(芸備線 西三次−志和地)〜平成19年(2007年)5月26日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
最期のキハ58系急行列車「みよし」の廃止が決まった。製造当初より46年を経て、キハ58系急行形気動車がその本来の姿である急行列車の任務から降りることになる…。あわせて遂に、国内の昼行急行列車から喫煙車が消えることになった。痛恨の極みである。
キハ58に乗って、お弁当を広げて、一服して…。そんな当たり前の旅が永遠に失われていくのだ…。今からでもまだ遅くない、とにかく我々は芸備線に通い詰めるべきである。
…今回は、こんもりとした新緑の木々の中を行く絵をお届けしたい。
平成19年(2007年)5月29日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

キハ203(水島臨海鉄道水島本線 西富井−球場前)キハ203+キハ205 []
18レ(水島臨海鉄道水島本線 西富井−球場前)〜平成19年(2007年)5月2日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
黄金週間の谷間の平日、狙って水臨へ出かけてみた。ドン曇りであろうとなんだろうと、平日の早朝にここに立てるチャンスは筆者にとって黄金週間以外には事実上ないからだ。
この3月で水島臨海鉄道線のダイヤも変わり、キハ20形の朝運用にも若干の変化があったようだ。この18レでの倉敷市到着後は、15レとして水島へとんぼ帰りし、その足で倉敷貨物ターミナルへ帰区するようになった。すなはち、倉敷市駅の西方で朝寝をしなくなったことになる。
写真としてはどうしようもない絵になってしまったが、やはりキハ20形がするすると築堤を降りてくる際には、あまりの風格に心臓がドキドキしてしまった…。
平成19年(2007年)5月7日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キハ65 601(北陸本線 田村−坂田)キハ65 601+キハ65 1611以下6連 []
9214D(北陸本線 田村−坂田)〜平成19年(2007年)4月15日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
桜の話を耳にすると、古文の授業で教わった「世の中に絶えて桜の…」の一句を毎年のように想い出す。…そして、毎年のことながら自らの写真技能の無さに落胆するわけだが、キハ65形「エーデル」はそんなことにはお構いなく、ただ悠然と通過していくのであった。
平成19年(2007年)4月24日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

TH2103(天竜浜名湖鉄道線 都筑−三ヶ日)TH2103 []
329レ(天竜浜名湖鉄道線 都筑−三ヶ日)〜平成19年(2007年)2月3日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
“天竜浜名湖”鉄道線と聞けば水際を行く印象を持つものだが、実際に現地を訪れてみれば、線路と水面とを両立させる画面構成を得るのになかなか苦労させられる。地図を見てみると、湖面と接しうる地点を見出すにはどうやら西側から攻めるのがよさそうということで、行き当たりばったりでここ都筑あたりに落ち着いた。
湖の名は浜名湖ではなく、猪鼻湖と称するらしい。もうちょっと時間に余裕がある際には南側から線路を向く地点を探してみたいものだ。のどかな光景とは裏腹に、TH2100形は意外な高速で通過していった。
平成19年(2007年)2月13日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キハ75-405(武豊線 東浦−亀崎)キハ75-405+キハ75-505 []
538C(武豊線 東浦−亀崎)〜平成19年(2007年)1月4日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
平成19年の撮り初めはやはりキハ75形。新年にふさわしい、大空へ羽ばたくがごとくの角度から見上げてみた。格好ヨイ!
平成19年(2007年)1月6日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

アケチ11(明知鉄道線 東野−飯沼)アケチ11 []
11D(明知鉄道線 東野−飯沼)〜平成18年(2006年)12月10日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
久しぶりにディーゼルカーを撮ったような気がする。気がつけば12月。本格的な冬はまだ遠いようだが、空の色がすっかりきれいになった。ここのところ眠っていたE-300の本領発揮といったところ。
明知鉄道の冬と言えば、「じねんじょ列車」の運行も始まっているはずだ。現地ではまったく忘れていた。それほどカンが鈍っているわけだ…。
平成18年(2006年)12月17日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キクハ32-502(土讃線 琴平)キクハ32-502+キハ185-26 []
回9293D(土讃線 琴平)〜平成18年(2006年)10月7日
【オリンパス CAMEDIA SP-320】
この日は、アンパンマンだらけのペイントに改装された「瀬戸大橋トロッコ」の運転初日であった。キクハ32-502は、バンダイの木製玩具もあちらこちらにちりばめられた、史上稀に見る気合いの入った車内であった。コドモたちやママさんたちにも好評のようで、なによりだ。
平成18年(2006年)10月18日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正なし

キハ75-205(武豊線 石浜)キハ75-205+キハ75-305以下4連 []
4540D(武豊線 石浜)〜平成18年(2006年)9月9日
【オリンパス CAMEDIA SP-320】
後で気がついたことだが、ちょっとばかりおかしな顔のキハ75-205である。後方に見える3541Cのキハ75-403と比べると判るが、幌枠の一部に黒い縁取り模様が認められる。同形式の画像をいくつか検証してみたが、似たような模様を呈しているものが1枚だけ存在した。
平成16年(2004年)12月19日に撮影したキハ75-208であるが、激しい動体ブレ+超露出アンダーなため判然とはしないものの、幌枠の嵌合いがよろしくないようにも見える。
同形式にとってはまれに出てしまう現象の一つなのだろうが、なかなかどうして間抜けな感じが実は微笑ましかったりもする。
平成18年(2006年)9月16日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

KD952(くりはら田園鉄道線 栗原田町)KD952 []
14レ(くりはら田園鉄道線 栗原田町)〜平成18年(2006年)7月28日
【富士フイルム FinePix F11】
来春で廃止が予定されているくりはら田園鉄道を訪ねた。本年は東北もやはり長梅雨のようで、日中まるまる予定を充てていたのだが、雨にしてやられてしまった。
使われなくなった電化設備と単行気動車、そして“鐘の鳴る踏切”…。どうしても名鉄三河線の想い出を重ねてしまった。そもそも名鉄から譲渡された気動車すら存在する。
KD952は「OH!バンデス号」として、ミヤギテレビの同名番組がサポートしている。車内の自動放送は(総合司会を担当する)さとう宗幸によるものだった。…筆者としては、この鉄道を盛り上げている人間が(狭義の)よそ者ばかりのようで、少し気にはなったのだが。
平成18年(2006年)7月30日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

1507(高徳線 板野)1507 []
4341D(高徳線 板野)〜平成18年(2006年)6月13日
【富士フイルム FinePix F11】
久しぶりにマニア心をくすぐる気動車・JR四国1500形が登場したので、少々無理をして阿波国へやってきた。
本来は機関の銘板を確認した上で、雑誌などに記述されている“SA6D140HE-2”なる機関形式名の確からしさ(これまでの小松製作所流儀では“SA6D140-HE-2”となるのが自然なのではないかと思われる)を検証したかったわけだが、高いホームや分かりにくい銘板の位置に阻まれ、初志は叶わなかった。
とりあえず今回は、まだまだキレイな屋上がまぶしいスナップをお届けしよう。
平成18年(2006年)6月16日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キハ34(名古屋鉄道三河線 西中金−三河広瀬)キハ34 []
1320D(名古屋鉄道三河線 西中金−三河広瀬)〜平成15年(2003年)12月20日
【富士フイルム FinePix F700】
ずいぶん昔のことのようだが、あれからちょうど2年…。この地方にとって、ここ最近の12月下旬には雪の当たり日があるのかもしれない。
本来は色気のないはずの三河の山奥で、まるで水彩画のような景色をずいぶんと味わった。結果だけ見ればあの三河線はなくなってしまったけれども、今の自身に比べると、ある意味倖せな日々を送っていたように思える。
平成17年(2005年)12月20日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正なし

キハ47 7002(山陽本線 広島)キハ47 7002+キハ47 7001 []
8212D 下り快速「瀬戸内マリンビュー1号」(山陽本線 広島)〜平成17年(2005年)11月22日
【富士フイルム FinePix F11】
好評のようなので、「瀬戸内マリンビュー」に用いられるキハ47形7000番台を再度掲載しよう。
手前のキハ47 7002は三原寄り自由席車、奥のキハ47 7001は広島寄り指定席車である。紹介した画像は海側から撮ったものだが、一部の窓がパノラマビュー化されている。山側の窓配置はいわゆる“リニューアル”車のものをほぼ踏襲したものと言えよう。自由席車のアコモデーションは、一般のキハ47形と大差ないように感じられた。
なお、指定席車は奇数番席が海側となる。
平成17年(2005年)12月3日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正なし

キハ47 7001(呉線 風早)キハ47 7001+キハ47 7002 []
8213D 上り快速「瀬戸内マリンビュー2号」(呉線 風早)〜平成17年(2005年)11月22日
【富士フイルム FinePix F11】
岡山への出張を終え、今秋話題の改造車「瀬戸内マリンビュー」に逢いに行った(←強引)。広島県で育った筆者として、登場した年に見逃すというのもシャクだったという、まるでコドモのような理由である。
ふだんは電車しか走らない呉線ということで、沿線撮影地の知識が希薄なまま「瀬戸内マリンビュー1号」に乗り込んだ。ビジネス・スタイルのままで撮影ということもあり、結局はここ風早に落ち着いた。
安浦側から列車に乗っていると、ここ風早にはみかんの果実が海の近くまで迫った山々の段々畑に鮮やかに色づき、場所によっては柿も彩りを添えていた。…海、そしてちいさな造船所や鉄工所…筆者的な“広島の原風景”を見る思いだった。
これらをワン・フレームに収めることのできる場所については、残念ながら見出すことができなかった…。せめてものお手軽な1枚。またここに来たい…。
平成17年(2005年)11月24日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

キハ75-405(武豊線 亀崎−乙川)キハ75-405+キハ75-505以下4連 []
4540D(武豊線 亀崎−乙川)〜平成17年(2005年)11月12日
【富士フイルム FinePix F11】
確か先回の更新で“今秋は久しぶりにキヤノンのPowerShotシリーズを購入しようという気になっている”などと発言しておきながら、F700を手放して以来ほぼ1年ぶりに富士フイルムのFinePixに再び舞い戻ってくることとなった。
F10にマニュアル撮影機能を付加したほか、細かな改良点がいろいろあるようだ。今回は初めての試写となるが、本格的な走行シーンの撮影はやや難しいかもしれない。この印象はF10ならびにF11の機能面に帰することが多く、当初のもくろみであった“過酷な環境下でのお手軽記録”には使えそうであり、なにかとストロボ使用に制約の多い鉄道写真には冬場を中心に威力を発揮することだろう。
もう少し使い込んだ段階でなにかお伝えできることがあれば、この場でも触れていきたい。
平成17年(2005年)11月13日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

キハ67 11(篠栗線 城戸)キハ67 11+キハ66 11
1636D(篠栗線 城戸)〜平成12年(2000年)11月18日
【キヤノン PowerShot A50】
今秋は久しぶりにキヤノンのPowerShotシリーズを購入しようという気になっている。ここしばらくは比較的“とんがった”機種を選んできたつもりだが、たまたまであろうか、測光がヘボなものばかりとなってしまっていた。最近になって入手した三洋電機 Xacti DSC-J4の安定した露出っぷりを見るにつけ、自分の中で保守本流への回帰…的な気持ち(←単に考えるのが面倒くさくなってきただけ)が頭をもたげてきたのである。
結果として筆者のものとするか、それとも妻のものとするかは分からないが、今さらキヤノン製品売上げ向上の片棒を担ぐのも悔しいと言えば悔しい。
そんなわけで、筆者が最初に使っていたデジタルカメラはキヤノン PowerShot A50であり、なかなかどうしようもない出来の製品だった。…もう一昔前の話である。城戸は駅名が変わってしまったし、そもそもここには愛すべき気動車はもう来ない。そしてなにより、この色をまとったキハ66・67も過去のものとなってしまった。
平成17年(2005年)10月24日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングなし / 色調補正なし

2005(宇野線 岡山)2005+2208以下5連 []
9D 下り特急「しおかぜ9号」(宇野線 岡山)〜平成17年(2005年)7月14日
【三洋電機 Xacti DSC-J4】
長女が最近になってやっと「ドキンちゃん」などアンパンマン系各キャラクタの区別ができるようになったようだ。…めっきり撮りにくくなった岡山で出張の合間にパチリ、すっかり一般人のパパだ。
平成17年(2005年)10月6日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングあり / 色調補正なし

キハ40 2114(山陽本線 広島)キハ40 2114+キハ47 1071以下5連 []
3549D(山陽本線 広島)〜平成17年(2005年)3月14日
【オリンパス E-300(シグマ 18-125mm F3.5-5.6 DC)】
3月1日のダイヤ改正で気動車マニアの話題をさらった、広島−新山口間直通の3549Dであるが、諸般の事情(かさ上げしたホームから乗車する際にステップで転倒する乗客が後を絶たなかったと聞く)により、広島−岩国間については僅かな期間で電車による代走措置へ移行したらしい。
筆者はこのお手軽撮影のみであり、乗車することは結局叶わなかった…。
平成17年(2005年)9月15日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正なし

MRT301(水島臨海鉄道水島本線 水島貨物ターミナル)MRT301 []
(水島臨海鉄道水島本線 水島貨物ターミナル)〜平成17年(2005年)8月13日
【三洋電機 Xacti DSC-J4】
夏休み中の土曜日ということでお目当てのキハ20形は運用がなく、水島貨物ターミナルを訪ねてみた。この地点では北から南を向いて撮ることとなり、順光での撮影はおそらく終日厳しいのではないかと思われる。少々曇るのを待ってMRT300形をパチリ、MRT301は比較的おとなしい塗分けのものであった。
平成17年(2005年)9月3日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングあり / 色調補正なし

キハ47 3001(吉備線 足守−服部)キハ47 3001+キハ47 2002 []
753D(吉備線 足守−服部)〜平成17年(2005年)8月17日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
キハ47形のいわゆる“リニューアル”車については、詳細な形態分類については不案内であるけれども、実は好みの姿態である。
筆者は若輩の頃、“Nゲージ鉄道模型の”10系軽量客車が結構お気に入り(実車についてはまったく記憶がない)であり、キハ40系“リニューアル”車のサイドビューから受ける印象は、窓廻りの肉の盛られ方が正に“Nゲージ鉄道模型の”10系軽量客車なのである。
下段上昇・上段下降式ユニット窓を持つキハ48形は、少数派の悲哀ゆえその原形をできるだけ保ってもらいたいものであるが、二段上昇式ユニット窓のキハ47形については、改造への抵抗感もやや薄れる。
…夏らしい空がひろがる中でこの2輌はいくつか日除けが降ろされているが、それぞれの色が微妙に異なっているようだ。
平成17年(2005年)8月26日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

IRT355-02(井原鉄道井原線 小田−早雲の里荏原)IRT355-02 []
1329D(井原鉄道井原線 小田−早雲の里荏原)〜平成17年(2005年)8月17日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
夏休み…ほとんど子守りばかりしていたような気がする。気動車を撮ることのできるラスト・チャンスのこの日は夏らしい空となった。…とは言え、この日はすでに沿線で赤とんぼなども見られ、いよいよ「秋風のロンド」の季節がやって来る。
平成17年(2005年)8月19日公開
処理:raw - OLYMPUS Master1.21 - jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングなし / 色調補正あり

キハ58 1523(花輪線 大館)キハ58 1523 []
(花輪線 大館)〜平成16年(2004年)7月23日
【富士フイルム FinePix F700】
若輩の頃、キハ58・28形パノラミック車は苦手な形態だった。でっぷりしたルックスに加えて非冷房車のフタ。そしてこれら姿態を強調するかのような水タンク形状…。なぜか受入れ難かったものである。キハ58系平窓車の放つ強烈な“憂い”顔をほぼスポイルしてしまった感があるわけだが、その“憂い”のカギは正面の水切り(と風取り口)にあるのだと、水切り・風取り口を撤去してさらにサンダーで擦ったのか、ツルツルに仕上げられてしまった平窓車を見るにつけ、逆説的に思う。
今となっては上記のようなことを訴えると、バチが当たりそうではあるが。
平成17年(2005年)8月7日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングあり / 色調補正なし

キハ11-203(高山本線 各務ヶ原)キハ11-203+キハ11-117 []
3732C(高山本線 各務ヶ原)〜平成17年(2005年)7月17日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
なんとなく岐阜県へ…。どんよりとした天候につき、あっさりと各務ヶ原駅の跨線橋から撮影した。たまたまやって来たのがキハ11形200番台であると、なんだかトクをした気分になれる。
この日はいくつかのキハ11形に出会ったが、伊勢のクルマのように“スカートの丈延ばし改造”を施工していない分だけ美形に見える。
平成17年(2005年)7月19日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングなし / 色調補正なし

キハ48 6816(紀勢本線 伊勢柏崎−阿曽)キハ48 6816+キハ40 6311 []
328C(紀勢本線 伊勢柏崎−阿曽)〜平成17年(2005年)6月25日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
本年は日本列島の各地でカラ梅雨の様相を呈しており、ここ紀伊半島でも三瀬谷ダムの水位を見た印象としては厳しいものであった。
すでに梅雨を通り越した感のある、大内山川を渡るキハ40・48形2連についてSILKYPIXでやや派手めに現像を行ない、夏模様を演出してみた。
平成17年(2005年)6月30日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.19.2 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

アケチ11, アケチ13(明知鉄道線 岩村)アケチ11, アケチ13 []
14D, 11D(左から, 明知鉄道線 岩村)〜平成16年(2004年)3月14日
【富士フイルム FinePix F700】
腕木式信号機が終焉を迎える頃に行ってみたのだが、アケチ13の最前部に陣取る人物がうっとうしい。この人物は岩村駅に家族連れで現われ、微笑ましい光景を演出していたかのようだったが、列車が到着すると“よーしパパ…”とばかりに家族を置去りにしてアケチ13の最前部へ直行し、三脚を立ててのビデオ撮影開始と相成ったようだ。
こちら側からはエスケイプできない位置に立たれただけに、ほぼすべての画像で“よーしパパ…”となってしまった。
普段からキチンと記録を撮っておかねば…。
平成17年(2005年)6月24日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正なし

キハ41 2003(播但線 和田山)キハ41 2003 []
(播但線 和田山)〜平成14年(2002年)4月29日
【三洋電機 DSC-MZ1】
キハ41形のいわゆる“リニューアル”は、このキハ41 2003について初めに施工され、手もとの資料によると平成14年(2002年)4月16日に後藤総合車両所を出場している。いわば、出来たてホヤホヤに近いものであり、前位側から見た感じはなかなか精悍なものである。
さて、資料を眺めながら疑問に感じたのだが、キハ41 2003以降の同形式“リニューアル”は、少なくとも平成17年(2005年)6月16日現在に至るまでは施工されていない…のだろうか…。最新版の資料を待ちたい。
平成17年(2005年)6月16日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正なし

キハ52 156(大糸線 南小谷)キハ52 156 []
426D〜427D(大糸線 南小谷)〜平成17年(2005年)6月4日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
筆者の中で疑問に思っていることの一つに、“なぜ今どきの気動車は屋根の上が真っ黒でないのだろう”といったナゾがある。少なくとも昭和50年代後半あたりまでは、屋根一面どころかボデーの一部にまで、グラファイトを撒き散らかしたかのごとく黒ずんでいたのが気動車のしごく当り前の姿だったのだ。
今どきの気動車が真っ黒でない原因として三つを考えてみた。過酷な運用が減ってきたことなどに起因する洗浄頻度の向上、洗浄剤そのものの能力向上(おそらくは粒子の微細化の寄与が大きいのではないか)、さらには排気ガスの高清浄化あたりが挙げられよう。そう言えば街を走る自動車にも真っ黒なものはずいぶん減ったようにも思われ、軽油の高純度化も含めた内燃機関まわりの環境対応が進んできているのだろう。先に挙げた三点めの寄与がどうやら大きそうだ。
きれいな首都圏色に塗り戻されたキハ52 156を初めて目にして、ふとそんなことを考えてみた…。
平成17年(2005年)6月10日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングあり / 色調補正なし

キロ65 1551(名古屋車両区)キロ65 1551+キロ29 554+キロ65 551 []
(名古屋車両区)〜平成16年(2004年)8月1日
【富士フイルム FinePix F700】
名古屋までやって来た「ゴールデンエクスプレス アストル」をお手軽地点で撮影した。キハ65形がだんだん稀少な存在となっていく中ではあるが、この「アストル」こそ、いつまでも夢を運び続けてくれる存在であってもらいたいものである…。
なお、現在の「2005年日本国際博覧会ささしまサテライト会場」が、この当時はまだ工事中であったことが分かる。
平成17年(2005年)6月3日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングあり / 色調補正なし

キハ75-6(伊勢鉄道線 伊勢上野−河芸)キハ75-6+キハ75-106 []
2931D 下り快速「みえ11号」(伊勢鉄道線 伊勢上野−河芸)〜平成16年(2004年)6月5日
【富士フイルム FinePix F700】
伊勢鉄道線内では最高速度110km/hで快走するキハ75形を捕らえた。さしもの鉄建公団C線規格の築堤も、開業後30年も経ってしまえば自然と同化した箇所が多く、この季節になると緑がまぶしい。
平成17年(2005年)6月1日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングあり / 色調補正なし

キハ33 1001(山陰本線 米子)キハ33 1001 []
伯備線946D(山陰本線 米子)〜平成15年(2003年)4月30日
【三洋電機 DSC-MZ3】
オハ50形からわずかに2輌が改造され、1000番台のみが存在する珍車・キハ33形も、改造から早や15年以上の年月が流れた。当初からDMF13HS(新潟鉄工所)を1基搭載し、そこそこの出力でメンテナンス面でも融通が利きそうなクルマのためか、キハ37形のように持て余されることもなく生き長らえているようだ。
なお、平成15年(2003年)10月1日に開業した鳥取県内の山陰本線・境線などの高速化事業完成にともないキハ33形は境線を追われ、現在は“鬼太郎色”を解かれていわゆる“首都圏色”となり、基本的に山陰本線浜坂−鳥取間の運用に就いているようだ。
平成17年(2005年)5月25日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正なし

キハ48 6816(参宮線 伊勢市)キハ48 6816 []
932D運用前(参宮線 伊勢市)〜平成17年(2005年)1月17日
【リコー Caplio R1】
参宮線から紀勢本線へ入る932Dは、かつてはJR東海で最期のキハ58・28形がまぼろしのように活躍していたスジとして知られる。現在でもキハ40・48形4連で組成され、この地方では堂々たるものである。
出区は15時過ぎであり、冬場では陽が西に傾き始める頃となる。編成写真の撮影こそ困難ではあるが、強烈な斜行線の中で筆者を誘う多気方の先頭車は、車輌こそ変われど、やはり“日常”では得がたいお楽しみであろう。
平成17年(2005年)5月18日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

キハ75-401(武豊線 乙川−半田)キハ75-401+キハ75-501 []
3528C(武豊線 乙川−半田)〜平成17年(2005年)2月20日
【オリンパス E-300(シグマ 18-125mm F3.5-5.6 DC)】
沿線の都市化が進み、大小の工場も立並ぶ武豊線沿線ではあるが、乙川を発車するとすぐのところにちいさな鉄橋がある。ちょうど2連のキハ75形がぴったりとハマる地点であると言えよう。バブル期に建設された背景のドーム状建築物をうまく処理すると吉。
平成17年(2005年)5月12日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.11.1 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

キハ181-45(山陰本線 城崎)キハ181-45+キロ180-13以下7連 []
4D 上り特急「はまかぜ4号」(山陰本線 城崎)〜平成16年(2004年)5月2日
【富士フイルム FinePix F700】
昨年の連休の特急「はまかぜ」を城崎(現・城崎温泉)で捕らえた。キハ181-45に残る、逆三角形の国鉄特急エンブレムが誇らしげである。さて、当時はそれほど感じることもなかったのだが、今にしてみるとFinePix F700独特の緑かかった発色が気になる(F710では改善されているとの由)ところではある。
平成17年(2005年)5月10日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングあり / 色調補正なし

キハ2202(関東鉄道常総線 三妻−中妻)キハ2202 []
68レ(関東鉄道常総線 三妻−中妻)〜平成17年(2005年)5月4日
【オリンパス E-300(シグマ 18-125mm F3.5-5.6 DC)】
筆者はそもそも、農作物の外観と名前とがまったく一致せず、農業のことは非常に疎い。鮮やかな水田風景の一角に青々と存在を誇示していた作物は、果たして二期作モノの小麦なのだろうか…。背景は筑波山、いわゆる“つくばエクスプレス”開業で変革が予想されるここ常総線の単行気動車は、少なくとも現在はきわめて平穏そうに見受けられた。
平成17年(2005年)5月7日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.11.1 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングなし / 色調補正あり

キハ40 2134(津山線 福渡)キハ40 2134+キハ40 2048以下4連 []
955D(津山線 福渡)〜平成17年(2005年)3月15日
【オリンパス E-300(シグマ 18-125mm F3.5-5.6 DC)】
加古川線で活躍していたキハ40系は同線の電化開業にともなって各地に転じており、このキハ40 2134は岡山地区に迎えられて文字通り異色の存在となった。その姿はあたかも、同様に転属してきた同僚・キハ40 2133が牧山−玉柏間で発生した土砂崩れ(2月26日)で被災した悔しさを晴らすべくかのようである…。
それにしても、広島色のままで活躍するキハ48形や帯あり・帯なしのバリエーションがある俗称“ことぶき色”、さらにキハ120形(後方に見えるのは952Dのキハ120 339)の存在も相まって、現在の岡山地区の気動車は意外にカラフルで楽しめる。
なお、先に述べた土砂崩れにともなって津山線は一部区間の不通が続いていたが、意外に早い3月14日に通常運転に復旧している。
平成17年(2005年)4月30日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングあり / 色調補正なし

イセ2, イセ3, イセ1(名古屋港大江ふ頭38号岸壁)イセ2, イセ3, イセ1 []
(左から, 名古屋港大江ふ頭38号岸壁)〜平成17年(2005年)4月22日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
伊勢鉄道での活躍を平成16年(2004年)末までに終えたイセI形が海外に輸出される運びとなり、名古屋港に国内最期の姿を見せた。聞くところによると、行き先はミャンマーであるとの由。そう、図らずも同じここ名古屋港大江ふ頭から旅立った名鉄キハ20形や同キハ30形らと海外でともに活躍することになるのである…。
こんな状況では、かの地での活躍を祈りつつも、やはり落日と絡めて撮ってしまいたくなる…。なお、背景に海上自衛隊護衛艦「はるさめ」の一部が見える。
平成17年(2005年)4月24日公開
処理:jpg - Paint Shop Pro6.00・トリミングなし / 色調補正なし

キハ54 10(予讃線 下灘)キハ54 10 []
4736D(予讃線 下灘)〜平成17年(2005年)4月16日
【オリンパス E-300(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)】
久しぶりに愛媛まで来た。眼前に伊予灘の広がる下灘で途中下車するものの、あまりにスケールの大きな光景にむしろたじろぐ自分がいた。…上り列車をド逆光で素直に捉えたが、なんとか海の輝きが白トビせずに残ってくれたようだ。
平成17年(2005年)4月21日公開
処理:raw - SILKYPIX Developer Studio1.0.11.1 - tif - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正あり

キハ100-39(北上線 横手)キハ100-39+キハ100-32 []
737D運用後(北上線 横手)〜平成16年(2004年)7月22日
【富士フイルム FinePix F700】
この画像からは判然としないが、「ドラゴンレール大船渡線」ステッカーを貼付したキハ100形である。機関はDMF11HZ(小松製作所)を前位側に1基装架する。素敵な枯れ方を見せるようになってきたが、律儀に後付けされた転落防止幌が目を引く。後刻キハ100-12(盛モリ)の3位側で計測を試みたところ、高さがぴったり1000mmであり、なかなか日曜大工臭をプンプンさせた寸法にかえって好感を覚えてしまった。
平成17年(2005年)4月13日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正なし

キハ47 1035(芸備線 安芸矢口)キハ47 1035+キハ47 101 []
3841D(芸備線 安芸矢口)〜平成17年(2005年)3月14日
【リコー Caplio R1】
キハ40・47形の転配や広島支社内での広域運用化にともない、広島都市圏でも首都圏色をまとったキハ47形を見かけるようになった。当分の間はJR西日本各線で、“あの頃の”気動車を偲ばせる混色編成が楽しめるであろう。
平成17年(2005年)4月8日公開
処理:jpg - Paintgraphic3.0.5・トリミングあり / 色調補正なし


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