端唄と三味線 (9/17)



2005年5月5日の千本会で唄っているところの動画が少しありました。
「せつほんかいな」の終わりのへんです。おそまつでごめりんこ。

2005年 千本会で唄っている「せつほ んかいな」


 
お三味線を習った「猫じゃ猫じゃ」をいってみます。

 猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが
 猫が 猫が下駄履いて 絞りの浴衣で来るものか
 オッチョコチョイノチョイ オッチョコチョイノチョイ

 ちょうちょとんぼやきりぎりす
 山で 山でさえずるのが 松虫鈴虫くつわ虫
 オッチョコチョイノチョイ オッチョコチョイノチョイ

 竹に雀は仲よいけれど
 切れりゃ 切れりゃ仇の 切れりゃ仇のえさしざお
 オッチョコチョイノチョイ オッチョコチョイノチョイ

これは江戸時代の唄だそうで、お妾さんが浮気して男の人をひっぱりこんでいちゃいちゃしていたら

旦那さん(本命)がやってきて、あわてて押入れに男の人を隠した場面を面白く唄っているものです。
「おい、だれかいるのか?」
「やぁ〜ね〜、猫ですよ。猫。」
「ほぉー、猫が絞りの浴衣着て下駄履いてくるのかい。最近の猫は粋だねぇ」
たぶん押入れから浴衣の端っこがはみ出て、下駄はそのまんま置いていたのでしょう。


端唄と三味線を習い始めてはや一年。あっという間だった。

2002年春、前々から三味線や邦楽の唄に興味があったけど、
どっから手をつけたらええかわからんかった。

 長唄は長いし…(当たり前)
お稽古の日が毎週*曜日!!ときっちりしてるのはちょっと…
個人指導してくれるほうがいいなぁ…でもむっちゃお月謝かかるんかなぁ…

 いろいろ探して、行き着いたのが
「千本扇福 Website」。そこで 視聴して、
「これよ、こういうのがしたかった〜〜ん!!」と感動して
端唄(千本流)に入門したというわけでござる。

 端唄は江戸時代の流行歌などで季節感と江戸の粋がたっぷり〜で
一曲三分程度で楽しいもんです。

 お師匠さんは気さくで明るく、それでいて芸に厳しいお方。
ついていくわ〜って感じで、いいお師匠さんに会えてよかった。

 まだまだ入門して1年にもならず、へたくそやけどがんばってます。
お三味線は難しいけどなんか楽しいし、唄も微妙〜〜〜な節回しが
あって耳コピ必死なんやけど歌えると嬉しい。

 ここでは、一応弾き歌いができるようになっていて、
季節に合っていたり気分に合っていたりするものをのっけたりして
自分に鞭打つ所存でございます。。。。

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