2004年8月15日「GET SPORTS」南原さん出演部分

私の文章では伝わりづらいとは思いますが・・・。速報性で勝負ということで(^^;

野球の球場。芝にスプリンクラーで水をまいている。

南原「このようにスプリンクラーの水がですね、風で押し戻されるぐらいの、こんな強風の中で野球を戦ったわけですけどもね。栗さん、ご覧になってどうでした?」
栗山「そうですね、あのやっぱり、日本のエース上原投手が第一戦、先発した」
南原「はい」
栗山「で、このことは意味があったのかな、と思うんですけど。ナンチャン、ご覧になっていかがでした?」
南原「まずですね、上原投手がマウンドのところですっと祈りをささげるみたいにあの(マウンド?)プレートに長くですね」
南原「この試合にかける緊張感と願いっていうのを感じとったんですけどねぇ」(心臓のところで手を合わせる)

栗山「感じるものがありましたよね。あの第一戦の入り方っていうのは、これから流れを作る意味ですごい大事だと思うんですよ。」
栗山「そういった意味では、いくつか違う面ってありますよね」
南原「はい」
栗山「ボールであったり、審判であったりとか、内野の芝とか。そういった意味で、上原投手があのボールがてかてかして滑るという話をしていたんですが、確かに初回を見てると、フォークが抜けた感じがあったんですけど」
南原「はい」
栗山「やっぱりそれをすぐに修正してくれる。このあたりがやっぱり日本代表のエースの力なのかな。一戦目をかけてくれる(?)が本当にでたかな、というゲームでしたよね」
南原「背負ってるものの大きさ、感じますよね。宮本選手はどうだったですかね?」
栗山「あの、宮本選手。アジア予選のとき、ナンチャンにもいってましたけど、全然眠れなかったと。今日も、昨日の夜も、全く眠れなかった」
(眼鏡をかけているのがギリギリ判るぐらいの後ろ姿の南原さんと会話をする宮本選手。ちょっと良い雰囲気。このインタビュー、どこかで流れないかな)
南原「そうですかー」
栗山「中畑監督も同じでした」
南原「ま、今日はですね、ひたむきなプレーにも胸、打たれたんですけど(風を気にして前髪を触る)。あの中村ノリ選手が、第一打席に入るときに審判にこうやって(帽子を脱いでお辞儀をするジェスチャー)挨拶をする。まるで高校球児みたいに」
栗山「あぁ」
南原「小笠原選手がですね、ファーストにスライディングするとかですね。」
栗山「もう完全にアウトでも、なんとかセーフになろうと。あれってナンチャン、我々高校時代、高校野球のときはあんなスタイルで」
(試合を観戦する2人。首から何か提げている。南原さん、薄い青いレンズの眼鏡。何かを喋っている)
南原「そうですね、僕もそういう気持ちでやってました。だから、野球の原点をみているような。アテネで。太陽の下、風の中ですね、知らない相手のチームとですね、思いっきり自分で力をぶつけ合うっていうか。その緊張感で戦っている。元々野球っていうのは、こうじゃなかったのかな、というのが改めて思ったんですけど
栗山「そうですね、後は初めてのポジションっていうのは、なれないで難しいと思ったんですが。藤本選手の動き、良かったですね」
南原「良かったですね、軽快にさばいてました」
栗山「ですから、この辺りもすごく安心なんですが、ただあのナンチャン実は我々」
(栗山さん、カメラではなく南原さんの方を向く。指で2人をさして)
栗山「オリンピックで」
南原「はい」(ニコニコ)
栗山「勝利って言うのは」
南原「そうですね、前回、負けっぱなしで終わったんで。いやーオールJAPAN、勝って嬉しかった」(しみじみ)
栗山「オリンピック初勝利見たんですよね、僕らね」
南原「初勝利みましたよ。」
栗山「そして、あの昨日ね、ナンチャン」
南原「はい」
栗山「オリンピックのソフトボールの初戦、日本敗れたんですけど。日本代表の選手が試合を見に来てたんですよ」
南原「あ、女子ソフトを、長島JAPANが」
栗山「で、勝ち運をもらおうとしたんですけど、あの世界一の上野投手が点を取られるという危機感をもったという意味では、このやっぱりオリンピックは何が起こるかわからない。本当に勝負運って感じますよね」
南原「競技は違えど、その敗戦を無駄にしなくて。自分たちの中に取り入れて、慢心せずにやろうtっていう気持ちですよね」
栗山「そうですね、ですからそういった意味での上原投手に戻りますけど、やっぱり一番安定感のあるピッチャーが最初にすっと行ってくれる。今日も2人ぽんぽんとアウトになって、日本のバッターが。ちょっと嫌な感じがしましたけど」
南原「感じがしました」
栗山「はい。あの流れを作るのにが上原投手が先発っていうのは意味があったので、なんかちょっと楽しみになってきますね」
南原「持って行きたいですよね」
栗山「はい」
南原「そして明日は女子ソフトの」
栗山「宿敵!」
南原「日本対アメリカですよ」(声がおおきくなる)
栗山「これもちょっと見ごたえありますね」
南原「これはね、新しい新生、宇津木JAPANが宿敵アメリカにどう立ち向かうかが魅力(?)です」

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