TANE〜種〜 感想

ブログに書いていた文章そのままです。後日、追記予定。

細かなツボ

さらさらの髪。
両手でマイクを握り締めてる手つき。
「・・・じゃないです」
膝を押さえて、「いったぁい」
「初心忘るるべからず」と言った後、左の眉をあげた表情。
回転するときも崩れない姿勢。
逆回しのとき、伸ばされたままになっている足先。
「・・・でも、誰か、いた?」
「膝、いってぇ」



舞台を見て。

風姿花伝を読んでいて、すごいな、と思った。
私の好きな人は、私が思っていたより、ずっともっとすごい。
私は南原さんの姿を見失わないように、ただひたすら後を着いて行くだけです。
それだけで、幸せ。それが嬉しい。

ネタ作ろうって。どんな思いで書いたんだろうと思うと、泣きそうにもなったけど。



個人的な感想

今回の舞台の感想を言葉にしようとすると、言葉が逃げていく気がする。
楽日の帰り、電車の中で何かが「判った」気がしたのだけれど、
それをどういう言葉で現したら良いのか、判らない。
多分、それは全部、ぼんやりとして、漠然としたもので、
「言葉」という「形」にしようとすると、遠ざかってしまうのだと思う。

直接的なメッセージだけじゃなくて、
全ての「言葉」が、南原さんの選んだものだから、その一つ一つを、きちんと受け取りたかった。

楽日の前日、舞台を見ながら涙が止まらなかったのは、勿論、笑いすぎたからなんだけれど、
思いっきり笑った後で、頬を伝った涙には、何か意味があったような気もしてる。
・・・気のせいかもしれないけど(^^;

出来れば、年末までに手紙が書けたら良いな、と思う。
まだ「言葉」にはならないけれど、南原さんに、伝えたいことが胸の中にたくさんある。
私があの舞台を見て感じた、ここで書くには、個人的すぎることも。
ゆっくりと「言葉」にしていこうと思っています。

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