坊主 | 11月30日(火) |
叔父の葬儀では、坊主の説教が長くて、薄くて、偉そうで、イライラした。途中で退出したいくらいだった。たとえばこんな内容。「いただきます」は誰に向
かって言うと思いますか? と、ここで高校生を指して発言させようとする。が、高校生は黙っている。しかたないので自分で答えて、給食費を払っている親や、給食を作ってくれたおばさんに言うものだと思っている子供たちがふえている。それは間違いで、本当は、いただく命、またご先祖さまに言うのだと説教する。そんなこと今さら…。どこのテレビ番組で聞きかじったか知らないけど、思想が自分の言葉になっていない。魂がカケラもない。 そして、そんな子供たちの勘違いは親の責任、親がいけない。と、葬儀場にいる大人たちを責めるような口調。私はお前らの上に立つ知恵者だというスタンス。何様のつもりだい? しかもそれが葬式で話すテーマか? 宗教家という以前、人間としてタチが悪い。ぼくの周囲の人たちも、後でめちゃくちゃ文句言ってた。 曹洞宗のえらい人たち、坊さんをちゃんと教育・管理してくださいよお! |
寝台車に揺られ | 11月29日(月) |
寝台車、サンライズ出雲に乗って、地元、米子市へ。個室なのに、今回はなぜか眠れなかった。あしたまた、寝台車で東京に戻るというハードスケジュールに、果たして耐えられるだろうか。口内炎、復活のきざし。 |
ジタバタ日 | 11月28日(日) |
叔父が亡くなったと連絡が入り、葬儀に出るためのチケットを手配したり、ワイシャツを買い換えたりで、ジタバタする。ゆうべの酒がたんまりと残ったカラダにはキッツイ。そして、知り合いの女優さんが出演している舞台へ、カラダを引きずりながら行く。その芝居の内容が偶然、死ぬことをテーマにしていて、ふしぎだなあと思いつつ、観るうちに酒がぬけていった。 その女優さんは、前に4人で即興舞台をやったときにごいっしょした人で、そのときぼくは詩の朗読をしたけど、そのステージをぼくは納得できなかったので、なんか古い傷に触れるみたいな気分で観に行ったのでした。久々に観た女優さんは、相変わらず透明感があってよかったです。思えば、彼女の舞台を観たことがなかったので、本当はこういう輝き方をする人なのだとか、新しい気づきもあって、夕方にはすがすがしい気分でした。 |
秋晴れ | 11月27日(土) |
ああ、いい天気。ひとりじゃないって、ステキなことね。あなたの肩ごしに、草原も輝く。 |
さっちゃん | 11月26日(金) |
「紅白歌合戦」、美川憲一が落選ということは、来年、遂にさっちゃんが消えるということか…。ぼくの予言、当たるでしょうか。 |
年の瀬 | 11月25日(木) |
口内炎ができた。うーん、年の瀬だねえ。 |
昔がたり | 11月24日(水) |
昔ばなしをしませう。 昔、トラフィックと呼ばれる人がいませんでした? 書類を運ぶのが仕事の人。または、書類を運ぶことをトラフィックと呼んで、「今日はトラフィックで半日つぶれた」みたいな使い方しましたよね。いつしかバイク便にとって代わられ、今やメールやFTPサーバで用が済むこともしばしばです。かつて、フロッピーやポジを運ぶだけで半日をつぶしていたぼくは、一体何だったんだろうって思います。あわれで、いとしくて、抱きしめてやりたい…ぎゅっ! |
朝鮮半島 | 11月23日(火) |
ニュースを知って、「えっ!」と声をあげてしまうことがありますが、北朝鮮による韓国砲撃がそうでした。北朝鮮も韓国も、何十年もの間、そこだけは避けようという、知性が働いてきたはずだった。どうして今、それを崩してしまったのか。 北朝鮮と韓国は、いずれ統一された方が互いのためだと思う。国土や人口が倍になれば、国際社会での発言力が高まり、日本や中国など近隣諸国との交渉にも有利なはず。かつてはソ連とアメリカの対立に巻き込まれ、北と南で戦い、その痕跡が今も残るかたちになっている。しかし、同一民族のもと、いずれはひとつに戻るという思いは消えていないはず。少なくとも、人民の間には。 今回の砲撃は両国の対立に火をつけるだろうが、その火は国民同士の憎悪にというよりも、リーダーを責める炎となるのではないか。その炎が燃えさかるほどに、ひとつの国に戻ろうという思想が、両国民の間に燃え上がるのではないだろうか。 |
ウォークマン | 11月22日(月) |
15年前に壊れたCDウォークマンを最後に、携帯型ステレオっていうの?NHK的にいうと…そういうものを使わずにきたけど、iPhoneにiPod機能があるので使うようになって、昔のウォークマンと比べて音が断然クリアになり、周囲の音に邪魔されにくくなっていることに感心する。そして、うちのパソコン経由で、手持ちのCDからiPhoneに取り込むのも、予感はしていたものの、こんなに簡単にできるとは知らなかった。パソコンはワープロ代わりとネットにしか使わないけど、いろいろできるんですねえ。 CDウォークマンが登場したのは、ぼくが学生のとき、30年前になる。カセットテープのウォークマンだってそのちょっと前だった。30年の間に携帯電話ができて、さらにそれがウォークマンにもなっていた。 |
非日常 | 11月21日(日) |
来ました、今日も来た。浅草ホッピー通り。20軒くらい居並ぶモツ煮込み屋の名前も大体おぼえて、隣に座ってる常連さんに取材し、うまい店、まずい店もわかってきた。それから、上野に移動し、根津に向かおうとしたものの途中で歩き疲れ、不忍池で屋台の串もんじゃなどを食う。さらにカラオケボックスで時間をつぶして、カラオケバーに足をのばすという、ぼくの週末がなんか妙なことになってきた。 |
土曜日 | 11月20日(土) |
安い、まずい、カジュアルフレンチ食って、カラオケバーへ。カラオケなんて、とんと行かなかったのに。どちらかというと嫌いだったのに。恋のちからに流されたいのん。ららら〜! |
金曜日 | 11月19日(金) |
久々に金曜日らしい飲み方をする。つまり、コーイチと待ち合わせたり、2軒目で昭和バー「D」へ移動したり、明け方までぐだぐだしたり…。そして、帰途に着きながら、ちあきなおみの「紅い花」の歌詞を思う。 「騒いで飲んで いるうちに こんなに速く 時は過ぎるのか」 ああ…。 |
iTunes | 11月18日(木) |
中越典子がヒロインだったNHKの朝ドラ「こころ」の挿入歌で、ずっと気になっていた歌がありました。その歌が「ヒトツ/フタツ」というタイトルで、熊木杏里という人が歌っているのだと、夏の電車でマコトが教えてくれたのは意外だった。その歌を知っている、さらに好きだという人とは巡り会ったことがなかったので、それがワンコ蕎麦を吐くまで食ったマコトだったのが意外だったのです。その歌はCD化されてなくて、マコトはルートを駆使してなんとか入手したと言っていたので、あきらめてたんです。それが今日、iTunesで入手できたのでした。その後、CD化もされたのでしょう。ネットのありがたみを、またひとつ感じた秋です。 |
カニ | 11月17日(水) |
通販で買ったコタツ布団が届いた。なんか、カニの匂いがする。中国製だからか(上海蟹イメージより)、大阪発送だからか(かに道楽イメージより)。次の天気のいい休みに、とりあえず洗おうと心に決める。 |
校正 | 11月16日(火) |
最近の人、若い人は、文字校正が早いなあと感慨深い。かつて、手書き原稿を写植オペレーターが打っていた時代は、誤植がバンバンあって、それも普通気づかないような誤植…。たとえば、「紛失」が「粉失」になっているとか。ちょっと、オペレーターさん、一体どういう入力の仕方してんの? 「ふんしつ」を読めなくて、「こな」「うしなう」と分けて打ったわけ? それしかないよね? お前、バカか! と、温厚なこのぼくですら、校正するたんびにイライラしたものだった。ぼくの世代の文字校正は、ヘンやツクリまでいちいち確認するから、みなさん遅いように思います。でも、今やそんな細かい間違いはまずないんですけど。でも、細かく見ないと怖いんです。因果だねえ。 |
コタツ布団 | 11月15日(月) |
寒い。なので、ネット通販でコタツ布団を注文する。コタツ本体は今年、なぜか夏に購入してあったけど、布団はまだなかった。北風に背中を丸めて帰り着いた我が家のコタツは、ああ〜、と気持ちまであったまるものです。この年になると、そういうぬくもりが心底なつかしくなるのでした。でも、コタツのイヤなところもあって、綿ボコリが溜まったり、部屋の雰囲気がもっこりするのも好きになれない。今回、ネットで検索しながら、今では中綿の入ってないフリースを2枚重ねにしたようなのもあって、存分に洗えるし、いろいろ新しくなってるんですねえ。勉強になるわあ。 |
酒 | 11月14日(日) |
晩ご飯の後、つまみもなく飲む酒には、少し困ります。日本酒は重すぎるし、焼酎ロックは寒いし、ワインはつまみが欲しくなるし。そしてついに出口を発見! 紹興酒だ! 以上! |
続・ひとり飲み | 11月13日(土) |
ぐるんぐるんデートして、すっかり足腰がくたびれた。築地、浜離宮、水上バス、浅草、ホッピー通り、カラオケボックス、カラオケバー…。食い物屋と居酒屋に合計6軒行ったことになる。そのほかに缶ビールの歩き飲みもあったな。下町ツアーみたいで楽しかったよ。「じゃ、おやすみ〜!」と見送ったあと、またひとりで飲みに寄ったことは、どうかご内密に。なんで最後にひとり飲みしたがるのかね。 |
ひとり飲み | 11月12日(金) |
仕事がらみで酒に誘われ、安酒に勢いをつけられ、2次会はやめて、そのままひとり上野を徘徊する。最後にひとりで飲みたがるこのクセが憎い! お前が縁を遠ざけているのだ! |
同窓会 | 11月11日(木) |
中学校の同窓会が、5年に1回催される。来年、こぞって50歳になるので、同窓会の年だ。同窓会はキライな人はキライで、けっこういるもんだし、その気持ちもわかる。成れの果てをさらし合う感じがイヤという気持ち…。でも、ぼくは同窓会好きで、今回も出席に○をして返信した。酒を飲んで30分も経てば、みんな15歳にかえって、今の暮らしぶりや近況報告はサラリと流して、それよりも思い出やただのくだらない話に終始する。酔っぱらった15歳がわいわい騒いでいる教室みたいな感じ。なんか若返るし。 |
疾走 | 11月10日(水) |
朝、電車を乗り過ごしてしまい、急いで引き返したものの、会社に遅れそうだったので、5分ほど全速力で疾走したら、呼吸困難になり、足は上がらず、少しずつ、少しずつ、結果的に山のように老いていたことを目の当たりにする。その疾走でスイッチが入ってしまったらしく、一日中、咳っぽかった。年寄りにとって冬は、デインジャラスなシーズン。年末に亡くなる人も多い。気をつけよう。 |
デブ | 11月9日(火) |
太ると、息がしづらくなりませんか? 太ってしまって、疲れてるとき、ぼくはイビキがすごくなり、さらに無呼吸になるようです。そして、息苦しさにアア〜ンと悶え、青江美奈になるらしい。ゆうべも息苦しかったので、朝、体重を測ると69kg。2kg増だった。そういえば、ここんとこ、腹が張るなあと思ってはいたけど。デブで生きるのは大変だと思います。 |
書く | 11月8日(月) |
このサイトに自分の名前を出さないでほしいと、Zさんからメールがきた。配慮をしよう。大したことを書いてないつもりでも、気になるポイントは人それぞれだし、このサイトに訪れる人はわずかだけど、インターネットは大きなメディアなので、そのへんは気をつかいたい。今後は仮名にして書きます、と返事を出しておいたけど、そもそも書かれること自体がイヤなのかしら、気をつかったことになってるかしら…。ま、書こう。 そんな人もいれば、タカシさんなどはもっと書いてくれと言う。スカトロなエピソードをここで暴露したのに、それでも書いてと言う。でも、タカシさんのことって、なぜかあんまり書いてない。もしかしてぼくは、人がイヤがることをしたいタイプ? いや、そんなはずはない! |
キュウリ | 11月7日(日) |
ええ〜! キュウリが1本、78円〜! ええ〜! ええ〜っ! |
江ノ島 | 11月6日(土) |
生まれて初めて、江ノ島へゆく。島というだけで、南国だなあと思う。 しらすを食い、ビールをいっぱい飲み、船にも乗り、釣り人がでっかい魚を釣り上げる瞬間も目撃し、裏通りをそぞろ歩き、ロマンスカーにも乗ったよ。楽しいばかりの一日だった。素朴な楽しみっていいね。 |
ワインバー | 11月5日(金) |
ワインバーに行くも、さほどうまくもないワインをもったいぶって出され、なんか傷つく。ワインは、気取りに走りがちなアイテムだからこそ、さり気なさが大切だと思う。 |
クスリ | 11月4日(木) |
風邪っぽいので病院で抗生物質をもらう。それは比較的強力なクスリで、腸内の必要な細菌まで撲滅するので、間違いなく下痢をともなうという。その際は、胃腸薬などクスリで対応せずに、ヨーグルトを食べるように言われる。そんな、ヨーグルトごときでと食べずにいたら、やっぱり下痢をした。それから、クスリを飲むときにヨーグルトを食べたら、ぴったりとしなくなった。ヨーグルトってすごい。そして、食べ物ってすごい。食べ物はクスリだった。 |
金力 | 11月3日(水) |
日本の国債は日本人が買っていて、つまり国民が国に資金を提供しているかたちになっている。これに対して、アメリカの国債は諸外国が買っていて、外国人がアメリカのスポンサーになる。いちばん買っているのが中国で、2位が日本だ。国債を売りに出されるのは、いわばお金を返せと宣告されること、スポンサーが手を引くことになるので、発行国にとっては避けたいところ。中国はアメリカとの交渉の際、国債の売却を切り札にしている。日本の国債を主に保有しているのは日本人だけど、いずれ中国が乗り出してきて、それを切り札に使われたら、尖閣諸島の問題なども、日本に不利にすぐに決着してしまうのではないだろうか。武力を持たないことに決めた日本は、金力だけは手放してはならないのだった。 |
悪夢 | 11月2日(火) |
昭和バー「D」に行くと、またズーさんがいて、また朝4時半まで飲んでしまった。同じ悪夢を繰り返し見るよう…。 |
たたり | 11月1日(月) |
「○○がたたって、○○になった」といいますが、その例文を作りましょう。今日、運動不足がたたって、靴下を履こうとしていたとき、うっ、軽いぎっくり腰になった! 実話ですわ。日常の中に、たたりの素は潜んでいるのだった。 |