9月25日放送「それ行け!なんでも宣太郎」南原さん出演部分

『教えて!ウルトラ実験隊』の番宣でした。パターンは前回と同じです(^^;

出川さん、山川恵理佳さん、三瓶さん

テロップ「収録終了後」
ナレ「そこで今回は番組のテーマ、生活の中の不思議を使って科学マジックを披露することに」

南原さん、初回の衣装の上に白衣を羽織っている。
出川「いやー、おはようございます。おはようございます」
南原「どうしたの?」
大橋「おはようございます」
山川「おはようございます」
出川「…私、宣伝二課の出川哲郎と申します」(最初、何を言っているか聞き取れませんでした)
またネクタイをいじっている出川さん
南原「ちゃんと締めなよ」
ネクタイをきつく締めなおす。それでもネクタイを触る出川さん。
出川「そして今日は」
三瓶「同じく宣伝二課の三瓶です(いつものポーズ付きで)」
南原「きた、きた」
三瓶「よろしくお願いします」
南原「小っちゃくやったろ、今」
三瓶「場所が…」(出川さんと山川さんが両脇に近くてぶつかりそうだった)
南原「場所がないからね」
三瓶「お願いします」
南原「誰?」(山川さんに)
山川「知ってるじゃないですか。同じく宣伝二課の山川です」(山と川を手で表現しながら)
南原「決めてからやって」
出川「今回はですね、このテレビ東京、イチ押し番組ということで、なんと宣太郎2回目の番宣にやってまいりました。それだけテレビ東京が力を入れているか…」
南原「何で偉そうなんだよ」(つっこみいれながら)
出川「私がテレビ東京を代表して言わせてもらってますけれども」
山川「ね」
南原「そうですか、すみません。ありがとうございます」
出川「今回は生活の不思議」
南原「お、この番組に近いじゃないですか?」
大橋「テーマですね」
出川「生活の不思議を使ったマジックをお二人に見てもらおうと思いまして」
南原「へぇ」
出川「はい」

ナレ「出川係長が用意した生活の中の不思議を使った科学マジックとは、一体どんなものなのか?」

南原「何コレ?」
出川「これは何の変哲もない鍋ですけれども」
無言でカンカンと鍋を叩く南原さん。
出川「蓋を開けてみましょうか?」
出川さんが蓋を開けようとすると、南原さんの背中の辺りに「注目」とテロップ。
大橋「はい」
鍋の蓋を開けただけなのに、自然と後ろに数歩下がる南原さん。何もなかったので、また戻る。
出川「今ちょっと怖がったね?」
南原「怖かった」(ぼそっと)
笑い声。
出川「(三瓶さん、山川さんに)気が弱いだろ?」
照れ笑いの南原さん
出川「確実に下がったよね? 今ね?」(追い討ち)
南原「何が起こるかわからないから、バラエティーは」
大橋「はい」

ナレ「蓋を開ける瞬間、鍋から遠ざかる南原さん」
スローで映像が流れる

出川「これ、鍋の中に何の変哲もない砂が入ってますけども」
南原「砂なんだ」
出川「ここに、このビー玉をこの砂の上にのっけて、別の物に変えてみせましょう」
山川そんなこと出来るんですか? 係長」
南原「別の物?」(出川さんが持っている赤いビー玉を触る)

ナレ「出川係長の科学マジックとは砂の入った鍋にビー玉を入れて、別の物に変えるというもの」

大橋「ここに何も入ってないんですか? 入れてもいいんですか、手?」
出川「入れる必要はないよ」(慌てて)
大橋「なんで」
南原「なんでだよ」
無理やり砂を触ろうとする二人。必死に防ぐ出川さん。
コンビプレーで、南原さんの手が砂に届くが、なんとかのける出川さん
出川「触るな! 入ってないから!」
三瓶さんの頭を叩きながら、
出川「お前が止めろよ。暴走するんだから、この2人は!」

気を取り直して。
出川「なんの変哲もないビー球ですね? これを砂の真ん中におきます」
白い砂の上に、赤いビー玉が乗ったのを見て
南原「うまそう。うまそう」
山川「本当だ。梅干。日の丸弁当」
出川「見てください。蓋を閉めます。そして、なんと別の物に。行きます! せーの」
鍋を勢いよく回す出川さん
出川「さぁ、ナンチャン。蓋を開けてごらんなさい」
南原「別のモンに?」
三瓶・山川「おおーっ」
南原「あれ?」
左手でピンポン玉をつかむと、右手は砂の中へ。
南原「あった! あった!」
ビー玉を発見。手を叩いて大喜びの大橋アナ。
出川「まぁまぁまぁ。あったけれどもね」
大橋「でも何で上がってきたのか、ちょっと不思議ですね」
出川「おっ、良いフリしましたね。三瓶、教えてあげなさい」
三瓶「おそらく…本当の手品なんじゃないですか、これは」
笑う大橋アナ
南原「面白い。三瓶、面白いから金やるよ」
財布からお金を取り出す南原さん
南原「二千円上げる」
慌てて、その財布を取り返そうとする出川さん
大橋「珍しい! 珍しいですよ」
出川「俺の財布だよ! 俺の財布」
必死で奪い返そうとする出川さん
三瓶「見たことある」
南原「せこい、せこい」
出川「(三瓶さんの頭を叩いて)お前がちゃんと説明できないからだよ、お前ダメだ」
三瓶「すみません」
出川「山川くん」
山川「はい」
出川「何故、こうなったんだか説明してあげなさい」
山川「(完全にカンペ目線で)これはですね、比重と浮力の関係で重いビー玉が砂の下に隠れて、ピンポン玉が上に上がってきたんです」
南原「ほぉ。これ見たほうが判りやすいよ」
カンペのスケッチブックを取り上げる
出川「ダメ、ダメ」
山川「これ、山川の役目だから」

ナレ「そう、これは比重と浮力を利用した科学マジック。鍋を動かすことで、砂の中に隠してあった比重の軽いピンポン玉が浮いてきて、比重の重いビー玉は隠れてしまう、というわけ」

出川「これが実際の生活にどういう風に関係してるんだ」
山川「あの、わかりやすく説明させていただきますと、家庭にある食塩とゴマをあわせてごま塩を作ろうとすると、このように分かれてできないんですよ。それはなぜかと申しますと、ゴマよりも塩の方が比重が大きいため、塩が下にいって、軽いゴマが上にきちゃう」
南原「はー、はいはい」
山川「混ざらないわけですよ」
南原「なるほど」

ナレ「市販のごま塩が均等に混ざっているのは、塩の粒を固めて体積を大きくし、ゴマの比重とあわせているから綺麗に混ざる、というわけなんです。さっそく、大橋アナが比重と浮力を利用した科学マジックに挑戦」

大橋「このビー玉を上に置く。で、これ(蓋)を閉めて。これ、回すのは何かコツがあるんですか?」
出川「いや、自分の…」
大橋「普通に回すだけですか?」回し始める
出川「揺れて! もっと揺れて」
南原「まだまだ。シャカシャカシャカシャカ」
出川「もっと思いっきり。もっと思いっきり揺れて!」
南原さん、出川さんの横に移動して、後頭部につっこみ
山川「言葉つきがなんかヤダ」
大橋「(もう良いですか、みたいなこと)」
出川「良いかもしれません
蓋を開けると、瓶のようなもの出現。
南原「これ、何?」
瓶のようなものの蓋を開ける南原さん。
南原「何だ、これ?」
山川「なんだろう? 何出てきたんだろう?」
何か、筒状に丸めた紙のようなもの。
南原「あ、何これ。うわっ」(嫌そうな顔)
出川「何?」
大橋「うわー」
南原さんが広げたのは、出川さんと奥様の写真。
出川「なんだよ、それ」
南原「すごいマジックだな」
三瓶「すげー」
南原「もっと回せ、もっと出てくる!」
山川「何が出てくるんだろう」
出川「びっくりしたー」
南原「この人(奥様をさして)に対して、あなたがファンみたいな感じ」
大橋アナにプレゼント
大橋「ありがとうございます。わぁ、美しい方ですね」
出川「本当に止めてください」


別のコーナーを挟んで、後半

ナレ「教えてウルトラ実験隊の南原さんに生活の中の不思議を使った科学マジックを披露」

出川「さぁ、なんとこのビニール袋に入っているのはオレンジジュースですが、これに鉛筆を刺しても」
南原「え?」
出川「オレンジジュースがこぼれてこない」
南原「マジで?」
出川「はい」

ナレ「なんとオレンジジュースの入ったビニール袋に鉛筆を突き刺しても中身がこぼれない、という科学マジック」

出川「行きましょう」
三瓶「すごい、すごい」
出川「ハッ!」
ビニール袋を右手に、左手に鉛筆を持つ出川さん。またひっそりと後ろへ下がっていく南原さん。
なかなかやらずに「ハッ」気合を入れ続ける出川さんに、南原さん後頭部につっこみ。
南原「やれよ、早く」
出川「これ失敗したらさ、ちょっと大変だからさ」
南原「ハッ、ハッ、うるせーよ」

出川「せーの、ハッ!」
ようやく鉛筆を刺すと、中から溢れてくるオレンジジュース。
南原「こぼれてんじゃねーかよ。がばがばこぼれてんじゃねーかよ」
隠そうとする山川さん、三瓶さん。
山川「見ないで!」
出川「ハプニーング、ハプニング」
慌てて、ジュースを手で止めようとする出川さん。
南原「待って、待って、そういうときはね、この水晶玉でこの穴のところ止めようよ」
大橋「あ、なるほど」
袋にあいた穴に何かを詰めている南原さんの手のアップ。
大橋「あ、良いですね、これ」
三瓶「止まった」
大橋「止まった」
一瞬だけ止まるが、再び流れ出すオレンジジュース。
出川「あー、ダメだ、ダメだ」
困ったように笑いながら、何かを手にしている南原さん。一瞬だけつめたか、詰めたフリだけしてた?
もしくは、水晶の入った袋だけを持っているのかも。よく見えない。
出川「それ、俺のじゃねーかよ」
何故か、みんな拍手。
出川「ちょっと、待て。南原。それ、お守りだから。偉い人にもらったの」
山川さん手を叩いて笑っている。

実験再開。
出川「これ、成功させないと。これ、ビニール袋がよくないんじゃないか、三瓶」
三瓶「そんなことないんですけどね」
出川「なんで失敗したんだ?」
笑いだす大橋アナ。三瓶さんと山川さん、出川さんを指差す。
山川「自分でしょう」
新しいオレンジジュースの入った袋と鉛筆を手にする出川さん。
出川「せーの」
今度は、鉛筆がささっても確かにジュースはこぼれない。
出川「ほら!」
自慢げに持ち上げるが、鉛筆の位置までジュースがないのを見た南原さん、
南原「これ、微妙なところ刺してない?」
ジュースが鉛筆にかかるように直すが、やっぱりこぼれない。疑って、顔を近づける南原さん。
山川「すごい、すごい」
三瓶「すごい」
大橋アナ、山川さん、三瓶さん拍手。
山川「係長、ステキ〜」
出川「どうですか?」

ナレ「それでは成功の瞬間をもう一度。鉛筆が貫通したのに、ジュースがこぼれていない。科学マジック、大成功!」

南原「すごいな」
出川「これはなんでビニールにアナが空いてるのにジュースがこぼれないかというと、三瓶。説明してあげなさい」
山川「お願いします」
三瓶「これはですね、多分、水圧がうまいことなんてんじゃないですか?」
出川さん、後頭部につっこみ。
出川「はい、山川」
山川「これ、ポイントはですね」(カンペに目線)
山川「袋がポリエチレン製っていうのがポイントでして、ポリエチレンはですね、熱すると縮む。そういう性質を持っているわけです。これ、穴の部分がぎゅっと」(握りこぶしをつくる)
南原「思いっきりいかないとダメなんだ? 摩擦しないとダメなんだ」
山川「摩擦しないといけないんです」

ナレ「そう。鉛筆を突き刺したときの摩擦熱でポリエチレンが収縮し、鉛筆と密着。これでジュースがこぼれない、という訳」

南原「でも、これまるっきし生活とは関係ないんだけど」
出川「いやいや、これ、生活とは関係ありますよ」
山川「寒いときにセーター着るとね、洗うと縮むじゃないですか。摩擦の原理によってなんです」
南原「無理矢理だね、無理矢理だね」
出川「いやいやいや、すばらしい」
山川「素晴らしい、素晴らしいマジックですよ」
出川「これは簡単だから、これは是非2人に挑戦してもらいたい」
山川「あ、良いですね」
南原「やる? いいよ、いいよ。やろうか」

ナレ「この科学マジックに、まずは大橋アナが挑戦。思いっきり刺さないと失敗してしまうぞ」

大橋アナ、ものすごい鉛筆を振りかぶる。慌てて遠ざかる南原さん。「おー」と声がこぼれる。
出川「思いっきり過ぎない?」
南原「この子にナイフ持たせんな。この子、すごいわ」
大橋「思いっきりいかないと。行きます。行きます」
袋に鉛筆が刺さる。一発で成功。拍手。
大橋「やりました〜」
出川「ゆっくり手、離して。すばらしい」
山川「すばらしい」

ナレ「大橋アナの気合の一撃をもう一度。勢いよく刺した鉛筆からジュースは一滴もこぼれず、見事科学マジック大成功」

出川「これ、大橋さんが出来たということは、これはナンチャンにもやってもらわなきゃいけませんね」
山川「そりゃ、そうですよ」
南原「え、この実験、信じてます?」
出川「信じてます。100パーセント」
南原「100パーセント?」
出川「100パーセント」
南原「100パーセント?」
出川「100パーセント、大丈夫です」
南原「OK。じゃ、ここに顔やっといて」
出川「良いですよ、全然。絶対失敗するわけがないから」
テーブルの上につっぷす出川さん。
南原「怖いな」
出川さん、正面のカメラと会話。
出川「俺のカメラ、こっちね? はい」
肩をつかんで、出川さんを起き上がらせる南原さん。
南原「リアクション、確かめないで」
山川「ステキ、リアクション芸人さん」
出川「普通にやれば、絶対失敗しませんから。お願いします」
南原「俺が良いって言うまで、じっとしといてよ」
出川「ちゃんとやってよ?」
南原「わかった、わかった」
思いっきり右手を振りかぶる南原さん。
南原「怖っ。いくよっ」
出川「はい」

ナレ「ナンチャンは成功するか?」
CM

ナレ「鉛筆串刺しの科学マジックに南原さんが挑戦。果たして、成功なるか?」

南原「怖っ。いくよっ」
出川「はい」
思いっきり突き刺すが、ジュースはこぼれない。成功。
南原「おぉ! 成功したよ」
言いながら、鉛筆を抜いてしまう南原さん。出川さんの頭の横を勢いよくこぼれだしたので、位置を調整。
頭にジュースがかかり、逃げ出す出川さん。
出川「冷てっ!」
南原「成功・・・」
出川「冷て。失敗したの? どうしたの?」
南原「離しちゃった」
山川「離しちゃった〜」
出川「離すなよ! 離すなよ」

ナレ「問題の成功シーンをもう一度。見事ジュースは一滴もこぼれず、科学マジック成功。しかし。南原さんが鉛筆を抜いた瞬間、係長の頭にジュースのシャワーが! あまりの冷たさに大暴れ」

出川「離すなよ」
南原「嬉しくて、離しちゃった」
出川「なんで、なんで・・・。甘〜い。甘い」
三瓶「オレンジジュース」
山川「でも成功したのは実証しましたね。すごーい」
拍手。
出川「成功は成功?」
南原さんに近づいて、小声で。
出川「ある意味、ありがとう」
南原「どういたしまして」

出川「今回はこういうマジックを見せましたけども、なんか今日が収録一発目だということで」
南原「そうです」
出川「どうですか? 収録、やってみて」
南原「勉強になりましたね。目の前で実験して。料理とかする?」
山川「しますよ」
南原「調味料の美味しい期限って知ってる?」
三瓶「え、知りたい」
出川「聞きたいよね」
山川「聞きたい、聞きたい」
出川「生活に役立つもんね」
南原「火曜8時から」(ドラえもん風?)
出川「あー、気になる」
大橋「教えてウルトラ実験隊。番組を見ていただければ、あっと驚くような感動があります。勉強になります。是非、ご覧ください」
三瓶「はい、OKです」
出川「お前が出すな。お前がなんで出すんだよ」

番組の予告が入って、
終了。

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